ネガティヴ思考万歳
万歳シリーズ(?)第二弾です。
今まで一度も信じてもらった事が無いのですが、私は筋金入りの超ネガティヴ思考です。
基本的に「上手く行くだろう」と思って物事を進めた事がありません。
こんなデメリットがあるよ?
この場合はどうするの?
その対策には穴があるよ?
面接の受け答えで「自分は潤滑油です」なんて答えがあまりにも有名ですが、私は間違いなく『ブレーキです』と答えます。
そんな私ですが、就職後3年経たずに独立開業し、子供が生まれてから福祉事業を起業、その後売却し、誰も知り合いのいない土地に引越し、現在子供が3人もいるのにニートをしています。
そんなネガティヴがいるか!ただの自称やんけ!ネガティヴなめんなよ!なんて声が聞こえてきそうです。(実際言われた事あります)
しかし、私は言いたい。
私はネガティヴのプロなんだ、と。
あなたがアマチュアなだけだ、と。
ポジティヴな人と違って、ネガティヴな人は「失敗したらどうしよう」とか「こうなったらどうするんだよ」とか考えちゃって、動けなくなります。
でも、それはアマチュアです。2流のネガティヴ。
プロ…1流はそこで終わりません。
沢山考えた「失敗したらどうしよう」を「どうするか」考えるんです。
私が独立開業する前には
『お客さんがゼロが半年続いたら貯金が無くなるから撤退する』
『お客さんゼロが3ヶ月続いたら就職活動する』
みたいな感じで決めてました。
でも、就職出来ないかもしれません。
ネガティヴですからね。そりゃこれくらいの不安は持ちます。
なので
貯金なくなって就職もできなかったら生活保護申請する。
→生活保護の申請や通り方について調べておこう。
→病気なら申請が通りやすいからお客さんゼロが5ヶ月続いたら、病院行って鬱病の診断もらってこよう。
→鬱病と診断してもらうにはどういう症状があると言えば診断してもらいやすいだろうか?
と、褒められた内容ではありませんが、開業前にそこまで(本当はもっと細かいところまで)考えてから開業しました。
要するに、自分の中の一番底のライン…「最底」を自分で想像し、設定したんです。
そして、その底にたどり着くまでの自分の行動を予め決めたんですね。
ジェットコースターが良い例ですが、怖いのは落ちる時です。底を走ってる時は怖くないんです。いつまで落ちるのかわからず落ちるのが、一番怖いんです。
逆に言えば、どこまで落ちるのかを決めて、落ちてる最中に何するか決めたら、決めた事をやるだけで怖さは限りなく減らす事が出来ます。
底がどんな所かも自分で用意してるんですから知ってる訳ですからね。
落ちるのは嫌ですが、決めた事を淡々とやるだけです。
こんな事、ポジティブな人は考えませんよね(笑)
ありがたい事に、開業2ヶ月で損益分岐点をクリア出来たので、用意した「最底」と「落ち方」を経験する事はありませんでした。
福祉事業に関しても、開業3ヶ月で満床でしたので、開業して5ヶ月目には黒字。
失敗してたら、偽装離婚して生活保護貰う気満々でした。
妻には「親戚の助けも得られない障害児がいる妊婦のシングルマザー」になってもらう気でいたのです。字面だけみたら申請通りやすそうですよね。
全く褒められた内容ではありませんが、自分の中で「最底」ですから、なりふり構ってられません。
当たり前ですが、こうならないように色んな工夫をし、必死に動いて必死に考えます。
でも「最底」と「底に至るまでの行程」を準備しておくだけで、見事に怖さをコントロールできるんです。
このように、私はネガティヴ思考のお陰で色んな事に挑戦してこれました。
ネガティヴ思考様々です。
だから、無理をしながら「ポジティヴにならなきゃ!」なんて思わなくて大丈夫です。
せっかくのネガティヴを活用して、1流の…プロのネガティヴになるのも良いと思いませんか?
ちなみにネガティヴというと「人の意見を悪い方ばかりに取ってしまう」という方がいますが、それはネガティヴではありません。
素直じゃないだけ…ひねくれ者?
二人の障害児の父
すけじろう
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