[情報共有]職場の情報伝達 前編
誤解ばかりの情報伝達
仕事をしてると、連絡というのは必ず必要になってくる。あーしてほしい、こーしてほしい。
しかし、頼んだことや指示したことと異なることをやってしまう場合がある。それだけならまだしも、指示したことをやらないことも多々ある。
伝わらないものは伝わらない
記録に残して、言葉で伝え、写真やイラストで残している。
それでも、指示した通りにはやってくれない。伝わらないものは伝わらないのだ。
何故、伝わらないのか
言葉は簡単に。短文で平易にする。子どもが分かる程度にする。写真も見やすい場所に置く。
それでも伝わらない。
そして、伝わらなかったことについては伝達した方の責任にされる。
何故、伝わらないのか。
はっきり言おう。指示を受ける人間が悪いのだ。
指示を受ける人間が悪い
大事だから2度言った。コミュニケーションというのは本来双方向であるものだ。伝える側がどりょくをしているのに対して、伝わる側が努力を放棄していることが悪いのだ。
指示についてはいくつかの方法で届いているはずだ。しかし、無視をするのであれば、指示の通りやらないのは故意ということになる。
指示を受ける人間の理解力を超える指示ならば、指示を出した人間に問題があろう。しかし、社会人であれば有しているレベルの言語能力や視覚認知能力を超えない範囲での指示であろう。それが守られていないならば、指示を受ける人間にこそ、問題がある。
管理職の問題点
管理職は指示を出す側のみに責任を押し付けるだけだ。改善案を提示するわけでもない。改善案を提示したとしても、すでに行われていたり、的外れであることが多い。
それは、「指示が通っていない」という事実のみにしか注意が向かず問題点を多角的に考察する気がない、あるいは能力がないことを意味する。
指示出しした部下からみれば、自分の方にばかり責任があるように言われるのだ。不公平感も募るだろう。
指示が守られない=指示を出した部下が悪い ではなく、指示を出された側の問題点も分析して改善に努めることが管理職の仕事ではないのか。
どの職場であっても部署間、部署内の情報伝達や情報共有はじゅうような課題である。
それを公平に、多角的に分析して改善に努めないということは管理職としての資質のみならず、企業に所属する者としての資質も疑問視せざるを得ない。
次回
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