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先日、大阪市都島区にある、藤田美術館へ行って
きました🚃
美術館のコレクションは、明治時代に活躍した実業家、藤田傳三郎と、息子の平太郎、徳次郎によって
築かれました。

藤田傳三郎は、能や茶道にも造詣が深く、特に茶道具に対する鑑識眼は卓越していました。藤田美術館では、
絵画、書、仏教美術、古代の青銅器、漆器、染織、
茶道具など、約2,000件の美術品を所蔵🖼


古染付桜川平水指(こそめつけさくらがわひらみずさし)


茶の湯で使う道具で、水指と呼びます。
飲料水を入れ、客のいる茶席に持ち出すための
容器です。
中国江西(こうせい)省にある景徳鎮窯(けいとくちんよう)で作られました。
景徳鎮窯には国家が運営する官窯(かんよう)と民間が運営する民窯(みんよう)がありましたが、民窯で
作られたと考えられています。
明時代末頃、天啓(てんけい)年間(1621〜27)とその前後の時期と思われます。
祥瑞(しょんずい)の直前の時代になります。

桜の模様ですが、中国で作られました。
日本から茶道具として注文したと考えられています。
中国から輸入されたという確固たる記録はありませんが、景徳鎮では古染付や祥瑞の日本向け磁器の破片が
発見されています。

古染付とは、染付の古いものを指します。日本でつけた名前で、一説には近代になってからつけられたとも言われる新しい言葉です。
染付は白磁に酸化コバルトを用いて絵付けされた焼物全般を指しますが、この中で古染付は天啓(てんけい)年間前後に日本向けに中国で作られた染付磁器を指しています。江戸時代は南京染付などと呼ばれていました。

この水指の模様は、中は桜の花ですが、外は波が
描かれています。
桜川は、桜と外の波を併せた名前です。
でも、日本人が思う川の流れよりも、激しい波です。
一説には、白抜きの桜と染付の桜は、陰陽を表現して
いるとも言われます。
水指に水を入れると、器に描かれた桜が浮いている
ように見えるとも、咲き誇る桜が川面に映るように
見えるとも言われます。




唐織とは、横糸に色糸を用いて、多彩な文様を縫取織(ぬいとりおり、文様をあらわす色糸を部分的に用いる技法)であらわした織物、 またはその技法のことを
いいます。
唐織は、能で用いられる衣装である能装束のなかでも、とりわけ豪華なものが多く、主に女役の表着(うわぎ)として使用されました。


重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切)


多宝塔

江戸時代初期、高野山光臺院に建立されたもので、
大正7年頃には大阪の藤田家庭園に移築されました。
江戸時代初期の多宝塔として、形状や技法、文様が非常に珍しく、貴重なものである事が判り、2022年5月に
大阪市の指定有形文化財に指定されました。


エントランスの土間エリアに、「あみじま茶屋」が
あります。自然光が差し込む明るく開放的な空間で、
お団子と本格的な日本茶が頂けます。
焼きたての餡子と醤油味のお団子🍡…食べるの楽しみに
していましたが、売り切れでした😅
また、紅葉シーズンに来たいなぁ🍁
多宝塔の紅葉を眺めながら、お団子と抹茶を
味わいたい🍵
楽しみ🎶楽しみ(*´∀`*)🌻


最後までお読みいただきありがとうございました💕


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