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寄付をすることが日常の一部になるということ

私は、ここ一年ほど前から女性専用の保護施設に毎月少額だが、寄付を始めた。

本当は、そこでボランティアをしたいのだけど、コロナの影響でボランティアは受け付けていないらしく、今すぐ出来る事として寄付を始めたことがきっかけ。

なんだか、日本にいる頃は年末にしか募金活動をしていないような記憶があるけど、カナダでは、様々な団体が一年中通して寄付を受け付けており、またチャリティイベントも頻繁にある。

チャリティイベントは色々あるのだけれど、よくあるのが、チャリティイベント主催のランニング、ウォーキングやサイクリング。参加費用を払い、尚且つ、チャリティによっては最低金額(金額は様々)を個人で集めて寄付することが参加条件というものが主流。私の周りにも参加するから募金してとよく頼まれることがあるし、自分も参加したことが何回かある。これは、イベント感覚で楽しめるし、社会貢献ができる効率的システムだと思う。ちなみに、上記の写真は、癌患者である子どもたち専用のキャンプ場への寄付金を集めるサイクリングイベントに参加したものなのでけれど、総額一千万以上の寄付が集まった。

また、スーパーでも缶詰やシリアルなどを袋に詰めたものが$5、$10などの値段でレジで買えるようになっており、購入すると、スーパーの人が保護施設などに代わりに寄付として届けてくれる。

こんな風に、日常の中に寄付しやすい環境が整っていると、私もお金にすごく余裕があるわけではないけれど、社会の一員の一つとしてできる範囲で気軽に貢献する事ができる。

日々の生活の中で皆が気軽に募金や寄付するシステムや習慣が少しずつ広がっていけば、素敵な事だと思うし、行政に頼るだけではなく、資金の足らない施設などはすごく助かるのではないのかな。

#寄付について考える #私に出来ること #お金について考えていること #海外生活

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