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社会人9年目、初めての挑戦

皆様、はじめまして。SUNDREDの岡村怜奈です。
はじめましての挨拶の後にいきなりですが、私は2021年3月末でSUNDREDの人ではなくなりました。

というのも、私はローンディール社のレンタル移籍というサービスを利用して、7ヶ月間の期間限定でSUNDREDに移籍したからです。ここから、3回にわけて、なぜ私がSUNDREDにレンタル移籍したのか、移籍してどうだったかについて、お話していきたいと思います。

働き始めて8年経った、ある日、思ったこと

私は2012年に工学部を卒業して、ある自動車メーカーの情報システム部門に配属されて、今年で9年経ちます。

若手時代は、周りの先輩の仕事の進め方・考え方に圧倒されて、「こんなすごい先輩たちに囲まれて、一緒に働けて幸せだ!」「直接、商品開発には関わっていないけど、こんなに人の生活に貢献できるプロダクトを世に出している自社すごい!」と思ってキラキラしてた私でしたが、

入社して8年も経ってくると、すべての先輩がスーパーマンではないことにも気づき、大企業ならではの会社の仕組みや風土にも不満を抱くようになってきました。

また、それと同時に、自分自身も仕事にも慣れてきて、上から与えられた目の前の仕事をたんたんとこなす、自分自身が大きく成長したということを感じない単調な日々をただ過ごしているようになってしまいました。

社会人5-6年目までは、仕事がどうしてもうまくいかなくて悔しくて悔しくて思わず陰で泣いてしまったことも、新しいことに挑戦して、なかなか上手く進められなかったことが進められてすごい嬉しい気持ちを抱いたことも、新しいことを学んでワクワクが止まらなくなったこともあったのですが、そのように感情が揺さぶられることも全くなくなっていました。

「このままではいけない」という思う気持ちはあるものの、どうやって今の自分を変えようか悩んで数か月過ごしていました。

なぜ、レンタル移籍することにしたか

そして、2019年8月、ベンチャー企業にいって、価値創造や事業立ち上げ運営にチャレンジするプログラムがあるという話を聞きました。

最初、その話を聞いた時に「わ!面白そう。挑戦したいな」と思ったのですが、今まで8年かけて築いてきたものが何もない新しい環境にいくということに不安を覚えました。

ベンチャー企業で働く人との関係は0から作り上げなければいけないし、今まで身に着けた知識・マインドセットが活かせるかもわからない。

ただし、今挑戦しないで、これからも「このままではいけない」という気持ちを持って過ごしていくことは時間を無駄にしてしまうと思いました。また、大企業ではなかなか感じることができない、スピード感を持って働くことや、経営者と近くで働いて、経営者の考えや想いを知ることで出来るのではないかと思い、思い切って挑戦することを決意しました。

SUNDREDを選んだ理由

プログラムにエントリーして、人事との面接を実施したのち、プログラムに参加できることが決定しました。

冒頭に少しお話しましたが、ベンチャー企業へ行くのは、ローンディール社のレンタル移籍というサービスを利用していくことになっており、レンタル移籍することが決まったら、各人が行きたいベンチャー企業を選ぶステップに入ります。

たくさんあるベンチャー企業の中からSUNDREDを選んだ理由は、3点ありました。

理由①困難に挑む力が付きそう

自社に戻った時に何を成し遂げたいのかを考えた際に、私が自分自身・周りの同僚や会社に対して課題と思っていることを変える力が欲しいと思いました。
歴史が長く、かつ、大企業ということで、何かを変えることや新しいものを受け入れることに対して壁があるように感じていました。時には変わらないことも大事ですが、自社のビジョンを実現するためには変化して、どんどん変化していく必要があると思っています。そして、会社や人の考え方を変えることは簡単なことではなく、むしろ、とても難しいと思っています。
SUNDREDでは、新産業を共創するということで、前例がないものを世の中に広めていく仕事をするということで困難に挑む力・受け入れてもらうためのステップの知識をつけるとことが出来ると思ったからです。

理由②プロフェッショナルの集団っぽい

まず、なぜ、プロフェッショナル集団と働きたいと思ったのかについてですが、皆様ご存知の通り、1日の中で働く時間は8時間あり、その時間は1日の1/3にあたります。
そうすると、働き始めてから定年するまで、平日の約1/3は仕事に時間を割くことになります。多くの時間を仕事をして過ごすため、そこで一緒に働く人は私の大事な存在になると思っています。
SUNDREDコーポレートサイトのメンバーページを見ると分かる通り、色々な領域でのプロフェッショナルが集まっており、各々の領域のスペシャリストと一緒に働くことで、お互いの知識や経験を共有することができ、その結果、お互いを高めあうことが出来る環境があると感じました。

理由③未知の分野であること

折角、ベンチャー企業に7ヶ月もレンタル移籍できるのだから、今までの自分の専門であるITではない分野に挑戦したいと思っていました。
そして、ローンディール社を利用して移籍できるベンチャー企業一覧でSUNDREDについて知り、コーポレートサイトを見た時、正直、最初は全く理解することができませんでした(笑)
今まで自分に必要なIT知識は学んで身に着けてきましたが、そんな狭い範囲ではない、新産業を共創する、しかも、新産業の名前からは全く何をやっているのかも想像がつかない!
それでも、人との対話を通じて新産業を共創していくということや代表である留目さんのメッセージを見て、本気と熱い想いを感じて、この人の傍で7ヶ月間過ごしたいと思いました。

これらの理由からSUNDREDに関わりたい!と思い、留目さんと面談をして、7ヶ月間移籍することが決定しました。

次回はSUNDREDで過ごした7ヶ月についてお話したいと思います。

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カメラマン:宮本七生

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