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Frogカンファレンスの質問に答えてみた

先日、カナダのバンクーバーにて日本人クリエイターの北米進出を支援されているFrogさんの、記念すべき第一回目となるFrogカンファレンスで「北米での起業」をテーマにパネリストとして登壇させていただきました。

そこで会場の皆さんから質問を受け付けておられたのですが、時間上全ての質問に答えることができなかったのと、Keiさんに宣言してしまったので、私もいくつかの質問にお答えできればと思いnoteにしました。

とはいえ、新卒で入社した会社が最初で最後で、北米のどこかの組織に属したことはなく、自分はエンジニアではないのでわからなかった回答については省略させていただいています。
加えて、どちらかというと採用する側、採用したい会社を支援する側の話としてすでに質問に回答されているお二方と異なる視点で情報共有させていただければと思います。

他の方々の回答

質問回答

牛尾さんのお話を聞くと、周りの方からの助けやアドバイスを受けるのがお上手な印象を受けました。コミュケーションや立ち回りで、何か意識していることがあれば教えて下さい。また、全てのアドバイスを実行するのは難しいかと思いますが、どのように取捨選択しているのかも伺いたいです。 

自分が意識していることは以下です。

  • 気持ち的には聞く>話す(何を聞かれてるのか、相手が何を知りたいのか集中して聞く、返答する)

  • 当たり前ですが、自分からリクエストした場合は能動的に動く(事前情報を調べる、環境をセッティングする)

あとはアドバイスの取捨選択については、起業家向けになりますがこちら参考になるかもです。

AIの進化が目まぐるしいですが、実際に登壇者の皆様や海外Tech企業が実務でどのようにAIを活用して、どれくらい効率化できているのかお聞きしたいです。

Bizよりかもしれませんが、以下のシーンで活用することが多いです。

  • 対自分以外の方とmeetingするときや資料を作成するときのアジェンダ作成・抜け漏れチェックなど

  • 業務ツールの準備(Cold mail用のリスト作成など)

  • テキストのリライトや添削

エンジニアの求職活動では、とにかく応募しまくるのが大事とは言いますが、一方であえて数を絞り1社ずつ募集要項や事業内容を熟読した上で、自身の経験と照らし合わせてレジュメ、カバーレターを書くというアプローチもあるかと思います。どんな人なら前者のアプローチ、あるいは後者のアプローチが良いなど個人的なご意見を聞きたいです。

最近見て印象的だったこちらのTED Talkぜひ見て欲しいです。
端的に伝えると、自分の能力をプレゼンする>職歴をアピールする。このアプローチは相手目線ですごくいいなと思いました。

SWE1 (junior)です。Juniorと働くときに、「こういう立ち回りで働いてくれると助かる」ということがあればお聞かせください。例えば、「プロダクトの改善点や疑問点などを見つけたらその都度エスカレートする」や「Supervisorには一日1回は必ず進捗のアップデートをする」などを自分では気をつけて働いています。

Keiさんもnoteでおっしゃってましたが、主体性は必要かなと思います。今のやり方すごくいいと思います。
あとは牛尾さんも別の質問の回答でおっしゃっていたように、一緒に働きたいと思われる人になることも大事かもしれません。これは必ずしもスキルベースの話に限らないと思います。

カナダのTech企業の面接時に、テクニカル面接(コーディング、システム設計)と行動面接どちらに重きが置かれていますでしょうか?テクニカル面接で十分に答えられない場合でも、行動面接でしっかりと自分がやってきたことをアピールできると就職に繋がりますでしょうか?

私は企業さんの採用側を支援している立場でもありますが、過去にテクニカル面接がギリギリ合格ラインに足りなかった方でも、その後の行動面接でカルチャーマッチして無事に入社し、現在活躍しているエンジニアさんのような事例もあります。そこは採用担当者さんも経営陣も完全にポテンシャル採用だったとおしゃっていました。
これは企業との相性があると思いますが、自分もスキルなどはある程度入社してからキャッチアップして貰えばよく、それよりもその人となりや考え方の方が重要だと考える派です。
これはなかなか後天的に変えられるものではないので。

