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隠れたもの、隠されたもの

2023年5月25日 午後16時25分、長野県中野市の青木正道元市議会議長宅にて猟銃を持った青木元議長の息子による立てこもり事件が発生した。
長野の立てこもり男は議長息子か…女性2人を保護、現場近くで倒れている女性は救出できず(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
まずは、この事件の犠牲者である警部補・玉井良樹さん(46)と巡査部長・池内卓夫さん(61)、そして50歳代の女性に、哀悼の意を表したい。
この上で、筆者は本稿を始めることとする。
さて、これまでおよそ二週に亘って、週一回のノート更新を行っている訳であるが、今回も同様に、ゲマトリア数秘術を用いて様々な事象の分析(或いは恣意的な独断)を行ってみよう。
なお、筆者のゲマトリア数秘術による分析は、全て『日本人のためのゲマトリア数秘術』を基として行っている。無論、この著作を前提としないで読める様に本稿は設計しているつもりであるが、更にゲマトリアについて知識を得たい等の読者は、これを読まれたい。
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では、本稿の序として述べているあの悲惨な立てこもり事件について、早速であるが、ゲマトリア計算をしてみよう。
2023/5/25 16:25=33
33のゲマトリア数秘術的意味は、筆者の把握する限りでは
①嘘
②フリーメイソン33位階から、フリーメイソン関連の数字としてよく扱われる
であった。このことから、この立てこもり事件は、単なる片田舎の陰惨な殺人事件ではなく、何か別の、意図を持った事件なのではないか、と、筆者には思われた。特に、33は曰くの多い数字だ。様々な陰謀に関して、実しやかに囁かれてきたのが、この33という数字である。この度の事件も、恐らく、何らかの意味を以て、この数字が関与している様に、筆者には思惟される。
ことの重大さから見るに、①の意味で33が用いられていることは無い様に思われる。だが、可能性の一つとして、この事件が何らかの組織の「自演」或いは、「演劇」であった、という想定も否定は出来ない。何故なら、我々は、テレビジョンやスマートフォン等の「画面」を通じてしか、この事件を知らないが故である。つまり、我々は、「実際に起こったこの事件」について直接知っている訳ではなく、たかだか数mmの電子のシミの羅列や、あって数十cmの連続した画像を、直接知っているに過ぎないのだ。昨今では、いくらでも、これらを偽造できる。ディープフェイクか、或いは、そもそも事件自体が作られたものか。筆者も、数mmの電子のシミの羅列でしかこの事件を知らない以上、これらの可能性を否定出来ない。
或いは、嘘でなくとも33という数字の曰くから、何らかの組織が、この事件を何らかの符牒として起こした、ということも考えられる。33はフリーメーソン33位階の数字として名高いものだ。ただし、今回の事件がフリーメーソンが起こしたものとは、とても断定し難い。したがって、筆者にはこれが何の符牒かも分からず、あくまでも何らかの組織の関与を示唆するに留まるのであるが。しかし、この線は意外にあると、筆者は個人的に思っている。立てこもり事件の翌日、2023年05月26日 午後19時03分頃に千葉県東方沖にて地震が起こった。
地震情報 2023年05月26日 19時03分頃発生 最大震度:5弱 震源地:千葉県東方沖 - 日本気象協会 tenki.jp
これをゲマトリア計算してみると、
2023/5/26 19:03=33
奇しくも立てこもり事件のゲマトリア33と一致するのである。この実に不可思議な一致は、少なくとも筆者には偶然とは思われない(Coincidence?)。とはいえ、何の意図を持ってこれらの事象が引き起こされたのか、筆者には全く想定が出来ないのが、不甲斐ない話である。
だが、それはそれとして、こういった時に、筆者には、いつも採る戦略がある。折角noteの全体ビューの累計が800を超えたので、記念として読者にこれを開示しよう。端的に言えば
「事件に隠れたもの、そして、事件に隠されたもの、これらを追求する」
ということである。「事件に隠れたもの」であるが、今回の事件では、事件発生同日に衆院憲法審査会が開かれたことではないだろうか。
改憲発議にらみ事務作業も本格化 国民投票広報協議会 (msn.com)
この審査会では改憲発議のための事務作業の本格化が議論された様だ。国民の人権お取り下げの時機も、更にこれによって近付いたと言えるだろう。しかし、事件によって隠れた重要な情報は数多存在する。アメリカの債務上限問題やその他諸々……ともかく、様々である。何を隠したかは、とても特定し難い。「事件に隠されたもの」は、今回の事件で言えば、「事件の意図」であろう。これに関しては、恐らくだが、今後のマスコミの報道によって理解されることと思われる。例えば、銃規制の話題をマスコミがこの事件後に提起すれば、これが「事件の意図(の一つ)」であると考えられる。
ともかく、この事象群の意味を完全に理解するには、何れにしても少々の時間が必要である。事の趨勢を見守り、その上で判断を下すしか無い。
そのためには、虚心坦懐に物事を見る術が必要である。筆者の著作である『陰謀論の解体 情報の扱い方』を参考にしては如何だろうか。(勿論、この二文に「隠されたもの」は「著作の宣伝という意図」である。)
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