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お金は愛って本当だった

お金とどうやって付き合っていますか?

私はずっとお金から逃げてきました。
食費、光熱費、家賃、税金……
何にいくら必要で、どうやって回していくのか。
学生時代にひとり暮らしをしていたけれど、親の口座から引き落とされる固定費が管轄外、せいぜい食費などの管理くらい。

お金がなくなっていくということを知るのが怖くて
使えないし、振り込むという行為にも「怖い」という感覚が付きまといました。

結婚するときにも一番怖かったのはお金の管理をすることで、シングルマザーとして全部してきた母に相談して、収入と支出を一緒に紙に書き出して、こういう内訳にすれば大丈夫でしょと励ましてもらっていました。

なんどシュミレーションしても、生活周りの管理を頑張っても、
「ない」という意識ばかりがつのるばかり。

「キリキリしちゃってよくないから、やってあげるよ」

夫がそう言ってくれるのをいいことに、お金を見つめることを放棄していました。「お金がない」と思いたくないから、お金のことを見ない。お金から逃げるという方法をとってきたのです。

シングルマザーの母を見てお金がないと思って育ち、「ない」ことは恥ずかしく「ない」ことは恐怖でした。
36歳になってお金の話しを母として、実は母は稼いでいたと知り驚きました。塾へ行かせてもらったり、スキーにキャンプにといろいろな経験をさせてくれた母。それでも祖父母も入れて5人の生活を一手に引き受けていたわけで、忙しく働く背中を見ていつも「うちにはお金がない」ものだと思っていたのです。

仕事をして、いくら稼いで、何に使い、何を得て何を失って、私という人間がお金の流れを通して見えてきます。お金を見つめないことは、自分を見つめていないということ。それがわかったのは本当にお金を見つめないといけないと自分を変えてからでした。

経済的に自立したい。
お金から逃げている行動とは裏腹に思いだけは強くありました。結婚しても、子どもを持ってもずっと仕事をしてきましたが、どうも自立している感を持てないまま。
そりゃそうですよね、夫に経済を任せてしまっていたので、自分をとりまくお金の流れが何もわからず、自分は自立しているのかさえわからないままでした。

2109年頭に、書くことを本格的に仕事にしようと決意し
「どんな小さな仕事でも引き受けていくんだ」
そう思ったところからお金を見つめる方向へシフトしました。

知らない世界へ踏み出すときには不安や恐怖があるものですが
36年、ずーっと逃げてきたところと向き合うことは怖くて怖くて、立っていられないほどの心地。それでも道は前にしかない。怖さを抱えてながらも進み始めると、流れが一気に変わったのです。

編集者の方を紹介してもらい、本を書く仕事が急に表れて
仕事は何千円から何万円、何十万円のものへと単価があがっていきました。

仕事を依頼されないときには収入ゼロでまだまだですが、ひとつの仕事の単価があがったことは自信とモチベーションをくれました。

経済的自立がしたい

そう話すと、本を書く仕事をしている人が何言ってるの?と不思議に思われるくらいになれました。実際に、まだ不安定なので経済的自立が完全にできているとは思っていません。

それでもわかったのは経済的自立と精神的自立は同時に成り立っているということ。精神だけ自立できるということは(できる方もいるかもしれませんが)難しい。

お金のことを見つめられてこそ、自分を見つめられ、精神の自立が確立されていくのだと実感しました。
数字を見つめるようになったことで、見える世界が変わり、私の会話に数字が表れるようになりました。自分の口から出る話は具体的になり、以前よりクリアにものごとの本質を見られるようになってきました。

お金が稼げて、子どもの習い事をさせてあげられるようになり、お金を使うことは愛を流すことなのだとふと感じることができたのです。

何にお金を使うかは自分が何を大切にしているかを示すバロメーターになる。お金との付き合い方は、人付き合いそのものなのだとわかったのです。

何をするより、誰とするかを何より重視していて、人を大切にすることには自信のある私。
お金付き合い=人付き合いなら、私、お金のことも大事にできるし、上手く付き合っていけるんじゃん。長い恐怖のトンネルから出られた瞬間でした。

まだまだ金額的には経済的に自立したとは言えないかもしれません。
それでも確実にお金への意識が変わったのは事実。
大富豪の著者で読んだ「お金は愛」という意味を理解し始めたのかもしれません。

たくさんの愛を与えて、受け取って、生きていきたい。
ますますお金を見つめていかねば!

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北大哲学科卒。ヨガ講師&ブックライター。PHP出版ビジネス紙「THE21」、行政の広報誌・パンフレット作成、社長のインタビューに特化したサイト、企業HPの記事を執筆しています。本質を追求する哲学科での学びが文章を書く際に大いに役立っていると感じています。何よりも人が大好き。