GAFAMは早期で辞めるエンジニアも多いと耳にしました。これが事実であれば「早期で辞める人の割合」「辞める主な理由」などを教えて頂きたいです。「定職率」「平均的な継続年数」なども肌感で構いませんのでお伺いしたいです。

割合は分かりませんが、退職理由は以下が多い感覚です。

  • 待遇への不満

  • レイオフ

  • 人間関係

  • 外部要因(会社がリモートを廃止したが、ご家族の都合で引っ越せないなど)

  • (まれに)起業

定職率は分かりませんが、平均的な勤続年数も人によりけりで私が見てきた中では3年以内で辞めた人もいれば、10年以上勤務して昇格しているような方もいらっしゃいました。

第二部のお話になると思うのですが、日本人として北米企業で働く中で、語学面から来るパフォーマンスの低下を感じる事はありますか?ある場合、どのようなマインドでそれを突破していますか?

米国企業で働いたことはありませんが、米国の企業とやりとりしている時に語学面からくるパフォーマンスの低下は常に感じています。
マインドとしては、基本的には自責と未来志向です。

  • 語学の勉強をサボっていた自分が悪い。

  • 今できる最善を尽くそう。

  • できなかったところは繰り返さないように改善しよう。

ご自身の知識と経験を共有するために日々されている情報発信について、そのモチベーションをお伺いしたいです。「なぜ海外で戦う人のサポートされたいのか?」「なぜ海外挑戦者を増やしたいのか?」「なぜ海外挑戦を狙っている人に情報発信をされているのか?」なぜそう思われたのかを、もう一段深掘りして本質的なところをぜひ伺いたいです。

自分は過去に何者でもない時にメンタルブレイクしたことがありました。ですがそのあとにいろんなスキルを身につけて今では食いっぱぐれることはないという自信が身につきました。

そして同じような境遇の人の背中を押したいと思っているのがモチベの根源です。「こいつでもできるなら私にもできないわけがない」と思ってどんどん自分のリミッターを外していって欲しい、というのが回答になります。

北米での就活、キャリアアップにおいて、AWSなどの資格は重要視されますでしょうか?資格取得の勉強よりもアルゴリズムなど面接対策の勉強に時間を割く方が良いのでしょうか?

分かりません。
しかし、ご質問は少し部分やテクニックの話をされているような気がしました。
もしご自身が採用担当者や経営者だったと想像したときに、純粋に「この人を採用すると給与以上のリターンがあるかどうか」が採用基準になると思います。そこから逆算して就職戦略を作ってみるのもいいかもしれません。

カナダ企業でインターン中の者です。同僚の文化的バックグラウンドが様々な中でもうまくやっていくために心がけていることなどについてお伺いしたいです。主に、コミュニケーションの取り方や、職場での仲間(挨拶だけでなく互いの仕事やキャリアの話などもできる相手)の増やし方など、工夫していることなどがあればお聞きしたいです。

  • 敬意を払うこと

  • 自分から能動的に動くこと

世界一流エンジニアの思考法で心身の健康を整える話が印象的でした。個人差が大きいところかと思うので、牛尾さんだけでなく、皆様の実践されていることをお聞きしたいです。

自分はヨガ、瞑想、読書、ウォーキング、ストレッチ、マッサージを日課にしています。あとは食生活も気をつけています。(野菜や果物を積極的に摂取する。ジャンキーなものは控えるなど。)

40歳から北米挑戦は現実的でしょうか?

私はまだ40歳じゃないですが、北米挑戦に限らず全ての挑戦に遅いことはないと思います。
自身も初めてアメリカに来たのは2年前、英語で自己紹介すらできず、大学卒業後のTOEICスコアはまさかの200点台(社会人になってから660-680点くらいにはなりましたがそこでしばらく頭打ちだった)、アメリカに行くようになってから改めて中学文法からやり直しました。今関わっている全ての領域のスキルのほぼ8割は会社を退職してから、どこかの組織に属してOJT してもらったわけではなく、実務をしながら独力で身につけました。
もちろん内容によっては身体的な制限はあると思いますが、挑戦は遅いと思った今が一番早いタイミングだと思います。
私が好きな言葉を貼っておきます。(ハーバード大学の図書館に貼ってあるらしい)

"The earliest moment is when you think it's too late."

