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人生100年時代に向けた学びの必要性〜人口減少社会の中でどう生き残るか〜

『人生100年時代』

皆さん、このワードを聞いて最初に何を思い浮かべますか?

「長生きできて嬉しい」「医療がここまで発達したんだ」とプラスのイメージを持った人も、「いつまで働くことになるのだろう」「老後の資金どうしよう」と不安を持った人もいるかもしれません。どちらにせよ、「100年もある人生を最後までより良いものにしたい」という気持ちは誰もが持っているものではないでしょうか。

今回は、そんな『人生100年時代』でより良い人生を送るための「学びの必要性」について「人口減少社会」の例を用いて分かりやすくお話しします。

地方にお住まいの方は必見の内容となっております!是非、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

このnoteは2024年2月21日に開催された、SUNABACO代表取締役中村まことによるトークイベント、「人生100年時代に向けた学びの必要性について〜人口減少社会の中でどう生き残るか〜」をまとめたものです。

トークイベントの様子

『人生100年時代』


この言葉は、ただ人間の寿命が長くなったことだけを表す言葉ではありません。人生が80年だとされていた時代から20年も伸びたことにより、社会が大きく変化する時代という意味も含まれています。

この大きく変化する社会の中で私たちに必要とされること、それは

「学び直し」です。

この「学び直し」の必要性について「人口減少社会」を例にしてお話ししましょう。

皆さんの住んでいる地域は20年後どうなっていると思いますか?

20年後、地方の半分以上の都市が消滅可能性都市になると、日本創成会議が発表しました。

2040年自治体消滅マップ

地域の人口が減少することで、その地域の人たちの生活はどんどん不便な生活になっていきます。あなたの地域のあらゆるお店が無くなっていくかもしれません。いくら黒字の商売をしていても人手が足りていなければ、事業は維持できなくなるからです。

その中でも、人口が減少している地域で最初に無くなると言われているのは、ATMです。

銀行の総コストの3分の1はATMの維持コストだからです。ATMがなくなると、移動手段の限られる年配の方々は、お金を預けたり、引き出したりすることができなくなり、商売活動は困難になります。生活費である年金を下ろしに行くことも一苦労です。そうなると、また人々はこの地域を離れていくでしょう。
 
「人口減少社会」による最初の決定的な被害を受けるのは、「年配の方々」です。そこで、ポイントとなるのが、

「デジタル化に対応する」ことです。

ATMが無くなっても、「PayPay」のようなキャッシュレス決済サービスを利用することで、お金を預けたり、引き出したりすることが自宅からでもできるようになります。よくデジタル化を導入する話が出ると、「高齢者を見捨てるのか」などという声が聞こえてきますが、お年寄りの方々こそ、自分の住んでいる場所に住み続けるためには、デジタル化に対応していかなければならないのです。そのためには「学び直し」が必要なのです。 

このように人口減少社会の中では、高齢者も学び続け、デジタル化に対応して生きていく必要があることが分かったと思います。ですが、人口減少を止めることができるのなら、それが一番ですよね。

 少子化対策としてよく言われているのが、子供を産む数を増やすことを目的とした対策ですが、この対策では人口が減っている地域の人口回復にはなりません。このような地域では、例え子供の数が増えたとしても、大人になる頃にはその地域を出て行ってしまいます。 どうして若者は出て行ってしまうのでしょうか。それは人口が減少している地域は、収入が低い傾向にあるからです。まずはその地域の給与水準を上げる必要があるのです。

総務省の調査で、自分自身がインターネットを使えるか使えないかによって、子供や孫の収入が変わってくるということが明らかになりました。ということは、地域の大人たちが情報機器を使い、地域全体でデジタル化を受け入れていく体制を作ることで、その地域は稼げる地域となるのです。稼げる地域にさえなれば、若者がその地域から出て行かなくなり、人口減少を止めることができます。ここでも学び続け、デジタル化に対応していく必要があることが分かります。 

人口減少社会も『人生100年時代』が引き起こす大きな変化の一つです。人口減少社会の中で生き残るためには、地域全体での『学び』が重要になっていきます。ここでポイントとなるのが

『共助』です。

人口減少社会では色々な場所で人手が足りなくなっていきます。そこで、地域全体で共に助け合い、共に学ぶことが重要となっているのです。
 
石川県にあるシェア金沢では、その地域の高齢者が子供たちの面倒を見ています。これは、保育士さんなどの人手不足を解消することにもなり、高齢者のリハビリにもつながっています。
 
この事例のように、公民館などで高齢者と子供たちが同じ空間に集まり、高齢者は子供たちの面倒を見て、子供たちは高齢者にスマホの使い方などを教えるなど、共に学び、交流します。これにより、地域全体でデジタル化を受け入れる体制ができ、地域の給与水準向上につながり、そして同時に人手不足も解消できるのです。

SUNABACOでは、『人生100年時代』で必要とされる、『自ら学び続ける力』をプログラミングを通して身につけることができます。SUNABACOはいわば、『未来型の公民館』です。地域の子どもから大人までいろんな人が集まるSUNABACOで共に学んでみませんか?

年齢職種関係なくみんなが集まる、まさに未来型の公民館!

最後に

3月11日より全国の SUNABACOでプログラミングスクールが開講します!!!

SUNABACOのプログラミングスクールは、ただプログラミングを学ぶスクールではありません。プログラミングを通じて、どんな状況にも対応できる人材を育成しています。プログラミング未経験でも問題ありません! SUNABACOはスクールに入ってから初めてプログラミングを触る方が大半ですが、SUNABACOのスクール離脱率は1%以下で、どの方も成果を出しています。 2ヶ月で人生を変えてみませんか? SUNABACOでお待ちしております。

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