面白くなければテレビじゃない、といった時点でテレビは死んでいたと思う。

https://youtu.be/nciq9x-MXDo

黒澤監督は美しいものを描きたいとおっしゃりながら映画を作った。
美しいものと、面白いものは違うと、小泉監督はこのインタビューでおっしゃってる。
人が面白いと言う時には、嫉妬や蔑みから面白いと思ってしまう時があると解説する。

映画はエンタテーメントだからと言って、ハラハラドキドキがすべてだと勘違いしている日本映画の監督が増えている。
美しくなければ映画じゃないと思っている私からすると下品で刺激的すぎる映画はつまらない。
黒澤映画の美しさに魅了されている感性を彼らは理解しない。
スーパーヒーローが派手に戦うだけのアメリカ映画もつまらない。

早速月曜日に『峠』を観に行くつもりだ。