カナダに来てから様々なMeetupやイベントで起業家やファウンダーのお話を聞く機会に恵まれ、彼らのような生き方に興味を持ち始めました。一方、既にある程度はプレイヤーとしてのステータスを得ている今、何をモチベーションに起業という選択肢を取ればよいかわかりません。皆さんはなぜ起業家という道を選ばれたのですか?

自分の場合は消去法です。元々起業というオプションはありましたが、トリガーになったのはお金もスキルもコネクションもなかったからです。
その時に何度も頭の中で繰り返していたのが、
Steve Jobsの"If this were the last day of my life, would I be doing the same things I am about to do today?"というフレーズでした。
自分も最初に起業に関心を持ち始めてから実際に起業するまで数年かかりました。
早いほうがいいに越したことがないと思う一方で、もし質問者さんが急いでないなら、その時を待ってもいいかもしれません。
すでにカンファレンスでは伝えましたが、起業は手段で、目的はその先に何かあると思います。そこをもう一度棚卸してもいいかもしれません。

アメリカ、カナダのTech企業に100通近く応募し、一つも返答が無い状況です。リファラルが重要という話を良く聞きますが、リファラルを得るためにすべきことについて皆さんが意識している事について何かあれば教えてください

これは営業のアプローチになりますが、もし参考になるところがありましたら幸いです。2→3の時に注意したいのが、紹介する人の負担を減らすことと、なぜ相手があなたに会うもしくはコミュニーケーションをとることに時間を割かないといけないのかを端的に説明することです。ここも相手目線の想像力が問われるかもしれません。

  1. まずターゲットを決める

  2. 共通の知り合いを見つける

  3. その人にリファラルを依頼する

英語でのコミュニケーションについて質問です。 英語力の重要性自体は認識しているのですが、海外でエンジニアとして働くにあたって、心構えの面で大切だと思われることがあればお聞きしたいです。

エンジニアではないですが、自分の心構えを共有すると「あんたらが日本語話されへんからこっちは不得意な英語で話してあげてるねん」です。
あとは母国語じゃないから少々間違ってても仕方がない。でも相手に解釈の判断を委ねないよう、自分の英語力は常に向上させていかないととは思っています。

技術的人間的に魅力ある憧れの上司や同僚は、会社の中でどのくらいいらっしゃいますでしょうか?憧れの人のここを参考にしているというエピソードもいただければ幸いです。

私には上司などがいないのと北米縛りの話ではありませんが、会う人全ての人が先生だと思っています。それに職種やTitleは関係ないです。年下や学生さんでもすごいなと思う人はたくさんいるので、その人から常に学ぼうとはしています。

北米では年齢は関係ないとは聞きますが、北米で長くIT業界で活躍するために立ち回り方、キャリアの積み方など、気を付ける点があればお伺いしたいです。

牛尾さんもnoteで話していたかもですが、他の人とは比べたらキリがないので昨日の自分と比較して1%でも成長したかが重要だと思います。
もし今時点で5, 10年後の明確なキャリアイメージがあるなら、今とのギャップを可視化して逆算していくのがいいかなと。

将来的に日本に帰る予定はあるのか、その場合日本帰国後はどのようなキャリアパスを考えられているか聞いてみたいです。

まだ未定ですが、自分はこんなふうに考えてます。

  • 仕事をバリバリする期間:アメリカ

  • 医療費が気になる年齢になってきたら:アメリカ以外の国(過去にCOVIDにかかって病院に行ったら当時のレートで17万かかって、その時は老後はあまり住むイメージが湧きませんでした。)

お仕事をしている時に言語的な不自由さを感じることはありますか?ある場合、心がけていることがありましたら伺いたいです。

毎回感じています。これは言語の制限に限ったことではありませんが、もし企業同士のミーティングの際などは相手のことを調べるのは当たり前、共有の如何に関わらずアジェンダなどを用意しています。カジュアルなシーンでは、わからないことは勇気を持って聞き直すようにしています。

牛尾さんに質問です。ADHDとの事ですが、集中力を維持する、モチベーションを維持する為に行っている事はありますか?自分もADHDですが集中力が散漫になりがちな事に苦労しています。
私はADHDなのか分かりませんが、マルチタスクができなかったり、BGMがかかっているカフェやワークスペースで仕事できないタイプなので以下を気をつけています。

  • 集中力が必要な仕事は午前にする。

  • 午前中は打ち合わせを入れない。

  • 無音の環境を確保する。

  • 毎日定量と定性の目標やモチベーションが上がる言葉を見返してから作業を始める。

他にも昔Tipsをまとめたものがあるので、モチベ上げとは少し異なりますがご活用いただけると嬉しいです。

生産性を上げるために筋トレはしたほうがいいですか?

