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Frog カンファレンスが楽しかったので、質問に全部答えてみた

先週、カナダのバンクーバーの Frog カンファレンスで「世界一流エンジニアの思考法」のからみで、ありがたくも基調講演のスピーカーとして呼んでもらえました。これがきっかけらしい。ちなみに、yuya さんのPodCastも楽しいよ。


初めてのバンクーバーというのもあって、とても楽しかったので、イベントに寄せられた質問に勝手にすべて回答してみようと思います。すべてが私に寄せられた質問ではないので、答えられないのもありますが、そこは聞かれてないけど勝手に答えてみます。

牛尾さんのお話を聞くと、周りの方からの助けやアドバイスを受けるのがお上手な印象を受けました。コミュケーションや立ち回りで、何か意識していることがあれば教えて下さい。また、全てのアドバイスを実行するのは難しいかと思いますが、どのように取捨選択しているのかも伺いたいです。

私は何かの改善をしたいときは、その時に1つだけピックアップします。具体的には、その時の一番辛い事(例えば、PullRequestが自分だけコメントが付きまくって全然マージされない等)を自分のメンターに相談して、そのアドバイスをそのまま愚直に実行するようにしています。改善は少しづつで十分で、一気にやらなくて良いと思います。

カナダからリモートでアメリカ企業で働くのと、アメリカで直に住みながら働くのだと、やはり待遇や業務内容に違いが出る物なのでしょうか。その後のキャリア的にどの程度違いがある物なのか、ご意見伺えれば嬉しいです。

 カナダ初めてやから知らんけど、適当に回答すると、個人的にはマネー的な違いはあると思います。アメリカの中でもサラリーの額は住んでいる地域とランクで決まります。自分の会社でいうと、カナダにずっと住んでる人でもちゃんと優秀であれば待遇などには違いは無いですよ。ただ、個人的にはやっぱり対面で人に会える方がいろいろ楽だし、いいこともあります。ですがその人の好みという話だと思います。

AIの進化が目まぐるしいですが、実際に登壇者の皆様や海外Tech企業が実務でどのようにAIを活用して、どれくらい効率化できているのかお聞きしたいです。私の場合ですと、主にGithub CopilotとChatGPTを使い、コーディングの補助やわからないことの調べ物にAIを活用しています。

ゴリゴリに使いまくっています。自分で趣味でAIアプリを書いて自分の仕事を効率化してたりもします。今までプログラムだけではできなかった自動化もできますので。自分の場合頻繁に使うのは、コードのレビュー、特にログのコメント、クラスやメソッド、変数の命名はいっつもAIに候補をだしてもらって決めています。命名は本当に難しいし、NonNativeの限界もあるとおもいますが、これも解決です。また、自分が書いたドキュメントの不自然な英語も完全に治してもらっています。なんとありがたいことでしょうか。もちろん調べものも最近はGoogle使わなくなっていますね。検索だとキーワードを知ってないといけませんが、ChatGPTとかだと不要ですし、一旦キーワードがわかったら、それで公式のドキュメントを読んだりしています。

エンジニアの求職活動では、とにかく応募しまくるのが大事とは言いますが、一方であえて数を絞り1社ずつ募集要項や事業内容を熟読した上で、自身の経験と照らし合わせてレジュメ、カバーレターを書くというアプローチもあるかと思います。どんな人なら前者のアプローチ、あるいは後者のアプローチが良いなど個人的なご意見を聞きたいです。

自分はどちらでもなく、Strategy 派ですね。自分が行きたいところがあったら、そこに受かるように戦略を立てて準備して受けます。一言だけ言えるのは、躊躇せず「受ける」のが一番重要だと思います。
私が今のチームに入るためにやった戦略はすべてここに書いています。

SWE1 (junior)です。Juniorと働くときに、「こういう立ち回りで働いてくれると助かる」ということがあればお聞かせください。例えば、「プロダクトの改善点や疑問点などを見つけたらその都度エスカレートする」や「Supervisorには一日1回は必ず進捗のアップデートをする」などを自分では気をつけて働いています。

希望はありません。その人がエンジョイしてたらいいのにな、成果がだせたらいいのにな。と思っています。 Up to you.って感じです。一つあるとしたら、困ったら質問してな!という事ぐらいでしょうか。是非エンジョイされてください!

