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漫画みたいな毎日。「恋する凡人。」


「天才だったらなぁ・・・。」

自分が天才でないことを、なんとなく嘆く気持ちになることが時々ある。

そんなことを随分と前に書き、ずっと下書きに入れたままになっていた。

すると、大好きなnoterさん・akmitaさんのこちらの記事が公開された。

陳腐な感想ではあるが、「わかる・・・」と思った。

同時に、彼女の持つセンスと才能を、彼女の紡ぐ言葉から日々感じている私は、「自分にはないセンス」だと思って憧れている。素敵だな、と嬉しくなる。

私も多くの事柄から、投げ出していることを気が付かれないようにそっと手を引いて、あきらめてきたと思う。

でも、そういう経験から自分の得意不得意を知ってきた部分もある。「自分がやりたいこと」と「自分にできること」は違うのだな、と気付くことは、悪いことではないと思っている。

「天才」に憧れるのは、天才ではないからなんだよね、としみじみと思ったりする。

車の中で、スピッツの「恋する凡人」を聴いていて、凡人である自分のことを考える。

恋する凡人  試されてる  狂った星の上
やり方なんて習ってない  自分で考える 
「変わりたい」何度思ったか  
妄想だけではなく
今 走るんだ どしゃ降りの中を
明日が見えなくなっても
君のために何でもやる
意味なんてどうにでもなる
力ではもう止められない

そんなの凡人 思い込みで まともな星の上
おかしくなっていたのはこちら  浮き輪も失った
鏡に映る妙な男  リセットボタン使わず
そうだ走るんだ どしゃ降りの中を 
矛盾だらけの話だけど  
進化する前に戻って  
なにもかもに感動しよう
そのまなざしに刺さりたい

消えたフリした炎でも 
火種は小さく残ってた
君みたいな良い匂いの人に 
生まれてはじめて出会って

今走るんだ どしゃ降りの中を
明日が見えなくなっても  
君のために何でもやる  
意味なんてどうにでもなる
力ではもう止められない

走るんだどしゃ降りの中を 
ロックンロールの微熱の中を
定まってる道などなく
雑草をふみしめて行く
これ以上は歌詞にできない

Spitz「恋する凡人」

そうか。

凡人であるから、私は、様々なことに憧れるし、恋するかのような、熱を持てることがあるんだ。

〈矛盾だらけの話だけど 進化する前に戻って 何もかもに感動しよう〉

今まで憧れてきた、様々なことに想いを巡らす。

頭の中にずっとぼんやりあったものが、ハッキリと目の前に現れた時のことを。


美しい凛とした背中を持つひとに

愛されて育ってきた強さを感じさせる笑顔に

やわらかな雰囲気を纏うひとに

懐深くに入り込む声の周波数に

ピアノを弾くために生まれて来たかのような指先に

流れるような生き方に

目の前に広がる自分の描きたいと思っていた言葉や絵に


持ち得ないからこそ、私は、憧れる。

それもまた、凡人の特権かもしれない。

「才能をみつける才能」というakmitaさんの言葉が、じわじわと心に染み込んでくる。


一方で、やりたいけど、うまくできないかもしれないけれど、チャレンジする時には、決意が必要だと腹を括る。

〈恋する凡人  試されてる  狂った星の上  やり方なんて習ってない  自分で考える 〉

そんな感じが嫌いではない。

時には「できること」を超えて、「やりたいこと」に照準を合わせて、舵を切ってもいいと思う。


さぁ、これからどっちに舵をきろうか?


akmitaさん、記事をシェアさせていただきました♪何か不都合がありましたら、お知らせください!





学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!