自分は昔週3でジムに行っていた時がありますが、確かに生産性は上がっていたように思います。現在はジムに行く代わりに、毎朝5〜10分のヨガと瞑想、夜にストレッチをしていますがこちらでもかなり生産性が上がりました。
個人的にはジムに行くための準備が面倒だったり、混雑がストレスだったので今の方が満足度は高いです。(ヨガもストレッチも寝巻きでやってます。)

GAFAMでCS系の学位を持っていないエンジニアは肌感で何割くらいでしょうか?またCS系の学位なしでGAFAMに入社してくるエンジニアたちは、だいたい何年くらいの実務経験がありますか?ビザによる差も大きいと思いますので、カナダとアメリカを区別してご回答いただければ大丈夫です。 

Metaに限った話になりますが、私が過去にレジュメを拝見していたアメリカ人以外のエンジニアだと大体みなさんCSの学位を持っていましたね。
アメリカの場合、学位と業務内容ばビザに関連してくるためかと思います。カナダは詳しくないのと、ぜひその辺りはFrogさんにご相談されるのがいいかなと思います。

英語の勉強優先で技術の勉強が十分にできていないと感じています。日々の学習はどのようなバランスでなされていらっしゃいますか?

通常の業務時間は業務に集中、それ以外の時間で始業前後や土日、移動中などに英語を勉強するようにしています。これはどちらかがコンプリートされるまで常に付きまとう課題だと思います。自分は技術領域ではないですが英語以外に勉強したいことがある時、その時々で優先順位をつけて日毎もしくは週毎で時間を調整しています。

燃え尽きなど、メンタル面をケアするためにどのような習慣を実践されていますか?

私のアプローチは以下

  1. ①何が今の課題なのか(何が原因で燃え尽きてるのか)、②理想、③何がそのギャップなのかを可視化します(=②−①)

  2. そして、それに対して必要な情報を調べます。YouTube、書籍など

  3. インプットし、実践できそうなや変えるべき部分をピックアップします。

  4. 実行します

他にも純粋に15分は日光を浴びるようにしたり、十分な睡眠をとる、散歩程度でいいので歩く、外に出る、1日仕事と離れてハイキングしたりしています。でも好きなことなら料理でもゲームでも何でもいいと思います。
疲れている時は長期目線でしっかり休んだ方がいいです。

北米での就職活動には、ポートフォリオがとても有力だと聞いたことがあります。みなさんは、ご自身のポートフォリオを持って就職活動されましたか?今は学生なのですが、これから卒業、就職活動に向けてどういったポートフォリオをどれだけの量作っていけばいいかのか、曖昧です。少しジェネラルな質問になってしまいましたが、ご教授願います。

私はポートフォリオをつかった就活をしていませんが、弊社にご連絡くださる方々のレジュメを見たり、企業様にお繋ぎするときに見るのでその視点で共有させてください。

一言で言うなら、読み手目線があるかどうかがポイントかなと思います。

スキルアップのために掛けられている時間について、会社の仕事業務を通じたスキルアップの時間と、その他の活動(自己啓発など)の活動での時間の割合を、ご参考までに教えていただけますでしょうか?

自分は平日の日中は仕事の時間、平日の夜や土日は自分の好きな時間を割り切って、キャッチアップしたい情報や読みたい本などをまとめてチェックしてます。

応募する企業のことを深く知る良い方法について教えていただきたいです。Job discriptionや会社Webページでは手に入らない現場での困りごとや、実態を知る良い方法はありますでしょうか?