カナダのTech企業の面接時に、テクニカル面接(コーディング、システム設計)と行動面接どちらに重きが置かれていますでしょうか?テクニカル面接で十分に答えられない場合でも、行動面接でしっかりと自分がやってきたことをアピールできると就職に繋がりますでしょうか?

カナダは知らんので、私が複数受けたアメリカのマイクロソフトの例ですが、両面だと思います。テクニカル面接はもしかすると「答えられる」だけが重要ではないと思います。その人が一緒に自分が働きたいと思ってもらえるかどうかがポイントだと思います。
 だから仮に答えられなくても受かる可能性はあります。(わたしもそう)面接官は、その人が何かを知らないときにどうふるまうかを見ていると思います。この辺りはこの本が最高なので是非ご一読を!

GAFAMは早期で辞めるエンジニアも多いと耳にしました。これが事実であれば「早期で辞める人の割合」「辞める主な理由」などを教えて頂きたいです。「定職率」「平均的な継続年数」なども肌感で構いませんのでお伺いしたいです。

そうでもないですね。マイクロソフトは居心地よいのかな。やめる理由は様々で、スタートアップに挑戦したい、オンコールがつらいのでオンコールの無い部署に行きたい、他の会社に行って、給料上げたい(ちなみに転職の時が一番給料が上がるので)など様々ですね。

第二部のお話になると思うのですが、日本人として北米企業で働く中で、語学面から来るパフォーマンスの低下を感じる事はありますか?ある場合、どのようなマインドでそれを突破していますか?

そらそうよ。私は日本語だと、政治も得意だし、心理学勉強して、催眠誘導も出来るぐらいトークが得意ですが、英語だとたんなる英語が不自由な人ですから…。ほんま英語難しい。上達したいと常に思っています。

ご自身の知識と経験を共有するために日々されている情報発信について、そのモチベーションをお伺いしたいです。「なぜ海外で戦う人のサポートされたいのか?」「なぜ海外挑戦者を増やしたいのか?」「なぜ海外挑戦を狙っている人に情報発信をされているのか?」なぜそう思われたのかを、もう一段深掘りして本質的なところをぜひ伺いたいです。

明らかに私に対する質問ではないですが、勝手に回答しますとw 自分が情報発信しているのは、自分が学んだことを記録しておくため、そしてそのおすそ分けというモチベーションです。誰かの役にったったらええから公開しとくか的なノリですね。オープンソースの世界で育ったからコントリビュートしたい気持ちはあります。

北米での就活、キャリアアップにおいて、AWSなどの資格は重要視されますでしょうか?資格取得の勉強よりもアルゴリズムなど面接対策の勉強に時間を割く方が良いのでしょうか?

AWS ?何を言っているのですか? Azure なら役に立ちます w まあ、冗談はさておき、確かに資格というよりも、実力という感じです。コーディング面接したらわかりますので。ただ、アルゴリズムの勉強や資格の勉強も知識を強くするためには有効な勉強の手段だと思うので、自分が強くなるのを楽しみながら、勉強のツールとして活用されると良いと思います。

カナダ企業でインターン中の者です。同僚の文化的バックグラウンドが様々な中でもうまくやっていくために心がけていることなどについてお伺いしたいです。主に、コミュニケーションの取り方や、職場での仲間(挨拶だけでなく互いの仕事やキャリアの話などもできる相手)の増やし方など、工夫していることなどがあればお聞きしたいです。

よくわからないですが、文化や考え方が違うのが当たり前で常識は存在しないので、あまり、〇〇人とか、〇〇国の人とか、「日本人じゃない」とか区別して考えない方が良いと思います。どんなに育った国が違って、死ぬほどいろいろ違っていても同じ人間ですから、文化の違いを楽しんで、そして自分も、世界から見たら小さな1つの国から来たレアキャラですから、日本だとかどうとか意識せず、気負わず、普通に接したらええですよ。

