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「売り場」と「買い場」

皆さまこんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。

今回は売り場についてのお話です。
突然ですが皆さまは、お店に行った際、買う予定が無かったものをついつい買ってしまった経験はございますか?

私は「ドンキ」さんや「北野エース」さんに行くと、売り場を見ているうちに2個3個とついついカゴに商品を入れてしまいます。「ワクワク」するような売り場作りが施されており、“あっ。これ美味しそう(これいい匂い)。一回買ってみよう”と感情が刺激され、ついつい買いたくなる売り場なのです。


「売り場」と「買い場」の存在

そもそも「売り場」と「買い場」では何が違うのでしょうか?
どちらも「売り場」なのですが、売り方や魅せ方によって「売り場」が「買い場」に変わります。

「売り場」は売り手側(お店)目線の売り場を指します。
売価だけが提示されており、ダンボールで山積みにされた状態。通路幅が狭くなり、回遊性が悪くなります。
また、高く商品が積まれている為、お客様からすれば商品が取りにくい状態のことを指します。

「買い場」は買い手側(お客様)主体の売り場。
POPを掲示したり、お客様の目に入る場所に商品を配置する。手に取りやすい位置に陳列するなど様々な工夫を凝らしたお客様目線の売り場を「買い場」と呼びます。
商品を見た瞬間に、感情が突き動かされ“買いたい”と思っていただける売り場を指します。

こだわりポイント

自分中心なのか、お客様中心なのか。
ここが1番のポイントになります。
商品を置いているだけだと売れる数に限界があるので、お客様が求めている情報を提示する必要があります。

実際にお店へ足を運び、売り場を見た際、とくにここがスゴイ!と感じたポイントは、実際にスタッフが商品を使用した「使用感」や食材であれば、その商品に合う「メニュー提案」をPOPに記載しています。
その商品の特徴を分かりやすく、明確に伝えることでお客様は「ワクワク」したり、「買いたい」「また来たい」という感情が動くのです。

誰が買うのか

結論、お客様が買うのです。
お客様が買う予定もしてなかったのに、感情が突き動かされ思わず買いたくなる、買ってしまうような売場こそ「買い場」になります。

まとめ

「買い場」は、お客様目線の売り場で、お客様が思わず「ワクワク」したり「買いたい」「また来たい」と感情が動くという点がポイントでした。
冒頭、紹介した店舗がお近くにありましたら是非、売り場を1度見ていただきたいです。
売り場作りの参考になりますので、是非足を運んで下さい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。これからも発信していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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