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社会人5年目の迷いを乗り越え「自分のキャッチコピー」を手にした話【POSIWILL CAREER体験談】

社会人5年目、僕は「今のライフスタイルのままでいいのか」悩んでいました。

  • 異動が続き、仕事で達成感が得られていない。

  • 高校の同期が結婚・育児をしているのに、まだ独身。

  • 趣味の音楽で、思うように評価されない。

何か変えなきゃと思いながら、具体的に何をしたらいいかわからない。
まずは、いちばん体力と時間をつぎ込んでいる「仕事」から見直すことにしました。

はじめは「もっと自分を活かせる仕事がないかな」程度の気持ちでした。
それが、キャリアカウンセリングを通して「人生の軸」キャリアプランだけでなく生き方を見直すきっかけを得ることができました。

……ここまで読んでみて、どうでしょう?

「キャリアカウンセリングで人生の軸?そんな大げさな……」
「あー、キャリアアドバイザーにそれっぽく分析されて気持ちよくなっちゃった?」
「30万払ったのがムダじゃないって、自分に言い聞かせてるだけでしょ?」

僕が読み手で、他人の文章を読んだとしたら、これぐらいのことを思ってしまいそうです。けっこう性格悪いんですよね笑

そんな僕が、なぜこのキャリアカウンセリング、
ポジウィルの「POSIWILL CAREER」の結果を信用しているか、整理してみたいと思います。

ポジウィル株式会社のキャリアに特化したパーソナル・トレーニング
POSIWILL CAREER

①POSIWILL CAREERの受講まで:もやもや、出会い、受講の決め手

①-1. 自分のもやもや

もやもやだらけの悩める社会人

【年齢】28歳 
【学歴】大卒 (知識:いちおう法学部だが法律の知識は……)
【業界】Web
【経歴】新卒1社目・入社5年目
【職種】UI/UXコンサルタント
【内容】Webサイトやアプリの使い勝手向上に関するコンサルティング
【得意技】情報収集、言語化

いまの会社は新卒で入社しました。その時から、理念や業務内容にはプライドを持ってやってきています。

コンサル会社で5年目。気づけば一通りの仕事は覚えて、就活生のリクルーターなんかもするようになりました。

ただ、今年に入ってからもやもやが溜まってきまして、、

  • 部署内異動が続き、業務内容の変化や上司の入替りについていけない。

    • 仕事の基礎となる手法は同じだが、案件の扱う範囲やチーム編成が異なり、日々の過ごし方が今年に入って3回ガラッと変化

  • 趣味以上の熱量をもって取り組んでいる音楽で、思うようにいかない。

    • 自分で演奏・作曲・録音してアルバムを配信しても「すごいねー」程度なうえ、演奏や作曲のスキルに頭打ち感がある

気づけば、こんな状態になっていました。

  • ワークライフバランスが崩れたうえに、ストレス発散先のはずの趣味でもストレスがたまり続けている。

  • 同期が結婚・育児・昇進・転職などそれぞれ充実しているなか、自分は何もできていないように感じている。


①-2. POSIWILL CAREERとの出会い

といった状態のなか2022年9月末、僕は現状打破のためキャリアカウンセリングを受けることを考えました。

いまの人生でいちばん体力や時間を使っているのは仕事なので、まずはそこを見直してみることから始めるべきと判断したからです。これまでも転職サイトに登録する等してきましたが、今回はもう少し踏み込みたい。

そのためには、「プロに相談する」ことが必要だと思いました。家族、友人、同僚に、こんな重い内容を考えてもらってもしょうがない。ちゃんと対価を払って、納得できる解決策を手に入れようと考えました。

「キャリアカウンセリング 無料」とかだったかな、適当にGoogle検索してみて。そのなかで、「POSIWILL CAREER」というサービスが目にとまりました。

この時点で、かなり引き込まれた

・転職サービスではない
・“後悔なく歩める人生”を見据えた中長期のプラン
・ぼんやりとした悩みを抱えている方にご利用いただくことがほとんど
・キャリア心理学に基づいた体系的なプログラム

【公式】キャリアコーチング・転職相談ならポジウィルキャリア(POSIWILL CAREER)」より

などなど、魅力的な文言が並んでいたので、まずは無料カウンセリングを受けてみようと思いました。
一週間後、他社と比べいちばん日程が早くとれたポジウィルの無料カウンセリングに臨みました。

