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#3 心理士さんの前で、泣いちゃった…【大人の発達障害(ASD)検査れぽ】

こんばんは。もち大福です。
昨年12月に鬱病を発症したアラサー女です。

私が、発達障害(ASD:自閉症スペクトラム障害)の検査をしたときのお話です。
今回は知能検査が終わった後の面談(ヒアリング)編です。

前回はこちら⇩

最初から⇩

心理士さんの前で、泣いちゃった…

知能検査が終わった後は、軽く面談(ヒアリング)があった。
苦手だと感じること・逆に得意だと感じること・
自分がASDだと感じた理由(エピソード)などを聞かれた。

いざ話してみると、今までASD(らしきもの)で困った経験は沢山あるのに、
全然うまく説明できなかった。(いわゆる“コミュ障”が出てしまった)
今後検査を受ける方がもしいたら、話したいエピソードは、あらかじめまとめておいた方がいいかもしれない。

ヒアリングが進む中で、私は「ASDと診断されないことの方が怖い」と正直に話した。今までの苦しみ全て、自己責任になってしまうことが恐ろしい、と。

すると、心理士さんは「発達検査はあくまで、今後生きていく参考にするもので、白黒(ASDか否か)は重要ではないんですよ」と言った。
その言葉が、昔の親の言葉と重なった。

高校生の頃、親に「やっぱり、私は発達障害なんじゃないかな?私、変な、おかしい子だと思う」と泣きながら訴えたことがあった。
親は「ASDだったことがわかって、なんになるの?ASDでも、
どうせこの世の中で生きていかなきゃいけないのは変わらない。
頑張って生きていくしかないのよ。
」と切り捨てた。

頭ではわかっている。心理士さんと親では、ニュアンスも、意味も何もかも違う。それでも、心理士さんの言葉が、非常に冷たく感じられた。
生きている以上、生きていくしかない
この事実が、どうしようもなく残酷だ。
ASDであると診断されることで、今までの苦しみに、理由と赦しを得ることしか、もう希望が無くなっていた。
涙を流し、私はもう、ASDの特性(らしきもの)を隠してまで、取り繕ってまで生きていくのは辛い。消えてしまいたい。と心理士さんに訴えてしまった。完全に八つ当たりだ。

そんな私の話(とも言えない泣き言)を、心理士さんは静かに頷きながら聞いてくれた。
受け止めてもらえたことで我に返った私は、謝罪し、部屋を後にした。

検査の結果は2月上旬に出る予定だ。
気になって仕方がないが、できることは待つだけ。

最終的な結果が出たら、またここでお伝えしようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

2022/2/21 結果が出ました!⇩


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