見出し画像

おうちでできる「成功体験」

こんにちはmooです。

"おうちでできる"第一回目は「成功体験」です。

良く耳にする言葉ですが、私が子どもと関わる中でとても大切にしていることですので、是非心に留めていただきおうちで実践していただけたら幸いです。

「成功体験」とは。

文字通り「成功」を「体験」していくことです。
成功体験を多く積むことで、

自信がつく

様々なことに挑戦できるようになる

新たな自信が生まれる

という好循環が生まれます。

発達に偏りのあるお子さんは、どうしても「注意」される機会が多くなってしまう傾向にあると思います。
どうしても仕方のないことではありますが、
「注意」されることで、

自信を失う

挑戦へのネガティブイメージ

初めての物事・場所への苦手意識

と、自信の喪失が未経験への不安感を増幅させる悪循環へと繋がります。

「やれば出来るはずなのに、どうしてやってくれないの?」
と思う経験が保護者の方なら一度はあるのではないでしょうか。
そこにはこうした苦手意識が潜んでいるのかもしれませんね。

「自信をつけること」が一歩踏み出す勇気になります。
だからこそ、沢山の成功体験を積んで欲しいのです。

おうちでできる成功体験

ではご家庭ではどように成功体験へアプローチすれば良いのでしょう。

ポイントの一つは「かんたん」であること。

成功体験に「失敗」はNGです。
もちろん「失敗」という経験もとても大切ですが、それは自信がついてきてから。
失敗してしまってもサラッと流し、成功を重ねていきましょう。

ご家庭には簡単に取り組めそうな「成功」がたくさん眠っています。
例えば
家に帰ってきたら靴を揃える。
食事の前に箸を並べる。
机を拭く。
線が真っ直ぐかけた。
ハサミで紙を切ることができた。
ママと手を繋いで歩けた。
お菓子を一つにできた。
ジュースを我慢できた。
お風呂にすぐに入れた。
etc…

これらを見て、「これなら簡単に取り組めそう♪」と大人が感じたのなら、
きっとそれはお子様にとっても簡単に挑戦できる成功へのアプローチのはずです。

一番大事なのは「成功を実感する」こと

日常で出会えた「成功」には、是非全力で褒めてあげてください。それもできる限り大袈裟でオーバーに!!
そしてカレンダーなどにハナマルをして、何が出来たかも書いてあげて下さい。
表にしても良いですし、ハナマルではなくお子さんに好きなシールを貼ってもらっても良いですね。

そうすることで視覚的にも出来たを感じることができます!

そして、寝る前などにカレンダーの前に行き、「今日は○○が出来たね!すごかったね!」と振り返ってあげてください。

そうすることで更にお子さんの中には「出来た感」が生まれます。

ちょっとしつこいですが、しつこいくらいが丁度良いです。

是非やってみて下さいね!


さて今回は「成功の積み重ね」は自信と挑戦につながるというお話をしてきました。
さらに、できたことを褒める(褒められる)・できたらはなまるやシールが増えていくなどの「成功を実感する」取り組みは、お子様だけでなく保護者の皆様にとっても、とても前向きな気持ちにさせてくれる取り組みです。

是非お子様との楽しい関りのひとつとして、取り組んでいただけたら嬉しいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?