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経営のお悩み相談9|カスタマーハラスメントへの対応の仕方

「サンカラ」の佐藤律子です。

先日、20時ごろに自宅でぼーっとしていると、

少しばかり外がにぎやかになってきました。

ドーーーン

ドーーーーン

と音が聞こえてきます。

ここ数年、しばらく聞くことが少なくなっていた、

花火の音です。

肝心の花火の姿は見えないため、

よみうりランドか、

多摩川か、

それとも、少し離れた調布市か、

どこで上がっている花火なのかは、

分かりませんが、

音だけで、心をとても軽くしてくれる花火に、嬉しくなりました。

これから来る、本格的な夏が楽しみです。

さて、そんな、本格的な夏間際の今週は、

メルマガ読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、Q&Aの時間です。

メルマガの読者向けには、無料で回答をしているものですので、登録すると、今後の発行分は無料で閲覧できます。

今回は、

ペンネーム はっちさん(医療・福祉業)からご質問をいただいております。

さっそくご質問を見ていきましょう。

質問内容


【ご質問】
クリニック(医療)を開設したばかりなのですが、まだ受付スタッフの育成が追いついておらず、患者さんをお待たせすることが多いです。

お待たせしてしまっている状況については、私自身も、反省して教育体制を整えていきたいと思っています。

一方で、、、たまに、「自分の順番が来るのが遅い」と言って、大声で怒る患者さんがいて、受付スタッフが委縮してしまっています。このような患者さんには、どのように対応するのが良いのでしょうか?


はっちさんは、

一部の患者さんからの、行き過ぎた対応に悩まれているようですね。

こうした話は、心が痛いですね。

こうした「一部の顧客からの行き過ぎた発言や行動」は、

昨今、とても課題になっています。

「カスタマーハラスメント」とは

あなたも一度は、

「カスタマーハラスメント」という言葉を

聞かれたことがあるかもしれませんね。

「一部の顧客からの行き過ぎた発言や行動」は、

今、「カスハラ」と呼ばれ、社会問題となりつつあります。

厚生労働省の調査によると、

最近は、実は、

「セクハラ」よりも「カスハラ」を受けている人の数の方が増えてきています。

この状況を受けて、厚生労働省は今年、

「カスハラ」に対して企業がどのように取り組むのか、

マニュアルを作成しました。

そこには、「カスハラ」が起きた場合に企業がどうすればいいのかについて、書いていますので、少しご紹介しますね。

「カスハラ」が起こったら?

まず、カスハラが発生した場合は、

「このたびは不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません」

と、「不快な思いをさせたこと」については謝罪をします。

ここで気をつけることですが、、、

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