河村光彦

1984年、黒澤明監督の『乱』を自主制作で独占ビデオ取材。1985年関西学院大学卒業と…

河村光彦

1984年、黒澤明監督の『乱』を自主制作で独占ビデオ取材。1985年関西学院大学卒業と同時に上京。1988年より70mmフィルムドキュメンタリー大型映画を監督。

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「黒澤監督は、後世に自分の映画作りを伝えたい。そう考えて僕たちに撮影を許可しました。」と語るのは河村光彦監督。 「1984年6月にクランクインした『乱』が最後の作品になるかもしれない、と黒澤監督は言っていた。 当時僕は23歳で兵庫県の関西学院大学に在籍する大学4年生だった。それが今年63歳になった。 何故映画化するのに40年近く掛かったかというと・・・。 「乱」の密着取材の現場で撮影された録画テープは150時間。このテープは乱の撮影が終了した後、黒澤エンタープライズにより所

    • 私辛正仁の、古い友人の、正に命をかけた挑戦を 応援してあげてください!

      w黒澤監督晩年の超大作「乱」の ドキュメンタリー映画、 ハリウッド版製作クラウドファンディングの応援をしています。 【私が応援する理由と、長い長い物語】 ①1983年。今から40年前。  私が27歳の頃。   最初に入社した小さなCM制作会社に  制作のアルバイトがしたいと  一人の大学生が訪ねてきました。  河村光彦くんという名の青年でした。  (撮影現場写真のカメラマンの右にいる若者) ②いくつか現場を手伝ってもらったあと  しばらく顔を見せなかっ

      • 俳優の櫻井勝さんがクラウドファンディング河村光彦監督応援ビデオを作ってくださいました。

        『Life work of Akira Kurosawa』クラウドファンディング ハリウッドで黒澤明監督のドキュメンタリー映画をリメイクするプロジェクトのご案内サイトをまだ覗いていただけてない方必見でございます。 

        • 緊急告知!本日9月1日~9月6日に支援金0円でクラウドファンディング 黒澤映画プロジェクトに参加できる方を募集します。

          "『Life work of Akira Kurosawa黒澤明のライフワーク』をハリウッドでリメイクするプロジェクト" の内容に共感頂ける方は、お知らせページに進んで https://camp-fire.jp/projects/779266/view 『お気に入り』ボタンを押すだけで参加になります! リターン有りの3000円支援コースも「私には無理だ」、という方でも 黒澤監督の命日である9月6日のオープン前に『お気に入り』参戦下されば 主催者の河村光彦は大喜びでご

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          40年の時を超えて!ハリウッドリメイク版「Life work of Akira Kurosawa」製作プロジェクト!

          #黒澤明 2024年9月6日の命日から10月13日まで開催するクラウドファンディングのリターンが決まりました! ※参加ページは9月6日にお知らせします。是非参加をご検討ください。 リターンについて 3,000円 【未公開映像収録DVD1枚】 予告編2種類(2分と1分)+製作秘話40分+未公開10分×2が収録されたDVDを1枚お届けします お届け予定2024年11月 5,000円 【日本語版映画+未公開映像収録DVD1枚】 Life work of Akira

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          映画『青春の殺人者』の思い出

          公開当時高校2年生だった。大阪の映画館で見た時の衝撃は忘れられない。その年のキネマ旬報第1位は文句ない評価だった。 浪人が決まった19歳の春に『19歳の地図』とオールナイトで観るというイベントがあった。 舞台上には長谷川和彦監督と柳町監督、トークショーが開催されたが、場内は柳町ファンで一杯、長谷川監督にはアウェイ状態で『青春の殺人者』に批判的な声が会場から上がった。その批判が腑に落ちないものばかりで腹が立った。人の好い長谷川監督は弱気の返答しかできず、歯がゆい思いをしながら聞

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          Life work of Akira Kurosawaをハリウッド監督の手でリメイクするためにクラウドファンディングで200万円を集めます。9/6~10/13 株式会社tokyowebtv

          ※詳細参加ページは9月6日にお知らせします。 私たちは、黒澤明のドキュメンタリー映画『Life work of Akira Kurosawa』をハリウッド映画監督の手でリメイクし、英語版を製作・公開するプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトを通じて、“人間黒澤明″の生き様を全世界に紹介し、彼の偉大な功績を後世に伝えたいと考えています。 【プロジェクトの背景】 40年前に撮影された150時間分の映像のうち、1998年に発見された70時間分は2006年にデジタル化して当

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          安部公房の『箱男』を映画化?

          1986年に小説を読んだ。 その後に日テレの『電波少年』が1年間20代の無名タレントを「箱男」にして道行く人との交流を撮影して放送した。毎週見入ってしまった。 小説の物語と違ったのはそこに観察者であるテレビカメラが介在した事だ。小説より多くの驚きと感動があったと記憶している。 しかし一人の人間を箱に監禁して番組化など、人権無視で今なら絶対許されない。 同番組はタレントのなすびさんを監禁して懸賞生活を強要し、彼を精神疾患に追い込んだ犯罪番組だった。 主犯はプロデューサーの土屋

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          この秋クラウドファンディングプロジェクトを実施する!癌と闘う河村監督

          40年前に記録された黒澤明監督の映画『乱』の製作記録ビデオを、ガンと闘いながら1本の映画にして世界に発信しようと奮闘している男がいる。 Life work of Akira Kurosawaのプロデューサーで監督の河村光彦だ。 https://hc.nikkan-gendai.com/articles/280176  ↑ この記事掲載後に彼の小腸にがんが再発。抗がん剤治療の副作用ですっかり髪が抜けてしまった。 そんな闘病生活中にも関わらず、河村は数か国の外国語字幕版を

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          NHK少年ドラマシリーズ『タイムトラベラー』第1話~最終話 を発見!

