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予告

凍て付く寒気が舞い戻った3月上旬であるが、読者諸賢は如何お過ごしのことであろうか。筆者はそろそろあの大規模な日本への「攻撃」であった3.11の日を迎えるにあたり、複雑な心持ちである。実は、此処で述べるのは憚られることなのだろうが、敢えて言ってしまうと、筆者はあの大地震、惨劇の起こった時刻である14時46分に、2012年より始まった黙祷の合図に従って、黙祷をしたことがない。黙祷は、死者の安らかな眠りを祈るために、行うものだ。しかし、あの大地震が何らかの勢力によって意図的に、人為的に引き起こされたものである以上、あの大地震の死者は単なる自然災害の犠牲者ではなく、ある勢力に殺害された被害者である。その様な死者に対して安らかに眠ってくれと、我々が祈るのは、それも同胞である我々が両手を組むのは、筆者には異様に思われて仕方がない。彼等に安らかな眠りに就いてもらい、そして彼等の怨恨を難なくやり過ごそうと期待しているのは、この地震を起こした勢力の人間たちだろう。我々が黙祷してしまえば、彼等の様な人間に、迂遠ながらも協力してしまっていることにはならないだろうか? 少なくとも、筆者にはそう思われるのだ。故に、筆者は3.11には黙祷しないことにしている。代わりに、筆者は3.11の空を見上げて祈ることにしている。いつの日か、彼等に復讐するために、同胞よ、力を与え給え、と。
……筆者の余分な自分語りが過ぎてしまった様だ。早速だが、今週の時事分析を始めるとしよう。

まず取り上げるのは、次の報道である。

福岡銀行で取り付け騒ぎが起こる、との情報が神真都(やまと)Qという陰謀論集団(という名の支配層の手駒達)を中心にSNSに投稿され、それが広く拡散された、というニュースだ。結局、福岡銀行での取り付け騒ぎは確認されていないが、一説によれば実際にこれがあったとの情報もある。九州に居る筆者としては、身近で取り付け騒ぎが起きていないことからも、この情報が虚偽のものであった、と言いたいが、真偽の程は定かではない。というよりも、この神真都Qの流した情報の真偽というものには、筆者は興味を抱いてはいないのだ。それよりも、何方かといえば、この情報が流されたこと、それ自体の意味に興を唆られる。これを考えるにあたり、今までに起こった事象を概観してみよう。
まず、2019年に2024年7月3日付けで新紙幣が発行されることとなった。

一説によればこれは、新紙幣を発行することによって新円切り替えを行おうと目論んでいる動きであるとされる。
次に、昨今の日経平均の異常な高騰である。

物価の高騰や度重なる重税によって貧苦に喘ぐ国民は増えているが、その中でも株価だけは「好調」な様だ。一説によればこの株価は一時的に釣り上げられたものであり、日本人を投資へと誘い、ある程度の収穫が期待された時点で、日本人の投資をゴッソリと刈り取るための戦略であるとされる。しかしそうでないにしても、急騰に暴落は付き物だ。株価大暴落は人類の歴史上、特に珍しくもない事象であり、それに続くのは大不況であると、我々は知っている。したがって、今回の日経平均の急騰は、大不況の予兆であるとも、言えなくもない。
最後に取り上げるのは、銀行の不審な動向である。

ゆうちょ銀行が取り急ぎ硬貨を回収しようとしている。因みに新円切り替え等のデノミ政策の際に真っ先に狙われるのは紙幣であり、硬貨はそれの有している価値を存続することが多い様である。この銀行の動きは、硬貨を回収して紙幣を代わりとして市中に出回らせ、効率的にデノミ政策を行おうとしている動きであるようにも思える。新円切り替え等の影響については以下の記事を参照されたい。

また、以上挙げたもの以外にも、銀行屋の親玉であるロスチャイルドの当主が没した、ということもあった。

これらから考えるに、筆者にはどうも、経済が怪しい様に思われるのだ。日経平均の急騰や、今年7月に控える新紙幣発行、そして銀行による硬貨の回収、以上の事象は、株価急騰からの暴落による不況、それに連なる新円切り替えを暗示している様に思われる。そして、不況の最中に、銀行で起こるのは、他でもない「取り付け騒ぎ」だ。そういえば神真都Qは福岡銀行で「取り付け騒ぎ」が起こるという情報を流したのであった。これらを総合して、此度の取り付け騒ぎの報道を考えると、これは一種の「予言」であるのではないか、または将来の「仄めかし」ではないか、と、筆者には思われるのである。
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つまり、今回の報道自体が、支配層お得意の「予告プログラミング」である可能性がある、ということだ。予告プログラミングとは、事前に民衆にメディアを通して将来の出来事を仄めかし的に提示することにより、実際にそれが起こった時の行動を制御可能にする、という統治手法である。或いは、事象が起こった際のショックアブソーバーを事前に用意しておくのが予告プログラミングである、という表現も出来る。これを踏まえて、今回の取り付け騒報道が予告プログラミングであると考えた場合、未来にはこれが起こる可能性が高い、ということを示している。周辺の事象を考えてみても、確かに、銀行の取り付け騒ぎが起こる可能性が無いとは言えない。先週も述べた様に、突発的に生じる経済的事象には、要注意である。

さて、上の取り付け騒ぎ以外にも、今週はもう一つ、大きな報道があった。

なんと戦争屋ビクトリア・ヌーランドが退任する様である。これは大変大きなことだ。気になる後任だが、

対中作戦担当のカート・キャンベルである。ここに来て、ウクライナから極東へ、米国の対外政策の中心が移動したことが見て取れるだろう。台湾有事に警戒である。これに関してみれば、上記した

この報道は、一種の戦争準備であるとも、考えられなくはない。何しろ、銅は戦争に必須の物質である。ウクライナ危機で銅が高騰した、という報道からも、これは理解できるだろう。

実に不気味な符牒だ。

以上、二つの報道を中心として扱ったが、この他にも3月14日近辺に千葉で大地震が起こるのではないか、と、懸念する情報もある。

どうしようもないが、警戒だけは、しておくべきなのかも知れない。或いは、起こらないことを祈ることしか、我々には出来ないだろう。

これにて、今週の時事分析を終えることとする。今週の記事ではゲマトリア数秘術を用いなかったため、これを期待されていた読者諸賢には、申し訳ないと思っている。けれども、分析の手法はゲマトリア数秘術だけではない。様々な考える手段を持っておくことは、我々にとって非常に有益なことである。特に、陰謀論の様な情報を扱う場合、これは必須のことなのだ。
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この不安定な状況にあって、考え続けることを諦めないためにも、我々は学び続けるしかない。月次だが、これが結局の所、筆者の結論である。

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