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なにがアラサーを狂わせるのか

こないだ恋人と揉めた。結婚する気はないと、もにょっと言われてしょげた。「この人と同じ家に住んだり、一緒に生きるのは楽しそうだなァ」と思っていた手前、普通にショック。加えて、結婚の予定がないというのが烙印のように感じられる。

焦って結婚して失敗する人は多いけど、そういうのってたぶん頭おかしくなって判断をミスったからじゃないか?なにがアラサーの気を狂わせるの?

結婚編
①親からのプレッシャー
子どもの世話を焼いて、「自分らと同じまっとうな人生を歩めよ」というメッセージを直球で伝えてくる親は多い。知り合いが親のツテでお見合いを受けさせられててマジでかわいそうだった。

②身内からのプレッシャー
いとこの結婚式に行ったとき、ファーストバイトで新郎の口にケーキをいっぱい詰め込む新婦を笑っていたら、叔父が「次は君の番だからよく見ておくんだよ」と話しかけてきた。親戚のお葬式に行ったとき、サザンオールスターズの話をしていたら、酔っぱらった大叔父がやって来て「結婚はぜひ湘南ボーイと!」と言って去っていった。

③友人/知人からの報告
Facebookというのは「結婚しました」と報告するためのツールなのか?

④固定観念
人間は結婚して一人前、独身者は人間性に問題がある、女は家事をして男に仕えるもの、結婚して子供を産むことが女の幸せ、、うるせえ!子どもの頃に周りにいた大人がみんな結婚していたから、30歳やそこらで結婚すべき、という価値観が刷り込まれている。

⑤孤独
おじさんおばさんからの結婚しろムーブをかわすのに疲れた。。誰も守ってくれないし。。しかも1人で家にいるの飽きた。友だち誘いたいけど家庭がある人は声かけにくい。それによお、会社で子どもがいる人は定時で帰れるのによお、独身は仕事を請け負わされてさあ、俺だって家帰りてえよ。。

出産/育児編
①世相
厚労省のデータを見ると、25歳から34歳に出産する人が多い。今フリーの人が結婚した上で子供を産むとすると、結婚相手を探す→付き合う→プロポーズする→両親に会わせる→家を探す→引っ越す→結婚する→式などをする→妊活をする、みたいな長いステップを踏むことになる。みんなと同じように生きるなら早めに動かなきゃと急き立てられる。

②老いへの不安
卵子が古くなるとか羊水が減るとか、高齢出産に関するネガティブな噂を聞き、老化に怯える。今でさえ仕事から帰ってきたらめっちゃ疲れてるのに、もっと体力が落ちた時に出産や子育てなんてできるのか?!っていうか年寄りはモテなくなるから、魅力的な異性とはもはや交際も結婚もできなくなるのでは?!というものすごい思い込み。

特に解決策はない。ただ気が滅入る。梅雨だしね。

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