一番いいのは中で働いている人に聞くのがいいと思います。自分はglassdoorなどの口コミサイトなどもチェックしてます。
もしC向けのプロダクトなら実際に触ってみるのとかもいいかと。

カナダへ移住する際、どこか新しい環境に挑戦する際、いざその間際になると、少なからず不安や孤独を感じたのではないかと思います。その乗り越え方や実際に来た際のアクションなどあれば教えていただきたいです。

よくある話ですが、チケットを買ってしまう。周りに宣言してしまう、自分にご褒美や期限までに目標を達成できなかったときのペナルティを設けておくのはいいかもしれません。周りを巻き込むと強制力が上がるので。

牛尾さんに質問です。心がけている内容はすべて実践したくなるものでした。過去に人から受けたアドバイスやそれを試した結果をどのように記憶されていますか?エピソードとして魅力的なものをどのように思い出して本やスライドにしているのか気になりました

牛尾さんではないですが、私はいただいたアドバイスを全てやることはせず、まず自分の中で取捨選択します。その中でうまく行ったものは残しますが、経験上

Ryosukeさんに質問です。カナダ(アメリカ)に移住すると決めた時、ご家族の反応や理解を得るのに苦労しましたか?

自分はRyosukeさんではないのと、自分はまだ独身ですが、自分の家族は「他所様に迷惑をかけない」「死なない」なら何してもいいという教育方針だったので、そこはあまり苦労しませんでした。

ただ、周りのFemaleのファウンダーの中にはご家族の理解が得られずに、疎遠になってしまっている方などもいらっしゃいます。そう言う意味では自分はラッキーなほうだったかもしれないなと思います。

残業に関して海外でのマネージャー視点での認識を知りたいです!

これはKeiさんのnoteが参考になるかと思います。

北米圏、グローバルな環境で働く上で英語力が必要と思いますが、例えば最初のキャリアでは英語に関して苦労されましたか?またそれをどのように乗り越えましたか?自主学習していたのか、何かツールを使用したか、仕事をしていく上で徐々に英語力が上がったかなど知りたいです。

自分がたどり着いた結論は使わないと上手くならない。よく留学してからとか、保険(準備期間)を儲けようとする人がますが、結局そういう環境を作っても自分から能動的に動かないと環境をどれだけ整えても効果が十分に発揮されるとは限らないと思います。
自分の場合は少し年齢的な焦りもあって、これから何か英語に限らず新しいスキルを身につけるには走りながら身につけていくしかない、と腹を決めました。

他に答えたい、もしくは掘り下げたい質問もあったのですがひとまずざっと答えてみました。noteは定期的に更新しているので、もしかすると内容がアップデートされているかもしれません。

カンファレンスと懇親会に参加して思ったこと

今回このようなカンファレンスに参加させていただき、その後の懇親会でコミュニティの皆さんとお話しする機会がありました。

正直にお伝えすると私はアメリカのそれも西海岸、スタートアップをしている人との交流機会が圧倒的に多かったので、すごくいい意味で同じ"日本人"、"北米"というキーワードでもこんなにコミュニティの性質や雰囲気が違うんだなと驚いたのを覚えています。

皆さん超絶優秀で、コミュニケーション力も高く、こんな人たちが北米の企業で働いてるんだなと心強さを感じました。

一方で、やはりアメリカと比べるとギラギラ感というか、一発当ててやろう的な方は少ない印象でいい意味で少し時間がゆったり流れている感覚も感じました。

私は幸か不幸か、すでに別の形で北米に来ていますが、もしもっと早くこのようなコミュニティの存在を知っていれば、全く異なるスキルスタックとバックグラウンドを持って違う形で北米に挑戦してたかもしれないとも思いました。

もし今少しでも北米や海外での挑戦に関心を持っている方がいらっしゃれば、まずは動いてみることをお勧めしたいです。

今回、基調講義をしてくださった牛尾さんのブログにも、「受かりたいなら、受けることから始めないと受からない」と言うことを繰り返し言われていました。

世界情勢然り、技術然り、外部の環境は目まぐるしく変わり続けていくので、私も皆さんに負けないよう常に内部のアセットをアップデートし続けていきたいです。


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小磯 純奈 (@sumina_inxR)

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