北米企業に就職し数年働いた後に日本に帰国してそのまま北米企業に日本からリモートで働くというのはどのくらい現実的でしょうか。またその状態で日本から別の北米企業に転職することは可能なのでしょうか。(面接等で一時的に北米に行くことはあっても基本的には日本に住みながら働くみたいな想定です)

無理ではないとは思います。ただ、日本だと物理的にポジションが少なそうです。(テック系だと、セールスやサポートの部署とかが多くてエンジニアリングのポジションは少ない)しかし、真に強いエンジニアなのであれば全然可能かとも思います。他のエンジニアの Reputation を得れるようにがんばってみてください!

世界一流エンジニアの思考法で心身の健康を整える話が印象的でした。個人差が大きいところかと思うので、牛尾さんだけでなく、皆様の実践されていることをお聞きしたいです。

私の話は良さげですね。一応さらっとしておくと、週3の筋トレと週5のランニングを今はやっています。プロテインなどのサプリメントもとっています。筋トレの週1はパーソナルトレーナを雇っています。ちなみに、若い人はこれしなくても良いとは思います。というのもおっさんになると、頭は衰えませんが、「元気さ」がほっとくと減少する感じになります。それをキープするために、おっさんは運動するというのが実際だと思います。

牛尾さんがキャリアの方向性を今後どう考えているのかよければ教えて欲しいです!リード、マネージャー、起業など、次のキャリアや目指している姿は何かありますか?

私は何でも作れるエンジニアになりたいですね。ベストシナリオは「黒田作戦」と呼んでいますが、元広島カープの黒田は、バリバリの大リーガで、来年も残ってくれと言われているのに、それをけって広島に帰ってカープを優勝させました。かっこいい。(ちなみに私は当然阪神ファン)
 これと同じように、アメリカで、ICでマイクロソフトのプリンシパルになって、皆に信頼されて、自分がまだ役に立つうちに、日本でチームを立ち上げられるようにして、チームメンバーと一緒に開発することで、日本でアメリカにいるのとまったく同じ開発はどのようなものかをシェアしたいです。できるかなぁ。

カナダで職を得るにはカナダでの職歴が重視されるとよく聞きます。それ自体は当然だとは思うのですが、日本を含む外国での職歴は、どの程度評価してもらえるものでしょうか?例えば、カナダから日本の案件をリモートでこなしているのであれば、無給でもカナダでの経験を積んだ方が、カナダでの就職という意味では近道でしょうか?

流石にこれは答えられませんね。私はアメリカやし。職歴でいうと、採用側としては、日本の職歴は全然良いと思います。無給の仕事だとどうだろうと思うような気がします。
 採用する側は、ひどくなければ、英語がどうこうやとは思わないと思いますが、「英語圏」での実績はよいと思われるでしょう。でもエンジニアだと、エンジニアリングが出来ることが重要なので、日本での活躍が凄ければ、評価されると思います。それとはまったく別軸でビザの問題があると思いますね。結局総合的な評価になると思いうので、いろいろ作戦を考えてみてください。私がどういう作戦を立てたかは上のブログで。

牛尾さんは、PMやコンサルではなくエンジニアとして今働かれているのはなぜでしょうか?また、(自称二流)エンジニアとして自信を無くした時にどういった対処をしていますか?

単純にプログラマになりたかったから。コンピュータの世界では、一番かっこいいと思っていますから!また、自分で何かが出来るようになるのが私の一生の夢なので。エンジニアとしての自信は常にありません。というか三流と私が言っているのは何も謙遜とかではありません。本当にそう思っています。ただし、私はそれで落ち込んでいるわけではなく、冷静に分析をしてそう思っています。自分のレベルに一憂一喜していたら、ろくなことは無いです。例えば私の目の前に座っているPaulや、スーパー賢いGlenna、彼女とかもうGeneのレベルで違うとしか思えません。
 物理的な能力で彼・彼女に勝つこと、競争することは永久に不可能でしょう。だから自分は作戦を使います。ストラテジーです。そして、周りの凄い人をみて落ち込んでいても一円の得にもなりません。だから、自分は昨日の自分と比べて物凄く小さく成長しているか、もしくは成長していなくても、毎日の習慣を継続できているか?の方を重視しています。そんな小さな習慣を維持てきた自分をほめて、他の人とは比較はしません。この本には結構お世話になりました。いつも思い出しています。日本語もあると思います。

牛尾さんに質問させてください。自分の上司以上の役職についている人の、英語が母国語ではない割合はどれくらいですか?

