見出し画像

人生の休憩記録-10-

『少しずつ、自分を取り戻す』

散歩を再開してから、平日は、ほぼ毎日朝活と称して1時間歩くようになった。
今日は休み明けで、すこぶる眠くて、5時には起きれたがずーっと脳が寝ている感覚だった。

娘も、眠そうだったがしっかり時計のおかげで起きて、無事に登校。少し慣れたみたいだ。

小学校へ入学してから、朝は早いが、娘が登校してから余裕ができた。いつものように車で20分ほどのあの公園へ。

正直、まだ眠い。公園へ着いたがせいぜい30分でいいかと自分を甘やかしてみたものの、いざ散歩すると、五感が研ぎ澄まされ、気持ちが良い。

今日のBGMもラジオ「ハライチのターン」を聴く。

ラジオは、耳からの情報しかないが、言葉1つ1つ想像しながら聴くのが楽しいし面白い。
そして、すぐそこで話しているような、不思議な感覚だ。1人ではない安心感というか。ラジオは昔から変わらず好きだ。

AirPodsをして歩いているが、川の音などはしっかり聞こえる音量。
川の流れ、菜の花や桜の香り、紫外線、風、自分の身体が喜んでいるように感じた。
ヒートテックを着なくても、ポカポカ暖かいちょうど良い気温の今の季節となり、心地よい。

たんぽぽがたくさん咲いており、ふと気になった。セイヨウたんぽぽとニホンたんぽぽの違いについて気になり、歩くのが早くなる。
10分歩いて気になり、googleで調べてみると花の下の緑の襟みたいなところを指す、総包片の違いらしい。総包片という襟みたいなトゲトゲが出ているとセイヨウ出ていないとニホンたんぽぽらしい。



私は休養中の出来事をこのノートへ書き留めている。たんぽぽのメモだったり、時には買い物のメモもするのでなんでもノートになりつつあるが、
その日の体調を記すことで、メンタルクリニックへ行った時すぐ言語化できるよう、思ったことなど、気づいた時に書いている。
私にとっては大事なノート。

眠いと言いながらあっという間に1時間。
お散歩を終えて、カフェへ行き、コーヒーまたはロイヤルミルクティーを一杯頼み、ノートへメモや日記じみたことを書く。そうすると少し気分がスッキリ!

娘も入学して1週間がすぎ、少しずつ慣れて、私も適応障害が薬のおかげなのがだいぶ落ちついてきた。副作用も3.4日で治り、安心。
仕事のことも少しずつ考えるようになってきた。
焦らず少しずつ考えるとしよう。

天気も良く、体調も良いので、久々に、公園からさらに車で20分ほどにある、私の大好きな行きつけの花屋へ行ってみることに。実に3.4ヶ月ぶりだ。

私は、生花や植物が好きで、定期的に足を運んでいたが、つい先日まで、好きなことも何もしたくない気持ちが続き心霊動画ばかり観ていた。
でもやっとここまでこれた。

1本ずつ花を選ぶ。ラナンキュラス、カラー、ヒペリカム、オーニソガラム、アストランティア、ガーベラ…色のバランスを見たり、名前を覚えたり、花を1本1本眺めるのが至福の時間だった。



仕事をしているときは時間に追われて、土日も子供との時間で自分の時間は棚に置いていて忘れていたが、午前中ゆっくり自分のために時間を使い、好きなことをするというのはこんなに幸福感があがるのかと、新しい発見。

午前中の家事を午後に回し、外の空気を吸ったり、好きなところへ出向く、自分に良い選択をしたねとほめてみた。
やらない選択をするのも大事だと気づいた。
全部をこの時間にとか、詰め込みすぎると疲れてしまう。
あたまをぼーっとさせる時間や、1時間好きなことをする!とか取捨選択を上手く考えて、メリハリの生活ができれば理想だ。

今しかできない、自分としっかり向き合うこの休養期間を意味あるものにして行こう。

そして、社会復帰をして、娘にきらきら働く姿を見てもらいたいなぁ。辛いことがあっても、人生楽しいよと心から言えるように。 

☆備忘録ギャラリー

私の相棒。手帳と記録ノート
娘の創作意欲が最近すごい。ゲームよりも工作。
百均と家にある材料でリースを作っていた。
娘の作品を飾るスペース。
ここで、本読んだり、手帳タイムするのが最高の時間。
娘のビーズや飾り物入れ。女子だなあ。
大きい樹木をみるとなんだか元気が出る気がする。
木の枝、葉っぱの間からの太陽や空。
ついつい上を見てしまう。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?