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キッシンジャー、中国に立つ

もう7月も下旬に差し掛かり、季節は夏、である。
季節が季節なだけに、現在の世界情勢も中々"ホット"だ。
早速だが、今週の時事分析を始めていこう。

まず、今週最も注目しなければならなかったのは、ある男の動向である。次の記事を御覧いただきたい。
キッシンジャー氏が渦中の中国国防相と会談 軍同士の対話、復活探る (msn.com)
100歳のキッシンジャー氏が習近平氏と会談 緊張続く米中の橋渡し (msn.com)
なんと、あの「キッシンジャー」が、訪中したそうである。大抵の場合、といっても経験則なのだが、この御年100歳の老地政学者が動くとともに、世界情勢は何らかの形で動く。特に、キッシンジャーの場合は、中国と米国の関係を取り持つ役割を担っている(というよりも自分の都合の良い様に両国家を動かす)のが彼であるから、少なくともここ一週間は、中国の動きを注意深く窺っていた方が良いだろう。必ず、何らかの動きがある筈である……と、筆者は当初書くことを予定していたのだが、筆者の目論見通り、やはり中国に動きがあった。

今日(2023/07/22)、台湾周辺で中国軍機37機と海軍艦船7機が発見された、という速報である。中国国防相との会談の後、時を置かずにこれであるから、キッシンジャーから中国へ何らかの「お達し」があったのかも知れない。表向きには、それは中国の行動への牽制であったとされるが、明らかにこの台湾付近での動きは中国の米国に対する軍事的挑発であり、極東の地政学的リスクを煽るものである。況して、この「世界地図を自由に書き換えられる男」は、コロナが駄目だったら第三次世界大戦で世界を火の海にしてやるという脅しをした人物である。何ら、極東のホットスポットを更に"ホット"にしても疑問は無い。台湾有事が頻りと不気味に囁かれている中、我々は一層の注意を以て中国と米国、そして台湾の動きを見なければならないと、筆者には思われる。

さて、これ以外にも実に興味深いニュースが今週はあった。次の記事を御覧いただきたい。

軍国主義日本だった頃の日本の、最大の闇の一つとも言える、「731部隊」の職員表が見付かった、という記事である。これが暴かれるとなると、相当な混乱が医学界と国民、いや、世界に齎されるだろう。これは噂だが、731部隊部隊員だった人間は、終戦後そのまま某国立大やその他大学の医学部に平然と復帰し、戦後医学界を牛耳ってきたようであるし、また、今回のコロナ騒動にも、731部隊が身分の保証と引き換えに米国に譲り渡した「遺産」が使われたのではないか、という噂もあり、或いは、ロシアが公然と発言しているウクライナの生物兵器研究所も例によって731部隊の「遺産」を受け継いでいる、という噂もある。
即ち、この731部隊に関する情報は、日本の医学界だけではなく、世界をも巻き込んだ大騒動になる可能性がある。無論、全てが暴かれるとは筆者は思わないし、また期待もしていないのだが。しかし、戦後、葬られた闇を垣間見ることが、たとえ眇たるものであれ出来るのではないだろうか。そしてその闇は、我々に必ず世界に対する見方の変更を迫る筈である。心構えだけは、事前にしておくと良いだろう。

また、731=11だとして、ゲマトリア数秘術における11の意味が「始まり」であることを考えると、この731部隊の暴露は、「戦後構造の解体」の嚆矢なのではないか? とも、筆者には思われるのである。何れにしても、この情報の齎す影響の行く末は、しっかりと見届けねばならない。

そういえば11というと、興味深いツイートがあった。これはコウメ太夫氏のものなのだが、

このツイートには、2つの重要な数字である「11」「17」が含まれている。筆者には、これがゲマトリア数秘術なのではないかと思われて仕方がないのだ。無論、コウメ太夫氏のネタであることも、大いに考えうるのだが。11の意味は先に述べた通りだが、17は、あのトランプ氏と関係の深い「Qanon」を表す象徴的な数字でもある。これはトランプ陣営、もといQanonの派閥に何らかの動きがこれからある、という意味の符牒であるのかも知れない。兎も角、米国にてトランプ氏やその周辺に何らかの動きがあった場合、このツイートの意味が分かる筈である。そうでなければ、コウメ太夫氏の「天才的」なゲマトリア数秘術的センスに脱帽するのみだ。

最後に、この発言について扱ってみたい。

一見すると、またバイデンの耄碌(もうろく)発言と思われるかも知れない。しかし、実は彼はああ見えて、こういった発言にゲマトリア数秘術的な暗号をよく隠す性癖が、筆者の見たところではある。このAIの部分だけをゲマトリア数秘術計算すると、10と60という計算結果が得られる。今回はこれを「60」として、その意味を考えてみたい。筆者はまずこの60を「6」「10」に分ける。そして、6の数秘術的意味を「受難の予告」、10の数秘術的意味を「高める」としてそれぞれ設定し、バイデンは「これから始まる何らかの艱難を警告している」のではないか、と筆者は推察する。この地政学的リスクが高まりつつある中では、一概にこの解釈が誤りであるとは言えないだろう。……とはいえ、これはあくまでも一つの解釈例である、是非、読者諸賢もこの発言の意を考えられたい。……とはいえ、本当にバイデンがAIである可能性も、なきにしもあらず、である。しかし、その場合は、もっと政治を上手くやっているであろう。それこそ、国連でも豪語できる程に。

今週の時事分析は以上となる。筆者が言うまでもなく、世界は着実に、しかも凄まじい速度で動いている。流れに取り残されないように、とまでは言わないが、少なくとも、マスメディアの流す下らない芸能人の事件や不祥事に気を取られるよりも、世界や政治に、ある程度時間を割いて積極的に目を向けることが、己の身を助けることとなるだろう。

追記
トランプ(Qanon)について言及したところ、この記事の投稿後、数時間でこれに関する情報が出てきた。

やはり何か、トランプ(Qanon)関連で大きなことが起こりそうである。

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