100% ですね。たまたまですが、アメリカ人いないような…インド人率高し。

カナダに来てから様々なMeetupやイベントで起業家やファウンダーのお話を聞く機会に恵まれ、彼らのような生き方に興味を持ち始めました。一方、既にある程度はプレイヤーとしてのステータスを得ている今、何をモチベーションに起業という選択肢を取ればよいかわかりません。皆さんはなぜ起業家という道を選ばれたのですか?

過去に会社やっていましたが、正直なんとなくでしたw 私は、その後今のサラリーマンエンジニアになることにしました。自分の会社でも困ってはなかったのですが、こっちの方が自分が好きだからです。やっぱ世間の評判とかではなく、自分の心に聞いて、自分が一番好きでしっくりするのが一番だと思います。だから起業やりたかったらやったらいいし、そうでなければそうでなくても別にええと思います。

アメリカ、カナダのTech企業に100通近く応募し、一つも返答が無い状況です。リファラルが重要という話を良く聞きますが、リファラルを得るためにすべきことについて皆さんが意識している事について何かあれば教えてください

それはつらいですね。。。私はリファラルをもらったことが無いので知りません。すんません…

英語でのコミュニケーションについて質問です。 英語力の重要性自体は認識しているのですが、海外でエンジニアとして働くにあたって、心構えの面で大切だと思われることがあればお聞きしたいです。

 技術以外でいくと、「大阪のおばちゃんぐらいの厚かましさ」ぐらいがちょうど良いと思います。会議でも日本だったら、人が話するのを終わって発言しますが、こちらでそれだと永久に回ってきません。
 ただ、大阪のおばちゃんにいきなりなるのは難しいと思いますが、そういう時は周りに言うと助けてくれることがあります。私もそうでしたが、ある時仲間に「ごめん、日本だと、人が発言おわるのを待って話をするようにという風にそだってるんだ。だから、頭ではわかっていても、長年染みついているから、なれなくて、発言出来ないままに終わってしまうんだよ。」
という事をいうと「ええ、そうなの、教えてくれてありがとう」といって、その後は気をつかって、「Tsuyoshiは何か意見ある?」と振ってくれるようになったりましたので、そういうのもお勧めです。


技術的人間的に魅力ある憧れの上司や同僚は、会社の中でどのくらいいらっしゃいますでしょうか?憧れの人のここを参考にしているというエピソードもいただければ幸いです。

いやぁ、というか、部下というか、大学でたての人も物凄く出来るので、尊敬できる人しかいません。そのエピソードが本になったものが、この本ですね。

北米では年齢は関係ないとは聞きますが、北米で長くIT業界で活躍するために立ち回り方、キャリアの積み方など、気を付ける点があればお伺いしたいです。

Frogのカンファレンスでもお話しましたが、やはり、振り返りと、2つ上のポジションの行動をすること、そして2つ上の上司がやりたいことを理解して実現してあげる、最後に地道にエンジニアとしての能力を磨き続けることかなぁと思います。同僚を助けて、同僚と仲良く楽しく仕事をしながら。

将来的に日本に帰る予定はあるのか、その場合日本帰国後はどのようなキャリアパスを考えられているか聞いてみたいです。

はい。老後は日本の方が医療制度が良さげですし、安全ですし。こちらは仕事は最高ですが、生活面だとどうでしょう。先ほど仕事的なプランはお話しましので、日本帰国後のキャリアですね。多分こっちのぬるま湯につかった私は日本企業ではダメ人間でしょうw だから、自分で会社やるか、外資系企業で雇ってもらうしかないですね。出来たらマイクロソフトでエンジニアやりたいですね。あかんかったら自分会社かな。自分の年齢だと日本だと今帰っても雇ってくれるところあんまりなさそう(今52歳です)

