能動的、夏
家に帰る最後の坂道を登った先の緑が風に靡くのをみてもう冬は終わったのだと悟った
冬に近づくと無性に淋しくなるのに
夏が近づくとこんなにも能動的な感情に駆られるのは何故だろう
ただ 夏が好きだから という安直な理由では無いことは
私が夏より冬が好きだという矛盾から既にわかっている事だった
今年の夏はどんな夏になるのだろう
忘れたくない記憶ばかりで飾れたら良いなと思う
自分にとって良いことでも悪いことでも思い出だと
このまま時が止まればいいと思い続けたい
夏が似合わない私でも
夏にのみこまれて
夏に乗せられて
夏に揺れる
冬が好きな私は誰よりも夏を楽しみにしている
季節の変わり目は幸せだね
胃がきゅーっとなるくらいに好奇心が湧き上がってどうしようもない
この感情はきっと私だけじゃないという共感を求めて
検索バーに夏の好奇心の理由を問いかけた
ー夏になると光量が増えセロトニン(幸せホルモン)の分泌も比例して増加する。冬に孤独感を感じるのは寒さでセロトニンの分泌が減少するからー
らしい
何よりも安直で慥な答えだ
p.s. 今年の夏の目標 出会いを大切にする
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