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学校に行かないという選択。幼稚園には行ってます。「巡る、ありがとうを。」

今日は、幼稚園の「こどもまつり」だった。

「こどもまつり」とは、子どもたちが、紙で作ったお金でお買い物やゲームをして楽しむことができるお祭りである。お店を出すのは、保護者であったり、在園している子どもと親であったり、卒園した小学生や中学生であったりする。

昨日もつぶやいたが、私はこのお祭りが好きだ。

子どもたちが主役のお祭りが。

今日も、お店を出しながら、末娘と他のお店をまわったりしながら、お祭りを味わわせていただいた。

自分で作った紙のお金は、10円から1億円まで自由自在だ。
ちなみに、末娘が作ったお金は「000831円」とか「903円」だった。オモロ。

長男、二男と作った指輪を並べた「森のゆびわや」は、開店前から、お取り置きを希望する女子たちが列を成した。ありがとう。

二男は、急に思いついた様子で、「隣で絵を売ろうかな。」と描き始め、
「ダイナソー絵やさん」を開店した。〈注文に応じて好きな恐竜を描きます〉というサービスも展開されていた。やるな二男!

長男は園で飼っている犬を散歩させていたら、じゃれつかれ、ドロドロ&雨上がりの草むらを駆け抜けてびしょびしょでお店に現れた。
「寒い・・・。」と不機嫌になり、歩いて着替えに戻り、自転車で戻って来た。

そんな長男と二男と母は、交代で店番をしたり、末娘と買い物に出掛けたり。
末娘は、手作りのキラキラステッキを買ったり、手作り神社を参拝しておみくじをひいたり、くじびきの景品でシールを貰ったり、風船屋さんで、ハートの風船を買ったりして、終始ご機嫌であった。

「あ~!楽しい!!!!」と、何度も、何度も口にしていた。

うんうん、楽しいね。良かったね。

こうして子どもたちの「楽しい」の一端を担えているなら、それだけで本望である。
そして、他の方々に対しても「子どもたちの楽しい」を創り出してくれたことに、ありがとう!という気持ちになる。

我が家の長男も、二男も、このお祭りを何度も楽しませてもらってきたなぁ・・・。そして今度は末娘の番だ。

兄たち本人も、家に帰ってから、「自分たちも、こどもまつりで、たくさん楽しませてもらったよね。」と呟いていた。

二人とも、私の指輪作りに、とても協力的だった。

自分たちが、たくさん楽しませてもらった〈こどもまつり〉。

だから、今度は、〈楽しい〉が生まれる場の一端を担う側になる。

こうやって、いろいろなことが巡っていくといいなと思う。

たのしい、も、
ありがとう、も、
やさしい気持ちも、

ゆったりと、巡っていきますように。


50個作った指輪は、完売御礼。

「100円」の紙のお金と一緒に受け取ったのは、子どもたちの〈楽しい〉と〈嬉しい〉だ。

お釣りをいくらたくさん払ったとしても、あきらかに、私の方が、多くを受け取らせてもらっている。

こどもたちも、おとなたちも、素敵な一日をありがとう。

森の指輪屋さんと、ダイナソー絵屋さん。
二男・作、ダイナソーお金。母、これ、欲しいです。
二男のダイナソー絵屋さん。思いついて、急に開店。
お弁当を食べながら、お店番の二男と末娘。


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