「忙しい」だけで時間が過ぎていくことの虚しさ

仕事が忙しい。世間的に見れば、毎日18時〜19時に職場を出れているのはましな部類だと思うけど。自分にとってはすごく忙しい。

すごくストレスが大きい。忙しいことが苦手だ。まず、仕事が回らないストレス。やらなくちゃいけないことが次々と舞い込んできて、目の前の仕事で精一杯で過ごしている。気付いたら時間が過ぎていて、手をつけれていなかった仕事が後になって、襲いかかってくる。

今の業務がやりたいことではないこともストレスになっている。キャリア支援の部署が同じ職場にあるのに、そこがすごく遠い。そこに行けずに今の部署で働き続けていることも苦痛だ。

こんな仕事生活を送っていると、家にいる時もエネルギーが残っていないので、家のことができないストレスが増えていく。子どものことは育休中の妻にやってもらうことが圧倒的に多い。もちろんその中でもできることはやっているけど、自分から積極的に何かをやったり、率先して出来ていることがあるかと言うと全くない。

この間のオドオドハラハラで、家事をしないことを責められる場面が多くあったけど、芸人さんたちは立派な稼ぎがある分、家のことをしなくても普通の家とは違うよなーと思いながら見ていた。でも、奥さんからしたら、どれだけお金を稼いでくれても、家事をやってくれないことには思うことがあるのかもしれない。

自分はものすごく収入がいいわけではないのに、家事も育児も力を入れられていない現状が心苦しい。そんな中で、好きなことをする時間もまともに取れない。これは家庭を持っている以上仕方ないことなのは分かっているけど。

「忙しい」ってことに気、時間、エネルギーを取られ、全部が中途半端になっている人生、これってすごく虚しいなと感じてしまった。このまま人生が過ぎていった時に、少なからず後悔をしてしまいそう。もっと周りの人やものを大切にして、向き合えば良かったなって思うかもしれない。

そうならないためにできることを考えた。まずは、仕事に取り組む姿勢を変える。少しでもやりがい、意義を見い出して、吸収していくこと。

自分のキャパを把握して、超えた時の対応力をつけたり、効率的にして超えないようにしていくこと。

家のことも趣味も、その時間にしっかりと向き合って、最大限過ごして楽しむ。

こうやって心の負担を減らしていっていけたらいいなと思う。今、これから、何をすべきか考えることを辞めないようにしていきたい。

環境的にはものすごく幸せなので、それを大事に守りつつ、楽しんでいく。

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