なんでもないことを、つらつらと。「ゆる夫婦断食しています。②」
ゆる断食第一弾、終了しました。今回は、断食35日目の記録です。
ゆる夫婦断食も今日で35日目。残すことあと1日。40日を目指そうと思ったけれど、ブッダでもキリストでもない凡人の私達夫婦は、とりあえず七夕まで頑張ろうと決めた。
断食に至るまでのことはこちら。↓
「私に断食なんてできるのだろうか?!」
私は、継続が苦手だ。
筋トレも三日坊主。今まではダイエットも目標に達することなく頓挫してきた。辛いのが苦手だ。誰でもそうなのかもしれないけれど、しんどいことを続けることにとてつもない拒否感がある。〈続けなくては!〉というプレッシャーに弱い。多分、ただの怠け者なのだろう。
今まで続いたことは、保育士として10年仕事をしたこと。そして夫と付き合ってからの今の結婚生活くらいだろうか。(一応継続中。笑)
そんな私が40日に近い断食?!
無理。無理でしょ。絶対途中で何か食べたくなって、その欲に負ける!
しかし、やってみたら・・・・
できるじゃん!私!今日で35日だよ!
この事実に自分が一番驚いている。
怠け者の私が断食できたのは、〈汁物はOK〉ということがあったからだと思う。〈飲み物〉というのは、たくさんのバリエーションがあると気がついた。そして、一緒に断食に取り組んでくれた夫がいたこと。
「美味しいもの食べたいねぇ・・・。」
「お腹すいたねぇ・・・。」
常にこのことを共有してきた。
35日間の身体の変化、心の変化を記録していこうと思う。
最初の3日間がいちばんしんどかった。子どもたちが目の前で食事をしているのを恨めしい顔で眺めていただろう。笑
食べたいと思うものをメモしまくって、「断食が終わったら絶対食べる!」と意気込んでいた。
「朝日をみたらお腹がいっぱいになる」
これには程遠い気がしていた。
しかし、スムージーの種類を工夫したり、野菜スープを作ったり、時に梅醤番茶で身体を温めたりしていくと、不思議と辛さが少なくなってきた。毎朝計測する体重も減っていく。これがなかなか快感。
そして、2週間ほど経過した頃、子どもたちが、私の顔を見て、こう言ったのだ。
「お母さん、顔のシミ、薄くなってない?」
私は殆ど鏡を見ない。若い頃からなのだけれど、年齢を重ねてさらに鏡というものを見なくなった。家から出ない時などは、メイクもしないので、鏡を見ずに一日が終わることすらある。いいのか?こんなことで?と思うけれど、どうにもならない。
「え~?ホントに?」
半信半疑で鏡を見ると、
ホントだ!シミが薄くなってる!!!!!!
左頬のやや大きめのシミが段々色が濃くなって来ているなぁと思っていた。でも、年齢と共にある程度は仕方がないと諦めていたのだ。でも、何度見てもシミは薄くなっている!あぁ、こんなことならビフォーアフターを画像に収めておくんだった!!!!と強く後悔した。
今は、レーザーやホワイトニング、シミの漂白剤なるものもあるらしい。
でも、断食をしただけで、シミって薄くなるんだ!と驚いた。やはり、身体って中から変わっていくんだ!ということを実感している。
「お母さんのお腹が半分になってる~!」
子どもたちに、そう言われて、横向きになって身体を眺めると、身体の厚みが薄くなっている!何かを背負ったようについていた背中のお肉もスッキリしてきた。
思い出したように、痩せていたときに購入したジーンズをチェストの引き出しから引っ張り出してきて履いてみたところ・・・
入った~!!!!!
