「働くこと」の大義名分について考えてみた。
わたしは職業訓練に通っているアラサーなのだが、
訓練に通い出してからというもの、
わたしにとっての「仕事とは」「働くとは」
をよく考えるようになった。
生きていくため?
社会的なポジションを得るため?
恋人に高級ネックレスを買うため?
仕事終わりのビールのため?
単にそこに通うのが楽しい?
働くことは、
もちろん”最低限の生活をするための資金集め”という人も多いだろう。
しかしそのためだけだと、
例えば少しでもお給料のいい会社を探したりはしないし
家からの距離や、仕事内容に、選り好みはしないだろう。
正直、仕事なんて溢れている。
近所の牛丼屋さんだって、いつだってアルバイト募集をしている。
私たちは、どうやら、
なんでもいいから働きたい!
というわけじゃないらしい。
どこかに、別の”大義名分”があるのだろう。
わたしは以前、新卒で入った不動産の会社に3年4ヶ月勤めていた。
あの頃わたしは、なかなかの大変な業務の中で
一体何を大義名分に働いていただろうか。
わたしはとにかくお金を貯めたかった。
なぜ?
海外で暮らしたかったんだ。
そうだった。
大学時代のたった3ヶ月ちょっとの留学が物足りなすぎて
卒業後も海外で暮らしたかった。
そのための資金集めだったんだ!
あの頃の大義名分は、海外に行くための資金集め。
そのためなら、残業が多くなっても、
上司やお客様にしこたま怒られても泣いても落ち込んでも
目標金額に達するまではやめずに頑張れた。
今はどうだろう。
わたしは、この春から、職業訓練を終了し、
派遣社員✖️WEBデザイナー✖️飲食店アルバイター
という三種の仕事をしようと決めている。
WEBデザイナーはまだまだ勉強中で仕事を取れるかはわからないが
とにかくやってやる!という前向きで熱い気持ちに満ち溢れている。
わたしの中で、大義名分を3つに分けた。
派遣社員 → 生活のための資金集め
WEBデザイナー → ノマドワークの稼ぎ頭
飲食店アルバイター → そのお店が好き、そこにいたい
元々海外に意識が向いていて
いつでも世界を回れる状態に憧れているわたしは
「どこでも仕事ができるスキル」
「時間や場所を選ばない仕事」
をどうにか身につけたいを考えていた。
職業訓練では、幅広いWEBスキルを浅く学び、
どのスキルを自分が好きなのか、
続けられそうなのかを導き出した。
それが、WEBデザインだったのだ。
WEBデザインが軌道に乗ったら、
派遣を引退し、時間を捻出して
別のスキル(今はコピーライティングを考えている)を
勉強していきたいと思っている。
飲食店に関しては、
母が祖父から受け継いだ食堂を営んでいたり、
父が魚屋をやっているということもあり、
元々飲食業界には興味があった。
学生時代のアルバイトや母の手伝いでホールを、
カナダでのアルバイトでラインクックとレストランのホール
を経験し、飲食店の楽しさ、厳しさを知っている。
それを踏まえて、いつかキッチンカーか
自分のおばんざい居酒屋のようなものをやりたいと思っているのだ。
できれば、1年くらいで人に任せて、あちこち旅したい(笑)
さて、にやにやしながら自分の大義名分(ほぼ野望)を語ったが
お分かりいただける通り、
「働くこと」「仕事とは」は、人によって違う。
どうしても、やりたいことが見つからないとか
就職先がないと嘆いている人は、一度考えてみてほしい。
この世には、
「その仕事」を何かの糧に、目標のためにやっているひとがいる。
(わたしでいうところの不動産や派遣社員)
「その仕事」がどうしてもやりたくてやっているひとがいる。
(わたしでいうところの飲食店)
理想のライフスタイルを手に入れるために「その仕事」をしているひとがいる。
(わたしでいうところのWEBデザイナー)
一つの会社(仕事)で全てを満たしている人もいれば
わたしのように分散してようやく満たされる人もいる。
人の数だけ働き方があるし、
人の数だけ働く理由がある。
わたしは、年齢・タイミング・関わる人によって
変わりゆく「働くこと」の大義名分を
その都度確認しながら、柔軟に生きていこうと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
わたしの自己紹介はこちら😘
前回の記事はこちら😘
なぜか全然読んでもらえないこちらの記事も、
頑張って書いたので読んでスキください❤️(笑)
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