無理に自分を変えようとせず、そのままで、周りの人を大切にすることは忘れずに行けばいい (2024.8.19〜8.25)
8/19(月)
アラームの前、6:15に自然と目が覚めた。7時頃家を出る。ドトールでモーニングを食べたが、サンドイッチを半分も食べられなくて驚く。緊張しすぎだろ。
初出勤。事務手続きをしたり会議の準備をしたり会議の見学をしたりした後、部署のホームに配属され、午前が終わる。
昼食も半分も食べられず。新しい場所と新しい人間関係にこんなに緊張するとは。
今日はずっと見学で、ただ見学するというのがなかなかに苦痛で、なんでもいいからやらせてくれ、という気持ちになる。
体は使っていない筈なのにヘトヘトになって退勤。まっすぐ家に帰り、シャワーを浴び、洗濯をし、髪を乾かし、ベッドに身を投げる。下半身がカチカチに疲れている。
19時頃パートナーが帰宅。「食欲がない」と伝える。私が残したお昼の残りを二人でほそぼそ食べる。
体がカチカチだったので整体へ。パートナーが食べ足りないと言って、モスバーガーへ行く。私もチキンバーガーを食べる。
帰宅後、私が疲れ切り自信を失っているのを、パートナーが言葉を尽くして褒めて労ってくれた。なんでそんなに優しいの。
疲れのせいもあるだろうが、シンプルに気分がしんどい。食欲も失って、こんな調子でやっていけるのかと不安でいっぱいだ。
8/20(火)
10:30頃目が覚める。相変わらず体がカチカチなので、今日も整体に行った。
いつもの近所のカフェに行き、ランチを頂く。
いつもならペロリなのに、今日は半分で手が止まる。うっすらと気持ち悪くて、食が進まない。
姉に遊びに行ってもいいか？とLINEをすると「OK」との返事が来たので、姉宅へ向かう。疲労しているわりに、気持ちが落ち着かなくてじっとしていられず、動いている方が楽だった。いつもはバスで行くが、今日はカラッとした空気で暑さも厳しくなかったので、歩いて行く。
姉宅に着き、旅行のおみやげを渡した。甥っ子とまたゲームをして遊ぶ。甥っ子がばあちゃんと作ったというスイートポテトを頂いた。優しい甘さでとても美味しかった。
食べながら、姉の義母にも働き始めたことや、緊張しすぎて気持ちがつらいことなどを話す。話しただけで少し楽になった。
図書館で本を返そうと持ってきたのに、返してくるのを忘れた。
18時頃帰宅。夕食はお米を食べる気がしないと話すと、パートナーが鶏ひき肉と椎茸の和風パスタを作ってくれた。これがあまりに美味しくて、食欲を失っていることを忘れた。椎茸の旨味がすごくて、こんなに美味しい椎茸の料理を初めて食べたかもしれない。パートナーのごはんで生きているな、としみじみ実感する。
8/21(水)
11:30起床。食事と家事を済ませ、図書館へ本を返却してから、定期通院へ。Drに働き始めたことと、緊張で気分がしんどいということを伝える。Drから、新しい職場に慣れるまでは出勤前から頓服の安定剤を飲んでおくと良い、と言われる。なるほど。
通院後はいつもの行きつけのカフェへ。
最近読書をする時間が取れていなかったので、集中して読書をする。柚木麻子の『ナイルパーチの女子会』を読む。女が抱えている面倒くささを凝縮したかのような作品だ。ぐいぐい引き込まれる。
夕食は生姜焼き。食欲が昨日よりかまし。
8/22(木)
9:30に目が覚める。家事をしてご飯を食べて、今日も姉の家に行った。緊張と不安で気持ちがしんどく、ひとりでいたくなかったのだ。姉の家に行き何をしていたかというと、読書をしていた。人の気配にただ助けられている。夕方には姉の義父母の飼っている犬の散歩に行った。それぞれが動けない事情があり、散歩の役目が姉にまわってきていたのだ。かわいい犬を眺めているだけで癒される。ピンと立った耳と、ティッティッと鳴る足音。すべてがかわいい。
18:30帰宅。パートナーの帰りが遅く、空腹のあまり暴れそうになる。食欲戻ったな。夕食は前日仕込んでおいた筑前煮。筑前煮がこんなに美味しいなんて子供の時は思いもしなかった。
『ナイルパーチの女子会』を読了する。