しかも、ウエスト周りに余裕がある~!!!!!😭
そして、20日を過ぎるくらいから、
食べていないのに、常にお腹がいっぱいかも。
そのような感覚を味わう。食べていないけれど、身体の声に耳を済ますと、お腹はいっぱいだよ~という。今まで、如何に〈頭〉で食べていたのか、〈食べたいという記憶〉が、私の空腹感の元だったんだなぁと静かに感じている。
始めた頃は、美味しいと感じていたスムージーも野菜スープもプロテインも段々重たく感じるようになり、最近では、お水と生姜シロップ、味噌汁があればOK!
酵素ジュースで断食する方もいらっしゃると思うのだが、それだけだと身体が陰性に傾くので、怠さを感じることも多いらしい。そこで、身体の中のバランスを取るのに適しているのが〈味噌=味噌汁〉だそうだ。塩分もミネラルも酵素も取り入れることができる。
身体も軽くなり、様々な行動への滞りが少なくなっている気がする。日々の料理も、何故か今までよりも時間がかからず、スムーズになった。別に手順が変わったわけでもないし、キッチンが変わったわけでもない。
変わったのは、おそらく、身体と思考。
断食をしながら、長男と朝のヨガを1時間ほど日課にしている。
汗もかきやすくなり、肩こりや股関節に感じていた滞り感も少なくなった。
それまで、寝返りをうっただけでつっていた背中も、つることがなくなった。
体重も順調に減って、現在7キロ減。
第二子、第三子を出産後、体重は増加の一途を辿っていた。代謝は年々落ちていくのに、運動も億劫になる。でも食べることは好き。痩せる要素など、どこにも無かった。でも、痩せたい!と思う自分勝手さ。笑
インスタで痩せるストレッチや筋トレを保存して満足していたが、それで痩せるわけもなく・・・痩せたいけれど、どうしていいのかわらない。インスタの広告には高額のサプリやお茶、エステ、医療ダイエットなどの情報が次々と流れてくるが、どうしたってアヤシイ。本当にそれで痩せる人もいるのかもしれないけれど、お金をかければ痩せられるという思考も好きになれず、やる気がないわりに、「自分はお金をかけずに痩せる!」と家族に豪語していた。今思うと、行動が伴っていなくて、「アナタ、何いってるのよ?何も痩せるためにやってないじゃない?」って感じである。あぁ、恥ずかしい。
そんな根性なしの私だったが、ゆる断食をしたら、ゆるゆる順調に体重が落ち、たるむこともなく、気がついたら7キロ痩せていた。基本的に大人が固形物を口にしないので、買い物の頻度も減り、お金もかからず痩せることができた。
ハッハッハッ!見たか!一円もかけずに痩せたぜ!
誰に見たかと言っているかわかりませんが・・・とりあえずここで書いてみたかった。痩せて嬉しい。
どんなに体系が変わっても、着られる服は、たくさんあるだろう。でも、着られる服≠着たい服だと思うのだ。好きな洋服を綺麗に着られることは、純粋に私の喜びだということを思い出している。
断食明けには、断食先輩のみきともさんから教えていただいた〈梅流し〉なるものを口にするのを楽しみにしている。みきともさんの素敵な記事はこちら。
食べないことで、溜まりに溜まっていた、貯めに貯めていた、身体の脂肪やらエネルギーやらがしっかり使われているのを感じている。今まで溜め込んだ脂肪などの貯蓄で、実は常にお腹はいっぱいだったのだ!
それなのに、どこか満たされていない感覚になり、躍起になって満たそうとしていたのかもしれないなぁと感じる。
人はきっと、潮の満ち引きや、月の満ち欠けのようにリズムはあるものの、
基本的に満ちている、満ちていくものなのだろう。
断食も残すところ、あと1日。
とりあえず、断食へのファーストチャレンジは無事に終えられそうだ。しかし、ここがゴールではなく、多分スタートなのだとも感じている。
自分の〈身体と思考のクセと向き合う旅への再スタート〉を切ろうと思う。
7月7日に無事?36日間のゆる断食を終えました。また断食明けの様子も記録していきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!