お仕事をしている時に言語的な不自由さを感じることはありますか?ある場合、心がけていることがありましたら伺いたいです。

そら英語は永遠の課題です。英語にガッツリフォーカスすれば実力上げれるとは思いますが、技術も上げないといけないので、今は英語より技術優先にしています。英語は常に不自由を感じています。リーディングも圧倒的に遅いし、ランチタイムとかいろんな内容やし、まぁつらにゃんにゃんです。
 心がけていることは、わかったふりをしない事でしょうか。わからんときはわからんと言うようにしています。聞き返して理解しようとがんばります。レコーディングしといて、CopilotやTranscriptに頼ることもあります。

牛尾さんに質問です。ADHDとの事ですが、集中力を維持する、モチベーションを維持する為に行っている事はありますか?自分もADHDですが集中力が散漫になりがちな事に苦労しています。

こんな感じっすかね!

生産性を上げるために筋トレはしたほうがいいですか?

そらそうよ。重かったものも、ダンベルに比べるとアホみたいですな。

アメリカ、またはカナダへの家族移住と転職を計画しています。アメリカで働いている友人に日本で外資企業に勤めてそこからInternal Transferを狙ってのが最も確実だとアドバイスを受け、現在日本で外資への転職を狙っているのですが、これがどの程度確実な話なのか、今もそうなのかアドバイス頂けると嬉しいです。

私もインターナルトランスファーですね。インターナルトランスファーはいろいろ最高です。ビザもグリーンカードも苦労しませんし、引っ越しもサポートしてくれるし、最高です。コツとしては、外資にも日本文化ゴリゴリで、日本人上司という部署もあれば、上司は、アメリカにいるし、レポートラインがそちらという部署もあります。後者の部署に移る方が可能性が高いです。ポイントは自分から、先に「将来はアメリカで働きたい」と宣言しておくことです。実際のトランスファーは運とか、当時の会社の戦略とか、予算とかそういう要素があるのですが、先に宣言しておくことで、そのタイミングが来たら、チャンスを得る確率が上がります。

GAFAMでCS系の学位を持っていないエンジニアは肌感で何割くらいでしょうか?またCS系の学位なしでGAFAMに入社してくるエンジニアたちは、だいたい何年くらいの実務経験がありますか?ビザによる差も大きいと思いますので、カナダとアメリカを区別してご回答いただければ大丈夫です。

 カナダはしらんけど、ほぼいない感じですかね?ちなみに私は持ってません。電気工学科です。実務経験はめっちゃあります。実務経験と、コンピュータサイエンス相当の学位(工学科系)を持っていればokというノリでしょうか。要は実力です。

技術の勉強方法について、日々何をどのように学ばれているかお聞きしたいです。

 無理せず、自分がその時に学びたいことを学んでいますね。学んでいるときは、学んだらブログを書くとかしています。その時にサンプルのコードを書いたりもします。
 最近は、自分プロジェクトをやって、コーディングから、CI/CDなどすべての要素を一人でやって、人につかってもらえるソフトを書くための経験と勉強をしています。

お子様がいらっしゃる方に質問です。カナダ・アメリカで子育てをすることの良い点悪い点、これから家庭を持つことを考えている人へのアドバイス等をシェアしていただきたいです。

おらんので知らんです。すんません…

Microsoft azure spaceの部署は、現在アメリカにしかないのですか?またそこに行くためにはどのプランが良いのか教えてください。

流石にしりませんね。ここで検索すると良いですよ!

英語の勉強優先で技術の勉強が十分にできていないと感じています。日々の学習はどのようなバランスでなされていらっしゃいますか?

