卒業制作と新たな挑戦
始めに
こんにちはSUKEです。
初めて見ていただいた方もいると思うので簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は現在、東京のとある大学の芸術系学部で映像表現やコンテンツ企画を学んでいる大学4年生です。
映像について学ぶ傍ら、大学内で「Mapper」というメディアアートサークルを立ち上げ、現在代表として作品制作や指揮を行うとともに、普段はサークルのメンバーや後輩、大学外のメディアアートに興味のある・作ってみたいと思っている人に向けて制作フローや技術を伝える目的でnoteを書いていますが、今回は大学生活の集大成となる卒業制作と新しい挑戦について書いていきます。
卒業制作をやりたいけど出来ない
大学四年生となると卒業制作として作品を制作する様になります。
ただここで問題が一つあり、自分の大学は卒業制作においてグループで作成しても「その中の誰か一人の作品」という扱いをされてしまうという問題があります。
メディアアートという領域自体そういった傾向にあるかもしれないですが、自分含めサークルでやってきたメンバーがやりたい作品はもはや一人で制作出来る域を出て複数人で制作することが前提でアイデアが出る様になってきています。
つまり大学の制度的にあまりメディアアートの制作環境があっていないわけです。
出来ぬなら自分たちでやってみよう
大学の授業として卒業制作が出来ない状況で(正確には出来ないことも無いですがかなり大変)一つ考えが出てきました。
「出来ないなら自分たちでやればいい」のだと
自分たちが学んだ成果を発揮すると共に、製作時に重要にしている「触れて楽しむ」「来た人に驚きを与える」を体現化し学外で多くの人に触れてもらえる展示を開催したいと考えました。
そこで今回企画したのが3月3日~4日に下北沢 reloadで開始する
卒業制作展「Graduation」です。
開催にあたりクラウドファンディング実施中です!
https://camp-fire.jp/projects/view/550005
大学を飛び出して作品を見てもらいたい
これが今回卒業制作展を開催する理由の一つです。
今まで自分は大学内で作品を作り、大学内で展示して、大学関係者だけに作品を見てもらっていました。
ただ学生生活を終える今、4年間積み上げたものが大学以外の方々にどう見てもらえるのかを知りたいという「欲」が出てきたことで今回の展示を企画しました。
また、大学外での展示プロセスや開催資金をクラウドファンディングであつめることで、そのノウハウを後輩達初め後の世代に実績として残し新しい挑戦が出来るようになる土台を作れると考えました。
それが今回外部で展示を行ったり、クラウドファンディングで開催資金を集めている理由でもあります。
メディアアート作品を作り始めてから1年半で結構な数の学内展をやってきました。↓
メディアアートに触れる機会を創出したい
卒業制作展を開催するもう一つの理由です。
このnoteを見てくださっている皆さんはメディアアートの作品を見たことはありますでしょうか?
個人的な考えですが見たことがある方であっても、チームラボさんの施設などの大規模で商業的なもので触れてきた人がほとんどで個人的に制作していたり、学生が制作したものを見たことがある方がほんの一握りだと思います。
しかし絵画や写真の様な他の芸術領域はそうではありません。
プロ、アマチュア問わず作品を生み出し、それを鑑賞出来る機会も多く存在します。
絵画や写真の様に誰もが気軽に制作し、それを気軽に鑑賞出来る
そうすることで更にそこからメディアアートに興味を持ったり始めようとする人が生まれる
そういったメディアアートの普及や認知拡大、制作のハードルを下げるための1ピースとしてこの卒業制作展が機能出来ればという思いも込めています。
最後に
今回は卒業制作と新たな挑戦と第して3月3日~4日に下北沢 reloadで開始する卒業制作展「Graduation」とその開催にあたり実施しているクラウドファンディングにかけている思いを書きました。
卒業制作展開催にあたりクラウドファンディング実施中です!
是非ご支援のほどよろしくお願い致します!
https://camp-fire.jp/projects/view/550005
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