「移る」は、劇的な自己成長をうながす!
Good morning Tooooookyoooooooooo!!!
8月上旬に日本に来て以来、2ヶ月が経ちました。
10月にはヨーロッパに戻る予定だったのですが、最近EUが日本からの訪問締め付けを厳しくたこともあり、色々考えたすえ渡欧を見合わせました。
大学卒業後に海外に飛び出して以来、こんなに長いこと日本にいるのはおそらく初めてです。
実は、今年後半ころに香港に転勤(弊社初の海外支社を香港に作り、アジア・パシフィック地域APAC代表を務めます)することになったので、その前に家族は日本に引っ越すことになりました。今回の訪日はそのためで、生まれも育ちもスイスで、スイスにしか住んだことない子供たちにとっては、大きな大きなチェンジです。20年近く日本を離れていた妻にとっても同様で、家族のとって大移動です!
私はじきに香港に移る身ですが、家族の大移動に同行してきたので、私にとっても大きな変化です。アメリカとヨーロッパでの20年に渡る暮らしを経てアジアに舞い戻った私ですが、そんな大移動(=移る)を経て、そして久しぶりに長いこと日本にいて、色々思うところありました!
劇的な自己成長をうながす「移る」
「【移る】は、自己成長の大きな触媒」と色々なことろで常々説いていますが、まさにそれを実感しています。
日本にずっといる人たちにとっては、相変わらずの日常でしょうが、25年も日本を離れていた私や家族にとってはある意味外国であり、見るもの聞くものすべて新鮮で、刺激を受けています。
自己成長に欠かせない下記5つの触媒
①人
②本
③時間の使い方
④金の使い方
⑤場所
が、スイスからアジアの日本に「移る」ことによって、激変したからです。
要するに、
移る → 知的刺激(Intellectual Stimulation)
です!
当然ながら、知的刺激は、学びとなり、成長に繋がります。
スイスが世界に誇る最高級QOL(Quality of Life)に慣れ親しんだ家族の日本への引っ越しを正直心配していましたが、とてもポジティブな変化が見られ、嬉しいばかりです。
「Family first」のFamily manですので、家族的には、今回の引っ越しに大満足です。
では、私個人の知的刺激(=学び→成長)はどうか?
生まれ育ったスイスしか住んだことがなかった子供たち、アメリカ育ちの妻にとっての知的刺激とは、少し異なる気がします。
人生半分以上を海外で暮らしてきた私ですが、日本は生まれ育って大学卒業まで暮らした国でありすぐ慣れてくるので、ある意味、快適すぎる(Too easy)のです。
日本は、とっても便利で安全で平和な住みやすい国です。
母国語が通じる祖国
ご飯が美味しい
交通網が高度に発達している
物価が安い(=給与が安いなので、日本社会や日本で稼ぐ人たちにとっては、必ずしもいいことではないことを付け加えておきます!)
安全、平和、便利、清潔
などなど、快適すぎて、どこか「Too comfortable」なのです。
快適すぎるとどうなるか?
退屈(→停滞)とつながります。
退屈→停滞
ある意味、筋トレと同じです。
同じ重さで、同じトレーニングを続けていると、体が慣れてきて、筋肉が増えなくなります。
大学卒業後、25年に渡り、5ヶ国を渡り歩き(ベトナム→シンガポール→米国シリコンバレー→英国ケンブリッジ、リバプール、オックスフォード→スイス)、コロナ前は、月の半分以上は海外出張をしていた身ですので、余り気づいていませんでした。しかし、今回久しぶりに長いこと(と言っても2ヶ月ですが)安全で平和で快適な日本で楽しく家族と暮らしてみて、退屈→停滞と改めて実感した次第です!
では、ここから新たな成長につなげるには、どうすればいいか?
退屈→停滞を打破するには、「移る」しかありません!
成長サイクルとは、下記の繰り返しなんだと、つくづく感じています。
Growth Cycle
そういう意味では、世界最高峰のQOLを誇るスイスから、混とんとした大中華圏のヘソ香港に、ちかじか移るのが楽しみです(もちろん、家族が移住してきた日本と頻繁に行き来します)!
ただ、私のように国から国へと移り住む(香港で7ヶ国目!)のは、全ての人が簡単にできることではないのかもしれません。
では、そういった方は、どうやって「移る」を実践して自己成長を促していけばいいのか?
「移る」イコール「環境を変える」ですので、必ずしも国でなくてもいいのです。例えば、
学校
会社
産業
部署
家
都道府県
サークル
部活
塾
など、身の回りに変えられるものがいくらでもあります。
慣れ親しんだ「Comfort Zone」もいいのですが、長い人生、楽しいことはたくさんあります。
Keep going. Don't stop!!!
もちろん、手っ取り早く環境を劇的に変えて、脳に大いなる刺激を与えるのは、外国に「移る」が一番です。
可能であれば、一度はやってみることをおススメします!
Don't stop dreaming! It's never too late!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?