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pm3:00 生暖かい光が天窓から床に散らばった服を照らしている

昨日まで雨だったのが嘘に思えるくらい窓の外の森は乾いていて嫌になるくらい明るかった

学校を休んだ罪悪感だけの重い腰をあげる

母が作った弁当を家で食べてお昼のニュースをみることは何だか懐かしくて、何だか凄く悪いことをしたみたいだった

飲みかけのペットボトルが並ぶ机で予定もないのに化粧をする   カネコアヤノを聴きながら


足の爪の赤色はとっくにはげていて何日か前の靴擦れはまだ痛い

やっぱり眩しすぎる太陽は容赦なく背中を照らし続けてたから嫌気がさしてベットに倒れた

いつもより強く感じる重力で
このまま沈んでしまいたい  とよく考える

どこに行きたい訳でもなくただ全てを忘れて逃げてしまいたい

辿り着いた先では全身に酸素をめぐらせるように大きく息を吸えるだろうか


「抱擁を待っていた胸の中で
まるで私が聞き分けの悪い赤子のようにぎゅっと」

アヤノちゃんが言った

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