女として生きていたら避けて通れない黒歴史を凝縮したかのような作品で、読んでて痛くて悶えそうになる。江利子や翔子ほど極端にはならなくとも、女友達に執着してしまって傷ついたり、寂しさが強すぎるゆえに暴走したり、自分に自信がないゆえに自己表現や自己実現で武装したり、自分の気持ちもわからなければ相手の気持ちもわからない。そんなこと、ありふれているのではなかろうか。私は身に覚えがあります。そして、女を憎むことと女にケアを求めることはイコールだという、男社会の病理、グロテスクさも。どうしたらこの構造から逃れられるのだろう。あと、芋けんぴのシーン、あそこだけ世界観変わったぞ。
夜、いつもの睡眠薬の量で眠れず、追加眠剤を服用する。
8/23(金)
出勤日。朝食はたまごサンド。頓服を服用し、7:00に出る。
ずっと見学だけだった初日と違い、今日は介助含め様々な業務を教わりながら行う。体を動かしていると気持ちが随分楽で、初日ほど疲れなかった。お弁当も全て食べられた。
退勤後、寄り道をする元気があり、PRONTOでレモネードを飲みながら、新人職員研修報告書を書く。家に持ち帰りたくなかった。仕事終わってから書けって言われたけど、勤務時間内にしれっと書けそうだ。勤務時間外に仕事のことを考えたくない。
19時頃帰宅。今日もパートナーの帰宅が遅く、空腹で暴れる前にミニカップヌードルを食べてしまった。21時すぎにびっくりドンキーでハンバーグを食べる。いつもはSサイズなのにMサイズをペロリと食べてしまった。
8/24(土)
昨日の労働で体がバキバキなので、起きてから整体に行く。その後コメダコーヒーへ。ガーリックシュリンプカツパンなるものを食べる。ペロリと完食してしまった。
パートナーも私も読書をしていた。私は寺地はるなの『わたしたちに翼はいらない』を。内容をパートナーに説明したら「嫌なクレヨンしんちゃんみたいだな」と言われる。
洗濯機をまわすのを忘れ、バスタオルがないという理由でお風呂屋さんに行く。土曜の夜なので混んでいた。ドライヤーがすべて使われていて、100円で5分使えるダイソンドライヤーで髪を乾かす。
夜、私の今後の働き方について話していて、わりと大事なことがさらりと決まる。忙しくなるかと思いきや、私たちの場合はやることが殆ど無いのだった。決めなくてはならないことは沢山あるが、ゆっくりやる。喋っていたら3時になってしまった。
8/25(日)
14時頃出掛け、神保町へ。電車の中では山内マリコ『わたしと結婚』を読んでいた。
16時頃神保町に着き、かたり場読書会5周年記念祭の会場へ。準備から手伝うため早めに来た。
会の前、メンバーの中で占いに詳しい方がいて、厚意で占いを受ける。めちゃめちゃ当たっていてびびった。自分の中にある性格の癖を、「これを直せばいいのか」と呟くと「直さなくていいんですよ」と言われる。その性格のまま、生きられる方法や場所を見つけていくことが大事だと。特に私は人の影響を受けやすいので、一緒にいる人がとても重要になると。他にも書ききれないくらい、沢山のアドバイスを頂いた。無理に自分を変えようとせず、そのままで、周りの人を大切にすることは忘れずに行けばいい、と気持ちがすっきりする。
その後集まった皆で準備。私は焼きそばを焼く。ガスバーナーで焼かれたローストビーフ、三浦の鰹のたたき、まぐろのカナッペ、その他おつまみ色々と豪華。5周年記念祭がはじまる。
お馴染みの方も、初めましての方も、わいわい歓談。西村賢太トークが面白かった。自分の想像もしない世界の話を聞けるのって面白い。かたり場読書会は50年続けるつもりだと主催者さんから話がある。読書会仲間と50年の付き合いになったら素敵だなと思う。
余興でミニタロットおみくじがあり、「KNIGHT of SWORDS “破竹の勢い”」と出る。
まさに、新たなことを色々と始めたところなので、とても嬉しかった。
明日仕事のため、20:30頃中座させてもらい帰路につく。とても楽しかった。心がほっこり温かい。
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