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日本語教師になって1年、担任になりました①

こんばんわ。
新米日本語教師のマリです。

日本語教師として働いて1年で、はじめて担任をさせてもらって、思うことについてお話します。

ホントは区切りがいい3月末にでも書こうと計画していたのだけど、学生の進路相談や期末テストの作成で、いろんな意味でハイになっている、今の気持ちを残したい!と思い、自己満足のために残します。
ちなみに私の雇用形態は、日本語学校の非常勤講師です。給与などに関しては、②で書きたいと思います。

このクラスの担任になれてよかった1

まずは「クラスのカラー(雰囲気)」です。こればかりは、運だよな…と思います。
コロナの影響でなかなか来日できなかった学生たちなので、「やっと日本にこれた!」という気持ちがあるのか思います。でも、それとは関係なしに、学生一人一人がとても明るくて、発言が多いクラスなんです。
ちょっとした問いに対して我先に答えようとするし、それを聞いて学生同士つたない日本語でツッコミをいれていたりと、とても楽しいクラスです。教室の構造の関係で縦に長く座席を配置しなければならないのですが、後ろからもしっかりと声が聞こえてきます。

控えめな学生が多いクラスだと、理解しているだろうに返答がなかったりします。日本語教師になりたての頃はクラスカラーがあることをよく分かっておらずに、返答がなくて「私の授業が悪かったかなぁ…」といつも落ち込んでいました。

私が担任をしているクラスは2022年度で1番最後にスタートしたクラスなので、文法や語彙はまだまだ少ししか勉強していません。でも、学校全体での行事や課外活動などでは他のクラスよりも大きい声で発言し、よくわかっていないのに最初にアクションを起こしてくれます。

元気すぎて収集がつかないこともしばしばありますが…ほかの先生から困っているという話を聞かないので、にぎやかさをコントロールできないのは私の力不足でしょう

このクラスの担任になれてよかった2

明るいだけではなくて、素直で優しい子が多いです。
新入生を持ったことがないのでわからないですが、無断欠席をする学生が今のところいないです。というか、熱があっても、体調が悪くても、とりあえず学校に来ます。コロナもインフルもあるから、熱があったら休んで…と思うのですが。

私が担任をしているクラスは、渡航時期の関係などで、ネパールが9割、ベトナム1割のクラス編成です。なのでネパール語が飛び交う時もあるのですが、ベトナムの学生は気にした様子もなくなんだかひょうひょうとしています。また、ネパールの学生とベトナムの学生がちゃんと交流しているのは、良かったなぁと思います。クラスによっては休み時間は国籍ごとに固まって、交流は少ないなど聞きますが、うちのクラスはネパールの学生が積極的にベトナムの学生に話しかけて、楽しそうに話している姿をよく見かけます。

学生に救われる日々

そんな明るくて、素直な学生が多いので、私はどれほど学生に救われているのか、と感じています。初めての担任で右も左もわからず要領も悪く、全体を見られてるとは思いません。学生の進路相談にのってあげたくても、私自身がよく知らないからできるアドバイスは少ないし。。。書初めや節分など日本事情の授業も初めてで、上手く行えないことも多々ありました。
が、学生も初めてのことで比較対象となる上手な先生を知らないので(笑)
いつも私の不出来な授業を楽しそうにうけてくれて、「毎日、マリ先生ならいいのに~」と言ってくれます。

私が基本的にいつもニコニコとしているので、「この先生はおこらんのやろうな」と若干なめられているな、と感じる部分はあります。しかし、声を大にして怒らなければならない事態にはなっていないので、そういった面でも学生には感謝しています。

おわりに

初めて受け持ったクラスということがあり、だいぶひいき目で愛着があるのが自分でも分かります(笑)
もうすぐ期末試験。成績証明書に記載されるものなので、学生たちには少しでもいい点数をとってもらえるように、と親心爆発です。ホントは一人ひとりと向き合って、それぞれの苦手な部分を教えてあげたいくらい。それができないのが残念です。

今回はよかったこと多めに書いたので、3月には担任になって大変だったことなど振り返りながら、結局、担任ってどうなの?ということを書けたらと思います。
クラス自慢にお付き合いありがとうございました。

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