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子どものADHD症状は手術で改善できるか?

はじめに

ADHD(注意欠陥・多動性障害)様の症状は、子どもたちが抱える一般的な問題となっています。以前から、アデノイド、扁桃腺などに問題があり、それを切除することでADHD症状の改善に効果がありそうだということが分かっています。

まずはこちらの記事が分かりやすいのでご覧ください。

この記事にもありますように、睡眠が足りないとADHDと似た症状が現れると書かれています。また、こどもの睡眠不足は昼間に眠くならないので見つけにくいとも書かれています。

論文:扁桃腺摘出術が子供のADHDおよび夜尿症に及ぼす影響

この研究では、慢性扁桃腺肥大を持つ子供たちを対象にした研究で、扁桃腺摘出術がADHDおよび夜尿症の症状に及ぼす効果を調査しました。75人の子供が参加し、手術はADHDの総スコアと夜尿症の頻度を有意に改善することが示されました。
その結果、ADHDおよび夜尿症の症状が慢性扁桃腺肥大の子供たちに一般的であること、そして扁桃腺摘出術がこれらの症状の改善に有効であることが確認されました。ただし小さなサンプルサイズ短い追跡期間のためさらなる研究が必要だそうです。

まとめ

もちろん全てのADHD様症状に手術が適応となるわけではなく、かつ手術には当然リスクがありますので、ここではあくまでも紹介にとどめておきます。

気になるならまずはスマートウオッチなどで睡眠時の酸素飽和度を測定してみるのもいいかもしれませんね。

私の仕事にミスが多いのは、肥満が原因でもしかすると痩せるとなんとかなるのかもしれません。睡眠時の酸素飽和度が95でした。そこで健康的に痩せる方法を模索中です。
昔は展覧会向けに新作作ると数キロ痩せてたんですが、、、、、

<出典>

Somuk, Battal Tahsin, et al. "Impact of adenotonsillectomy on ADHD and nocturnal enuresis in children with chronic adenotonsillar hypertrophy." American Journal of Otolaryngology 37.1 (2016): 27-30.

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DALLE-3で生成。


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