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HSP妻と非HSP夫

わたしは、非HSS型HSEです。
スコアは113でHSP度強めと診断されました。
診断の結果、夫は非HSPでした。
HSPの妻とそうでない夫とがどのようにして
お互いを理解し、お互いに心地よい関係を
築けるかをお話したいと思います*

非HSS型は刺激を求めないという意味で
HSEは外向的なHSPを指す言葉になります。

その通り、わたしは現状維持バイアスが強く
刺激や変化は求めません。
むしろ苦手です。
オーソドックスなHSPと違うのは
外向的な部分で、これは人に会って元気が出るタイプらしく
これまた診断の通りです。

主人は刺激を求めるエネルギッシュなタイプで
海外に移住したいとか、
全く知らない環境に身を置いてみたいなんて
思うタイプでわたしとは全く違います。

わたしが今までに出会ったことがないタイプで
まったく一目を気にしなかったり
裏表がなく、思ったことしか言わない。
他人からの言動もポジティブに受け取るか
あきらかにネガティブな内容でも
全く気にしないという感じで
わたしからするとあまり人間ぽくない感じに
映ることすらあります。
夫のように生きれる人のほうが少ないと思うけど
そう生きるのが自然なんだろうなと思ったりもします。

わたしは「こうあるべき」みたいな鎧を着て
長年生きてしまったので、
その鎧を脱いだらどんな自分になるのか
いつもすぐにわかりません。

なにか問題にぶち当たったり、気持ちが揺さぶられるたびに
本来のわたしの心はなんと言っているのかを確認したりします。

前置きが長くなりましたが、この通りわたしたち夫婦は
お互いにお互いの感覚がよくわかりません。
たぶん「これが普通」と言う定義が一致してない事柄も多い。
だからすれ違ったり喧嘩に発展することもあるのだと
思います。

ただ幸運なことに、二人とも自分の考えで完結せず
書籍やその分野に長けた人の言葉を勉強する癖があります。
男と女の違いやうまくやっていく方法みたいな本も動画も
数多く出ているので、そこから学び、実践しています。

わたしの心がけていることを5つ紹介します*

①欲しいリアクションを話す前に伝える
 
 わたしは夫に話を聞いてもらったあと、
 自分の欲しいリアクションがもらえないと
 がっかりしたり、悩んだりします。
 なので、最初に欲しいリアクションをリクエストします。

 例えば、
 共感してほしい
 褒めてほしい
 慰めてほしい
 解決のためのアドバイスがほしい
 など、、

 自分の思いは相手にはなかなか伝わらないもので
 夫は察するとか、苦手な人なのでストレートに
 お願いをすると、嘘になるようなことでなければ
 必ず要望に応えてくれます。

②相手の耳に入りやすい言葉を使う

 特性が正反対の夫には
 わたしの良いが通じないときもあります。
 それゆえに本題が耳に入らなくなっては
 本末転倒なので、夫にわかりやすい言葉を
 経験から理解しているので、その言葉や
 言い回しを使うよう心がけています。

 例えば、
 あなたに変わってほしいとか
 わたしが正しいとか言いたいのではなくて
 ただわたしの中でモヤっとしてしまったから
 聞いてほしいだけなの、という前置きをすると
 だいぶすんなり耳を傾けてくれます。
 
③絶対に自分に置き換えない
 
 これはわたしが夫の話を聞くときに心がけているもの
 なのですが、
 話を聞くうちにこう言おうとか、わたしならこうする
 とか、話の主役を自分に変換して聞いてしまうときが多々あります。
 わたしと似た者同士ならまだ良いですが
 夫は真逆なので、自分に置き換えることほど
 参考にならないことはありません😓

 それどころか、まるでわかってないと
 聞こうと寄り添っていた気持ちさえ否定されます。

 それは後々にも自分に重く覆いかぶさるストレスに
 なるため、それだけは避けたく、
 いつもとにかく話に耳を傾け、
 わたしならではなく、彼はこう感じたんだな
 とか、彼の中の優先順位はどこなのかな?と
 集中して考えながら聞いています。

 わからないことに関しては、勝手に憶測で判断するのでは
 なく、本人に確認します。
 こうすると、アドバイスを求められたときにも
 そう外れていない意見を言えるので大切だなと思います。

④別々の人間だと肝に銘じる
 
 夫がわたしの感覚に立てることはたぶんないので
 わかり合える部分ももちろんあるのですが
 もしわからない、そうしない、とか意見が分かれたら
 それはそのままにして無理にどちらかが合わせたりは
 しません。
 お互いに違うということを認め、必要なときには
 妥協案を一緒に探します。
 わたしが正しくて夫が間違ってるとなってはいけないので
 わたしも夫も間違ってないけど、それぞれを尊重しようね
 という感覚に立てるように努力しています。

⑤HSPではない彼の特性をわたしも受け入れる

 わたしは一人の時間が欲しかったり、
 人がいると疲れやすかったりしますが
 夫はそうではないので、
 誰かにそばにいてほしい夫の気持ちも理解しないとな
 と思っています。
 特に子供がいる時間はわたしは子供にかかりきりに
 なりますから、わたしが一人の時間を持てるような
 時間帯に、夫も夫婦のコミュニケーションの時間を
 欲しがりますので、それには、しっかり応えるように
 心がけています*


すべて些細なことですが、その場で実践するのは
以外と難しく、わたしには訓練が必要でした。
何度も頭や心に叩き込んで、うまくできなかったときの
結果を分析して、今日に至ります。

少し面倒に感じるかもしれませんが、
コミュニケーションですれ違ったり、
心が離れたり、
そんなストレスを感じるくらいなら
わたしにとってはラクなもんでした😊

HSPに限らず、夫婦間のコミュケーション等で
悩んでいる方にも、少しでもお役に立てたら嬉しいです🌸

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