クリエイティブ会社が自ら広告したいものとは? 〜サン・アドの企業広告
こんにちは。ツネキです。
note初登場となります。以後、よろしくお願いします。
普段はクライアントの企業広告や商品広告を手がけているサン・アドですが、実は自分たち自身を広告する機会が年に数回訪れます。
その機会とはずばり、年鑑です。
サン・アドでは例年「TDC年鑑」「TCC年鑑」「ACC年鑑」「ADC年鑑」そして「JAGDA年鑑」という、広告業界に籍を置く人たちにとってはお馴染みの5つの年鑑に広告を出稿しています。大型書店での取り扱いもあるので一般の方にも見ていただける広告なのですが、専門書ゆえになかなかご覧いただける機会も少ないと思います。
そこで今回から複数回にわたって「サン・アドが何を広告してきたのか」=サン・アドの広告をご紹介していきたいと思います。
第1弾は、2020年度の「TDC年鑑」に掲載されたシリーズ第1作です。
サン・アドの中の人 01 コピーライター 公庄仁
クリエイティブ会社が自ら広告したかったこと
「テレビCMやグラフィック広告、パッケージデザインやウェブデザインなどなど、サン・アドの人たちが制作したものは頻繁に世の中に出て行くのですが、それらを作っている人たちについて、なかなか紹介する機会がない」「部署を問わずに魅力的な人たちがいる会社である」
そうした会社の「人」の魅力を伝えていきたい、というのがこのシリーズの出発点だったと、プロデューサーの大場は語ります。
今回ご紹介した「TDC年鑑」の広告も、デザイナーやアートディレクターたちが手に取ることの多い年鑑に掲載する企画なのに、このようなテキスト中心の広告を発想するあたりがコピーライター公庄らしいところ。
大きな枠組みではコピーライターである自分と会社、仕事との関わり方を紹介しながら、サン・アドに所属するデザイナー、アートディレクターの紹介原稿にもなっているところが巧みです。
そして、アートディレクターである中野直の似顔絵と挿絵がまたよいアクセントになっています。
サン・アドに所属する人たちを紹介していくこの広告シリーズ。
次回は、2020年度の「TCC年鑑」に掲載された広告をご紹介します。
サン・アド企業広告
■スタッフリスト
CD / C:公庄仁 AD / D / イラスト:中野直 PR:大場彩子
*TDC年鑑
東京タイプディレクターズクラブ(TDC)が年1回発行しているデザイン年鑑。タイポグラフィとデザインの国際コンペティション「東京TDC賞」の入賞作品を収録している。
*TCC年鑑
東京コピーライターズクラブ(TCC)が発行しているコピー年鑑。年1回の審査会を通過したすぐれた広告を年鑑としてまとめ、広く紹介している。
*ACC年鑑
広告主・広告会社・制作会社・メディア会社などさまざまな業種・団体が加盟しているACC(ALL Confederation of Creativity)主催の広告賞の受賞作品をまとめた年鑑。かつてはACC CM FESTIVALの受賞作をまとめた「ACC CM年鑑」だったが、2017年に賞自体が「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」へと変わったことを受け、年鑑も「ACC 日本のクリエイティビティ」とその名を変更している。
*JAGDA年鑑
日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が毎年、会員が手がけた仕事・作品を募集・選考・収録している年鑑。JAGDA正会員の互選により決定した選考委員が作品選考にあたっている。
*サン・アドHP
https://sun-ad.co.jp/
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写真・大森めぐみ (サン・アド)
文・常木宏之 (サン・アド)