見出し画像

笑顔

あなたは最近いつどんなことで笑いましたか。
毎日、仕事や家事、育児に追われてしかめっ面になっていませんか。

先日、友人とスタバを訪れた際にほっこりするような出来事がありました。

スタバでドリンクを受け取るのを待っていた時、一冊の絵本に目が留まりました。

活字中毒の私がその絵本を読まないわけがありません。

『君だってサンタクロースかもしれない』
鈴木おさむ 作
伊豆見香苗 絵

主人公の笑太(しょうた)という男の子が去年のクリスマスにサンタさんがこなかったことを話す場面から物語が始まります。
笑太(しょうた)は、最近、両親や友達がぜんぜん笑っていないことに気づき
みんなを笑顔にする作戦を実行するというお話です。

気になる方はWeb上でも読めるので是非チェックしてみてください。
https://www.starbucks.co.jp/cafe/be-a-santa/book/

それはさておき、その絵本を読んだ直後に店内にいた男の子が店を出てガラス越しに帰り支度をしている母親と兄弟を見ていました。
私のすぐそばで待っていた男の子と目が合うと男の子は良いことを思いついたとばかりに、顔をガラスに押し付けて変顔をしだしたのです。

予想外の行動に友人も私も大笑いしてしまいました。

それを見た、弟と妹もしめたとばかりに店から飛び出して今度は三人で変顔をしだしました。

母親はとても肩身が狭そうに謝りながら子供たちと共に去っていきましたが、私たちの心はポカポカと温かくなり、

「こんなに笑ったの、久しぶりだね。」と話していました。

子供は本当に無邪気で純粋で、そんな姿に私たち、大人はいつも救われているのだなと感じました。

本当に笑顔って大事だなと思うと共に心があたたまる体験をさせてくれた名も知らない兄弟に感謝です。

寒いのが苦手な私ですが、肌寒くなってきたこの時期には人の暖かさをよりいっそう感じられる気がするので悪くないと思い始めています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?