①-3. POSIWILL CAREER受講の決め手

無料カウンセリングは井樋(いび)さんに担当いただきました。

・20代の残りをどう使うかは、人生にとってもキャリアにとっても重要。
・話を聞いていると、しっかりキャリアを積んでいるはずなのに自信があまりにない。
・自己理解はちゃんとできているか?幼少期どう過ごしてきたのか?
・転職シーズンが控えているので、考えるなら早めに考えたほうがいい。

気づけば時間を延長するぐらい話し込んでしまいました。

「深掘り」といっても、ここまで深く掘るとは想像していなかった。
転職エージェントに相談すると、転職の方向に誘導されてしまいそうだが、ここはそういうビジネスモデルじゃないんだな。
ホームページで言っていただけのことはありそうだ。
何より、一刻も早く自分のもやもやを解消したい

当日その場で、ポジキャリのトレーニングに申し込みました。


②受講してみて:トレーナー、ワーク

②-1. トレーニングの総括

無料カウンセリングから1週間後、トレーニングのオリエンテーリングがあり、トレーナーが「石原 大暉」さんになることの紹介、初回トレーニングまでのワークをお伝えいただきました。

このトレーニング、マジでトレーニングです!

がんばって時間を確保する必要アリ

僕の場合、1週間おきに5回、1時間トレーナーとの面談をする流れでした。面談後には振り返りの記載を求められるので、実質的には毎週、最低1時間半はトレーニングに費やすことになりました。

この時点で、正直キツいなと思ってしまいました。「一刻も早く自分のもやもやを解消したい」とか言っておきながら……笑

さらに、初回だけでなくワークが毎回大変でした。

人生理解ワーク(自分の人生をポジティブ・ネガティブ両面から深掘り)
仕事理解ワーク(自分のキャリアを経歴書のようにまとめて、自分のスキルを言語化)
ライフキャリア設計ワーク(自分の未来の理想像を、労働以外の面も含めて具体化)

こういったワークの作成に、週平均で約3時間必要でした(あくまで個人の感想ですが……)。

面談とワークで、合計週に4時間半持っていかれる日々
それでも、僕は腹をくくって、やり遂げることができました。
それはトレーナーの伴走、ワークの成果のおかげです。

②-2. トレーナーの伴走

トレーナーの大暉さんは広告業から人材派遣会社の人事に転身。経歴通り、柔和な物腰な方です。
僕にとってありがたかったのは以下の2点です。

・受講者ファーストの傾聴力
重要な場面での指摘力

  • 受講者ファーストの傾聴力

つねに受講者ファーストでいてくれたなと思います。

まず、面談中のメモ
面談では、一人では難しい「過去の振り返り」「未来の具体化」をしていくので、どうしても考えがまとまりきらないまま話すことになります。

これ、トレーナーの立場からすると、ぽつぽつ話す内容をメモして理解するのはかなり大変だと思うんですよね。
そこを大暉さんは涼し気にやってのけていて、プロだなと感じました

また、こちらの発言への反応
大暉さんは大暉さんなりに、こちらの人物像等を分析してくれていました。
ただ、もちろんそこに僕が毎回納得できるわけではありませんでした。

2回目の面談の際に、ちゃんとそのことを伝え、3回目でこちらから「こういう分析のほうがよくなくないっすか?」と伝えました。
すると、「確かに!!ずっと僕も引っかかってたんですが、やっぱりご本人の分析はさすがです!」とすごくうなずいてくださいました。

面談を重ねるなかで、「プロだ!」「信頼できる人だ!」と感じた

この件に限らず、つねにこちらが漏らす一言にアンテナを張っておられて、
「うんうん!それですね!!」と後押ししてもらったのが、すごく自信になりました。


  • 重要な場面での指摘力

とはいえ、大暉さんは結構ズバズバ言ってくる面もありまして笑。

印象的だったのは、人生理解ワークのなかで大暉さんの深掘りに対してこちらが答えあぐねたとき、「ここで逃げてちゃいけませんよ~!?」ともう一歩踏み込んでもらいました。

その後も何度か、「あ!また悪いクセ出てますよ!」という指摘をいただいた覚えがあります。

(これは大暉さん本人のパーソナリティもあるかと思いますが、僕のほうからも「気を遣わず言うべきところは言ってください!」と初回でリクエストしたからでもあります、念のため)


