ベトナムのカフェで嫌味ではなく純粋に尊敬した話
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ご覧いただきありがとうございます!
自分が撮影した写真と共に気づいたこと、
感じたことをツラツラ書いてます。
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皆さん『ベトナム』と聞いて何を思い浮かべますか?
バイク、戦争、フォー、アオザイ、コーヒー、水曜どうでしょうなどなど。
さ、こういう時に上記の図に今回の主役が含まれていたらカッコいい文章の導入になるんでしょうが、そうはうまくいきません。
はい、今回の主役はカフェです。
カフェ大国ベトナム
ベトナムに行ったことある方なら、わかると思いますがベトナムにはカフェが本当に多いです。
なぜカフェが多いのかの起因としては諸説あると思いますが、フランス植民地時代の名残、世界2位のコーヒー産地ベトナムだから、だらだら話すのが好きだから、などなど。
カフェの隣がカフェなんてこともあるくらいで、まさに今カフェでこのnoteを書いてますが、隣のカフェのwi-fiが繋がってしまうほどです。
カフェでの色々
そんなベトナムのカフェでは日々色々なことが巻き起こっています。
だらだらひまわりの種を齧りながら談話
ラブラブカップルのイチャイチャ
子供をカフェに放置して井戸端会議(カフェのスタッフが子供をあやす)
トランプやボードゲームをする
フードを持ち込み1日入り浸る人
ビジネスミーティング
その中の一つに『自主撮影会』があります。
カフェ撮影会
日本のカフェではなかなか見られない人間模様が『カフェ撮影会』。
もちろん日本でもインフルエンサーなどがオシャレなカフェの写真をSNSにアップするなんてことは大いにありますが、ベトナムでは撮影に臨む意気込み?体制?が全然違っていました。
ある日の撮影会
どこか観光地に行くわけでもなく、旅行先ダナンでの朝のルーティンとなっている、街をぶらぶらして写真を撮り、その帰りにカフェに行くという日課を送っていたある日のこと。
パソコンで作業してると、気づくとカフェに複数の女性+1人の男性という構成のグループが何組かいることに気づいた。
『今日は週末だからカフェも混んでくるか〜』
なんて思いながら、なかなか上手くならない写真をどうにか綺麗に見せれないかとパソコンと睨めっこしてると、彼女らは鏡と睨めっこし、いつの間にかサザエさんになっていた。
週末だからってわけではなく(サザエさん日曜夜)、前髪とかをカールさせる筒状のあれ(名称わからず)をつけ始めていた。
そして皆がお互い各々化粧を始めたり、トイレに行って着替えなどをしていた。
こちらも負けじと写真に厚化粧をしながら、再度彼らを見てみると、化粧場と化していたテーブルにはおらず、椅子をベストな位置まで動かして、カフェの入り口で撮影会が始まっていた。
スマホで各々自撮りをしつつ、紅一点の逆の黒一点の男の子が一眼カメラで彼女らを撮影していた。
スタジオ兼カフェ
そんな撮影会を眺めていると、あちらこちらと化粧をしてるグループが発生していた。
その日は撮影スタジオはどうやら同時並行らしく、総勢4グループがそれぞれあーだこーだ言いながら、撮影会を行なっていた。
この状況はなかなかカオスな状況で、もうそこに自分が思うカフェの概念はなく、おしゃれなセットが組まれた撮影スタジオとなっていた。
嫌味ではない尊敬
『自分もカメラ持ってるから参加したいなー』なんて思いながら、楽しそうにそれぞれの撮影会は進んでいた。
そんな彼らを観察してると、カメラを向けられた彼女らは別にモデルさんってわけでもない気がするが、自分を最大限よく見せようと自分なりのポージングをしていた。
そのポージングもワンパターンではなく、あーだこーだ言いながらカメラマンや女性同士で良い写真を作り上げていってる空間がそこにはあった。
嫌味で言ってるわけじゃなくて、純粋にすごいなと思った。
(カフェでやってるのは置いといて)
きっと友達同士での撮影会にも関わらず、お互いに自分を綺麗に魅せることに余念がない。
きっと自分だったら恥ずかしくなるし、それを誤魔化そうとチョけると思う。
モデルとかではなく、至って一般の人がカメラを向けられて、自分が考える綺麗に写るポージングとり、あえて目線を外したりもできちゃう。
カフェ文化のベトナム。SNSが発展した現代では、カフェが撮影スタジオへと変わる。そんな新たな文化(カルチャー)が生まれている瞬間を目の当たりにした。
そして彼女らの真剣な写真映りへの探求心は、撮る側としても見習わないとなとカフェで一人感心していた話でした。
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