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pm3:00 生暖かい光が天窓から床に散らばった服を照らしている
昨日まで雨だったのが嘘に思えるくらい窓の外の森は乾いていて嫌になるくらい明るかった
学校を休んだ罪悪感だけの重い腰をあげる
母が作った弁当を家で食べてお昼のニュースをみることは何だか懐かしくて、何だか凄く悪いことをしたみたいだった
飲みかけのペットボトルが並ぶ机で予定もないのに化粧をする カネコアヤノを聴きながら
足の
かけがえなくなりたい
誰かにとって より多くの人にとって
かけがえなくなりたい
なんて欲張りで浅はかなことをおもっている
彼は彼 私は私 彼女は彼女
誰かを自分のものにしようとしてしまえば
手に入らないことに落胆して依存してしまう
誰のものにもなれないし誰のものでも無いのだから
わたしはだれかにとって
かけがえのないひとになれているかな
それはただの承認欲求なのかもしれないし
ただの寂しさなのかもしれない