②-3. ワークの成果

そんなトレーナーに伴走してもらいながらワークをやりとげた結果、
僕は今の自分を客観視し、仕事や趣味を今後どう行っていくか主体的にやってやろう!と思えるようになりました

特に印象に残ったワークは以下の2点です。

・仕事理解ワーク
ライフキャリア設計ワーク

  • 仕事理解ワーク

まず、自分の仕事を社外の人間に詳しく説明する、貴重な機会になりました。
今までは社内の評価面談用にしか振り返りを行っていませんでした。受動的でしたし短期的な視点になっていたと思います。

それに対し、このワークを行うことで会社の評価を離れた自分の率直な思いを言語化できただけでなく、転職の際のアピール材料にもなる経験やスキルの具体化を主体的に行うことができました


  • ライフキャリア設計ワーク

自分の未来の理想像を、労働・愛・学習・余暇それぞれにおいて具体化するという、
サニー・ハンセン博士という方の「4つのL」という枠組みに基づいて分析を行いました。

労働LaborLove(家族や友人関係)、学習Learning余暇Leisure、それぞれどうなっていたいか。またそれぞれをどの程度重視するか。
5年後の自分の理想像を思い描いてみると、いまの自分が理想からどれだけ遠いか可視化することができました

また、そこから自分の軸を言語化する作業も行いました。
正直、僕は今でもこの「自分の軸」という言葉は好きじゃありません
昨今の人材業界で発明されたものだという話を聞いた覚えがありますし、
就活の時に言語化した軸に、外してはいないがしっくりきていない感覚を持っていました。

ただ、いまの自分には芯がない、ライフプランがないというのもまた事実
なので、今回は就活のときよりも徹底的に自分に向き合い、言語化してみることにしました。

徹底的に自分に向き合い、言語化しようとした

そこには、成功しているように見える他人を妬む、承認欲求に飢えた自分。
自分は単なる仕事人間じゃないと、仕事以外の趣味に逃避する自分

そんな、醜い自分がたくさんいました。
でも、それもひっくるめた「今の自分」として納得感のある軸、「自分のキャッチコピー」を言語化することができました。

自分のキャッチコピー。

自分にとって面白いものを、
自分のペースでつくって、
周りから認めてもらいたい

これを言い訳として使うようになったら終わりだと思いますが、しばらくの間、迷ったときに考える起点として活用してみたいと思います。


③受講を終えて:現職に留まる、前向きな決断

ポジキャリのトレーニングを受講し終えた結果、僕はいったん現職に留まろう、前向きにそう思いました。

それは、「自分のキャッチコピー」「これまでの経験・スキル」を言語化できたからです。
自分のキャッチコピーに立ち返ってみると、現職で積むことのできる経験やスキルがあると面白いものがつくれそう、と感じることができています。
これまでの経験・スキルを考えてみると、いま直面している困難を乗り越えるチカラが自分にある、と信じることができています。

トレーニングは正直しんどかったです。何度も言いますが笑。
でも、必要な時間でした。

一人では、ここまで逃げずにやり遂げることはできませんでした。
身近な人でも、こんなに深く向き合ってもらえなかったでしょう。
プロへの相談だけでも、転職ありきの考えになっていたかもしれません。

……正直、初回トレーニングの時点ではまだ不安でした。

腹をくくったつもりではあったものの

「キャリアカウンセリングで人生の軸?そんな大げさな……」
「キャリアアドバイザーにそれっぽく分析されて、自分の考えが捻じ曲げられるんじゃないか……?」
「30万、本当に払ってよかったのかな……」

その懸念は、トレーニングを終えた今、もう思っていません。

今まで仕事でつらいとき、自己啓発書やエンタメに散財してきました。
それを考えると、今回は高い買い物でしたが、年単位で身に残る、いい投資になったと思っています。

これを書いている時点では、体調の都合もあって休職中です。
ただ、上に書いたように、今の仕事を通してやりたいこと・得たいスキルがあると確信しているので、復職に向けて、日々一歩一歩進めています。

と、意気揚々と言っていますが、これからも多分何度も迷い、もやもやすることでしょう。でもその時、このPOSIWILL CAREERで過ごした時間・行なったワークに立ち返れば、また乗り越えていけるんじゃないかと思います。

もやもやは晴れた。
またもやもやしたら、もう一度やり直してやろう

このnoteもトレーニングの一環です。正直この分量はしんどかった笑

でも、ここまでありありと書いておけば、迷ったときのセーブポイントとして機能してくれるはず。

そう、思っています。


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