冬の籠バッグ
いつかの暑い暑い夏に見た
うだるような湿気のこもった店の中に置いてあった何かの植物のツルを編んで出来たカゴバッグ。
そのバッグを見てると不思議と涼しさを感じれて面白いなと思った。
僕の中でのバッグの新しい見方・・といいますか、感じ方だった。
その後、民藝品が好きになって本の中で出会ったカゴバッグが大好きな方のカゴバッグコレクション。
写真で目にしたあの時も、実際に目の当たりにしたあの時も、とても日本的な佇まいと土着の要素を感じられて素敵なバッグだなと思った。
まるで風鈴のような
まるで団扇のような
それは季語のようなバッグ
そんなバッグを僕が革でつくるなら。
日本らしい佇まいでいられるように、日本の革にこだわってカタチにしました。
冬の籠バッグ
今現在は納得できる形となっていますが、
より良くなる所があれば改善しつつ、革の素材で出来た新しい日本らしい籠バッグにまで高めていきたいと思っています。
当初は冬に持てる籠バッグとして、「革の素材感と日本らしさを大切に」合わせたバッグではありますが、そうはいっても、時には さ、
夏本番、少しシックな浴衣を着たあなたがこのバッグを持つ姿・・
お祭りで浴衣を着た後ろ姿、このバッグを持つ少し人とは違ったあなた・・
なんて想像してみたり。
もちろん編んで出来たカゴバッグも最高ですが、こんなバッグもあって良いじゃないだろうかと。
カゴバッグが大好きな人にこそ、「冬の籠バッグ」是非一度手に取ってみてもらいたいです。
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