私は技術に全振りしていて、英語はおろそかです。ただし、これが良いとは思っていません。英語全振りは良い気がします。私の友人(メキシコ人)は最初の数年は英語をめっちゃやった方が良いとアドバイスをしてくれて、Make sense だと思います。だって全部に効くので。

燃え尽きなど、メンタル面をケアするためにどのような習慣を実践されていますか?

一つは筋肉と運動。つまり元気さをキープすることですね。むっちゃ一時的に忙しくなっても筋肉でカバーできます。精神的な燃え尽きの方が難しいですが、私はめっちゃくちゃに忙しい時期でも、日曜は休むようにしています。もうなんもしない。ぐーたらでアニメ見たり漫画読んだりギター弾いたりします。運動すらしません。人にも会いません。それが自分のリラックスみたいで他の人はまた違うと思いますので。ちなみに、私は休むことに抵抗がありましたが、この本を勉強して、休まんと生産性落ちるなぁと思うようになりました。

カナダまたはアメリカの企業でインターンされた方がいらっしゃれば、どの経路で見つけられたか、あらかじめ計画的に準備しておいた方が良いこと(技術面など)など教えてください。大学に所属している場合COOPなどの制度を利用して企業での経験がある方がやはり就職には有利だと感じますか?

流石に経験ないのでなんとも…

北米での就職活動には、ポートフォリオがとても有力だと聞いたことがあります。みなさんは、ご自身のポートフォリオを持って就職活動されましたか?今は学生なのですが、これから卒業、就職活動に向けてどういったポートフォリオをどれだけの量作っていけばいいかのか、曖昧です。少しジェネラルな質問になってしまいましたが、ご教授願います。

ぶっちゃけ雇う側からしたら個人のポートフォリオとかどうでも良いのはないでしょうか?雇う側からしたら、雇いたい人を雇いたい、つまり、その部署がたまたまほしい人を欲しいという感じと思います。
 じゃあその「欲しい人に」と自分のギャップを如何に埋めるか、その「欲しい人」になるためにはどういうアクションをして、差別化するか?などの「相手の視点で考える努力」というのが結構重要な気がしています。個人的な意見なので適当ですが。

スキルアップのために掛けられている時間について、会社の仕事業務を通じたスキルアップの時間と、その他の活動(自己啓発など)の活動での時間の割合を、ご参考までに教えていただけますでしょうか?

時間の割合は、もちろんフルタイムで働いているので、会社の勤務時間の方が多いですねー。私の場合は、土曜日を自分的に「出勤日」と思っていてそのスロットを勉強に割り当てていますね。他に楽しい時は、帰ってから Moon lighting してたりします。でもやらなあかんというよりも、自分が楽しかったらやったらええんちゃう?というノリで良いのでは?

応募する企業のことを深く知る良い方法について教えていただきたいです。Job discriptionや会社Webページでは手に入らない現場での困りごとや、実態を知る良い方法はありますでしょうか?

エンジニアの場合ですが、中の人と会う機会があるなら、会うといいかもしれません。技術のイベントやコミュニティで登壇しているかもしれません。またエンジニアの場合、その会社さんが公開しているオープンソースにコントリビュートするのがとても良いと思います。そしたらどんなコード書いているかとかわかりますよね?

カナダへ移住する際、どこか新しい環境に挑戦する際、いざその間際になると、少なからず不安や孤独を感じたのではないかと思います。その乗り越え方や実際に来た際のアクションなどあれば教えていただきたいです。

そうっすねー。私の妹は元ヤンで最恐でしたが、彼女のセリフをいつも思い出します。「別に死ぬわけちゃうんしええんちゃう?」

牛尾さんに質問です。心がけている内容はすべて実践したくなるものでした。過去に人から受けたアドバイスやそれを試した結果をどのように記憶されていますか?エピソードとして魅力的なものをどのように思い出して本やスライドにしているのか気になりました

自分が過去にアドバイスを受けたことは、近いうちに思い出してブログに書いています。思い出す事で記憶ができるので一石二鳥ですね。

Ryosukeさんに質問です。カナダ(アメリカ)に移住すると決めた時、ご家族の反応や理解を得るのに苦労しましたか?