          といっても音声だけでビデオではない。 番組放送時に音声録音したものを、全話Youtubeにアップした人がいたのだ。 このアップ主が素晴らしいのは、音声にオリジナルイラストを施してドラマを再現していることだ。 1972年の初回放送の後、1979年までは続編も含めて何度か再放送がされていた。 当時我が家にはβ方式のSONY製ビデオデッキがあったから、私は全話録画して、繰り返し視聴していた。 高校3年生だった私にとって生のビデオテープは高額で、録画した映画は永久保存版とし

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          #黒澤明 #井上陽水『人生が二度あれば』

          高校2年の時この曲を知った。 音楽の歌のテストの時間にこの曲を選んで、音楽クラスの同級生の前で歌った。 カラオケなどない時代だったから、人前で一人で歌を歌うという機会はめったになかった。そんな時代だった。 軽音楽部の友人にギターを弾いてもらって、歌った。 当時は、亡くなったばかりの祖父を思いながら歌ったが、 60歳を超えてガンを患って、 63歳で闘病生活を続けている今の自分と 歌詞の中に登場する、65歳になってすぐに亡くなった 井上陽水さんの父親の人生と比較し

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          #オッペンハイマー 登場人物が多すぎて良くわからないという批判があるが、重要なのは、誰がどんな証言をしたかではなく…

          映画の冒頭から量子力学者が頭の中で描く原子と中性子のイメージをフラッシュで見せられる。 そのイメージが三位一体装置たる原爆実験シーンで巨大な爆破エネルギーとして視覚化されて、観客を襲う。 無音の閃光に遅れて爆音が鳴り響く演出は、被爆を体験した広島と長崎の市民を襲った恐怖の一瞬を劇場に再現したと言える。 オッペンハイマー氏は爆風を受けたその瞬間にすべてを悟り、原爆投下の是非に疑問を抱き始める。 ソ連のスパイ容疑をかけられて、原爆投下を非と考えることや水爆開発に反対する事

          #オッペンハイマー 登場人物が多すぎて良くわからないという批判があるが、重要なのは、誰がどんな証言をしたかではなく…

          オッペンハイマー氏は頭の中で何度も被爆を疑似体験して、広島と長崎への原爆投下の被害の恐ろしさを体験していた!

          IMAXで見て大正解だった。 観客は彼が疑似体験した被爆を大スクリーンの前で大音響とともに体験する。 オッペンハイマー氏自身が良心の呵責に苦しんでいながら、それが国への非忠誠だと攻めたてられて苦しんだ事実をこの映画は見せてくれた。 クリストファー・ノーラン監督の良心に満ちた傑作だ。 被爆国日本だからこそ見るべき映画だ。

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          #GOD がプロデュースする波動シンガー#SIZUKU が歌う日米合同プロジェクト #大谷翔平 応援歌「ショータイム翔平」本日解禁!

          この #三神 の曲がラジオ日本でオンエア 昨日、同応援歌を披露する記者会見が日本プレスセンターで 盛大に行われました。 #黒澤明 のライフワークLife work of Akira Kurosawa を監督した 私河村光彦も会場に駆けつけて、祝辞を送りました。 https://youtu.be/0o3mToM6BE4?si=Uncj71RL80b3LQ6v 実は昨年、38年越しでやっと完成したLife work of Akira Kurosawaを劇場公開するその日に脳梗

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          3月13日 夕方 販売(4月14日号)された #日刊ゲンダイ にインタビュー記事として監督河村が胃がんと脳梗塞を乗り越えてプロデュースした#黒澤明 のライフワークLife work of Akira Kurosawa の製作秘話が掲載されました!

          #ローソン とファミマでならまだ買えるかもです。 是非ご一読ください!

          3月13日 夕方 販売(4月14日号)された #日刊ゲンダイ にインタビュー記事として監督河村が胃がんと脳梗塞を乗り越えてプロデュースした#黒澤明 のライフワークLife work of Akira Kurosawa の製作秘話が掲載されました!

          吉永小百合主演『愛と死をみつめて』

          中学3年生のころ、どんなに悲しい映画を見ても涙がこぼれた経験はまだなかった。これが記念すべき1本目となった。 顔半分の切除手術が終わった後、残る右目も、とうとう霞んで見えなくなってしまう。それに気づいたマコは、気づかないふりをしてミコに見せた写真の説明を続ける。するとミコが 「うその嫌いなマーコ、どうして嘘ついた?」と笑顔で問いかける。 その繰り返される問いに、マコは答えられない。 そのシーンで涙がこぼれた。 60歳を超えた今では、映画の中盤から涙が止まらない。 顔半分を失

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