選択肢を増やす?減らす?それぞれの配慮とリスク
みなさん、こんにちは!sumiです。
今回は、最近の気づきをアウトプット✍️
選択肢を「増やす配慮」と「減らす配慮」について👀
個人的な意見
LGBTQ+やジェンダーについて学ぶ前は、
選択肢が増えるのはいいこと!と思っていたけれど…。
最近、
選択肢が減ることも、配慮になるのでは?と思い始めた👀
選択肢が「ない」ケース
私の母が学童スタッフをしており、
今年の1年生から【帽子が男女関係なくみんな同じ】になった、と聞いた。
昨年までは、
女子児童が👒、男子児童が🧢だったけれど
今年から、全員が👒に統一されたそう!
メリットは…
①トランスジェンダー(かもしれない)子どもの困りごとが1つ減る。
(※トランスジェンダー:
体の性別と自身が捉えている性別が異なる/しっくりこない人。)
②好みの問題で、男子児童が「👒がいい」
女子児童が「🧢がいい」と言った場合に、
「男子は🧢、女子は👒って決まってるの!」と抑えなくていい。
選べないから、ジェンダーもなにもなくなる。
デメリットは…
①落とし物で拾ったときに、名前が書いていなかったら絞りにくい
「少なくとも女子/男子児童のものだ!」と判断できない。
(→名前を書いておこう…!)
③異性の兄弟姉妹で、取り違える可能性あり
(→余裕を持って準備すれば解決する…?)
…
他にもあるかも?
でも、事前に対策できる内容かな😕
選択肢が「ある」ケース
メリットは…
①好みで選べる従来は、男子生徒はパンツ・女子生徒はスカートの一択。小物?も男子生徒はネクタイ・女子生徒はリボンの一択。でも、ジェンダーレス制服なら、パンツかスラックスかスカートか。ネクタイかリボンか、柄も含めて選べる✨
デメリットは…
①トランスジェンダー(かもしれない)場合、実質カミングアウトになる可能性がある
②いじめられるリスクがある。
選んだ人数が少ない場合、”普通”とされている【男子はパンツ・女子はスカート】以外の人が変わり者扱いされる場合がある。(発展したらいじめになる)
男子学生にとっては、【パンツにネクタイ】以外はかなりハードルが高いのでは…?と思う。
同調圧力の壁
大学2年生の時に単発バイトで、新高校生の制服の採寸をした時があって、
対応した20人くらいのうち、1人だけスラックスを希望したお客様がいた。
けれど、
お母さまが「ほとんどの子がスカートを履くはず。後でスカートがいいってなるんだから、あんたもスカートにしておきなさい」って言って、
渋々スカートにしていた。
選択肢が増えても、選ばれなかったら意味が無くなってしまう。
「選んでいる人が一定数いる」となれば選べるのかもしれないけど、
その「一定数」に行くには、やっぱり一人一人が選んでいくしか…ないんだよね…😕
もしも…
もしも、制服の選択肢が無くなって、
男女関係なくみんな制服がパンツ・スラックスになったら🤔
スカートやリボンは【プライベートで自由に楽しむもの】に変化したら…?
私は今25歳で、学生を終えた身からすると…
学生みんながパンツ・スラックスにネクタイなのは(見慣れなくて)違和感があるけれど。
いいことしかなくない?
女子学生にとって、
①”寒くても生足の刑”からは解放される
冬は生理痛×冷えのダブルパンチがキツかった
(経験者)
②性被害のリスク減
電車での盗撮被害は減るんじゃないかな🤔
痴漢は変わらないかもしれないけれど…。
男女共に、
①トランスジェンダー(かもしれない)人、好みの問題でスカートがイヤな人にとっては、男女で分けずに一律でパンツ・スラックスになったら
モヤモヤが減るんじゃないかな🤔
選択肢を「減らす」という配慮もありなのでは?
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙌
ジェンダーレス化には、
「選択肢が増えるのはいいこと!」と肯定的に捉えていたけれど、
【選択肢が無くなることも、配慮になる】と気づけました。
現状から、「増やす」視点だけでなく、
「減らす」視点でも検討していくことも大切だと思いました🍀
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