Ryosukeさんじゃまったくないので、全然関係ありませんが、リロケーションOKと言われてその瞬間行くと言いました。

残業に関して海外でのマネージャー視点での認識を知りたいです!

タイムカードあるわけちゃいますし、バリューが出てればなんでも良いのではないでしょうか?残業命令されたことは一回もありません。沢山働いてほしいと言われたこともなく、むしろ休暇とったら喜ばれます。

スタートアップで働いている者です。今後チーム作りをしていく側なのですが、今までの経験からチームの文化を良くしていくに当たって好きだった、役に立ったと思うことがあれば教えていただきたいです。

よく言われるのは心理的安全性ですが、自分的に過去に上手くいったパターンは、メンバーのみんなに「自分でも出来る!」と思えるように思ってもらうこと。そのためにまず相手を「理解する」ことから始めるということをよくしていました。彼らを信じて任せて、フォローアップしていれば、ゴリゴリ伸びるし、自分も相手も楽しいし、いいことばかりですよ。

北米圏、グリーバルな環境で働く上で英語力が必要と思いますが、例えば最初のキャリアでは英語に関して苦労されましたか?またそれをどのように乗り越えましたか?自主学習していたのか、何かツールを使用したか、仕事をしていく上で徐々に英語力が上がったかなど知りたいです。

そうですね。こっちにきてしまうと、英語は常に苦労ですね。ただ、英語にもっとフォーカスするなら克服できる感じはあります。(今は技術を優先しています)日本に居るときのコツを一つ上げるとすると、多くの人は「しゃべれない」と言っていますが、しゃべりは多くの人が単に「訓練をしていない」からしゃべれないだけで、今は沢山のメソッドがあるので、練習すれば出来ると思います。そして、日本の外資系でもゴリゴリしゃべる人はすくなかったりするので有利になったりもします。本当の英語力としゃべる能力は別ですが、英語の発音の個別の練習や、シャドーイングなどのしゃべる訓練
は思ったより短期に習得できます。

ベストとはいいませんが、私のやってた勉強法はこれ。


スタートアップの特性で、コードのリファクタなどの技術的負債は後回しで、ビジネスサイドの開発する方が利益を最大化できるので、開発が優先される傾向があると思います。 どのタイミングで技術的負債を解決していますか?ビジネスサイドとはどうやって交渉しますか?または、何が理由になれば技術的負債の解消の開発を許可しますか?

なるほど、いい質問っすねー。うちのチームはどうしているかなぁ?まず、うちのチームは、進化型設計のやり方はあんまり好きじゃないみたいです。(私は好きなのですが)だから、PRレビューで技術的負債的なものは通りにくいです。それでも技術的負債的なものは生まれることがあります。その時は、普通のフィーチャーと同じバケットに入って優先順位が付きます。P0からやっていきます。ちなみに技術的負債が P0 になることもあります。それが深刻だったり、あるアーキテクチャを実装するためには先にそれが必要だったり。
 一つうちのチームのいいところは、どれだけ上に行ってもエンジニアなので、そういう理解があるということがめっちゃくちゃ楽です。説得不要なので。だから、新しいフィーチャ、保守のための改善、技術的負債、アラートに上下関係はなく、優先順位のみでソートされてP0からやっていきます。P0はその時々で選択が変わります。

 新しい機能開発優先の時もあれば、リリースの前は、機能開発よりもアラートとかStabilizeのタスクが優先になります。新しいタスクを実装するときに技術的負債があってこのままだと、いまいちなコードになる場合がしょっちゅがっつりリファクタして変更しています。なぜならそれが重要だからです。でもそんなこといちいち相談しません。タスクをこなす中で、みんな個人の判断で勝手にやっていますが、みんな信頼しているので、特に上から何かいわれることはありません。

なんかこれ抜けてた (6/28追記)

40歳から北米挑戦は現実的でしょうか?

わし、アメリカに来たん47か48歳の時やで。こっちは年齢聞かれないので、快適やで。

ちなみに、もうすぐで9万部で、できたら10万部行きたいので、良かったら買ってな。もしくは周りの人にすすめてなw


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