経営のお悩み相談5|公認会計士と税理士、何が違うの?
おはようございます。
「サンカラ」の柿本です。
さて、今回は、メルマガ読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、Q&Aの時間です。
※メルマガの読者向けには、無料で回答をしているものです。
今週も張り切っていきましょう!!
質問内容
さて、今週は、
読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、Q&Aの時間です。
今回は、
ペンネーム 岸田文雄さん(個人事業主/情報通信業・IT業)からのご質問です。
それではさっそくご質問を見ていきましょう。
(……ペンネーム、ですよね?)
【ご質問】
公認会計士と税理士の違いを教えてください。
また、顧問税理士さんを選ぶ際のポイントが知りたいです。
クライアントと雑談しているときにも、よく聞かれる質問です。
公認会計士も税理士も、会計のお仕事で、会社の決算のときに出てきて
なんやかや言ってくる人たち、といったイメージでしょうか。
私も今でこそ公認会計士と税理士の両面で仕事をしておりますが、
具体的に仕事をしてみるまではそれぞれの領域が具体的にどう違ってくるのか、
知識範囲がどう違うのかは測りかねるところがありました。
公認会計士の仕事
公認会計士の主な仕事は、会社の決算が正しいかを見ることにあります。
会計には、実はかなり細かいルールがいくつもあります。
「企業会計原則」に始まり「企業会計基準適用指針」、「実務対応報告」、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」、「会社法計算規則」……
聞き慣れないところかと思いますが、、このようなルールや基準に従った会計処理や
開示を行っているかをチェックしていくのが公認会計士の仕事です(会計監査といいます)。
投資家はこうした会計ルールに準拠して作成された会社の決算書を見て投資の意思決定をします。
これらの情報が間違っていたら(粉飾などの不正会計が行われたいたら)投資家はまともに投資ができません。
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