SugiS -kouki sugitani-

尾道の端っこの方で一人でやっている小さなお店です 尾道市高須町1288-1 0848…

SugiS -kouki sugitani-

尾道の端っこの方で一人でやっている小さなお店です 尾道市高須町1288-1 0848-38-2157 革に関することでしたらお気軽にどうぞ care shoe care repair remake HP https://sugis-leather.com/

最近の記事

カップスリーブ

ずっと前から作りたかったモノの一つ カップスリーブ ずっと前から作りたかったけど、作らなかったモノの一つ カップスリーブ なぜ作らなかったのか? ひとえに良いと思えるモノがつくれなかったから、 巷に溢れるカップスリーブを横目に構想段階でやめること何年。 ようやく、ようやく これは良いと思えるカップスリーブができました。 みて ミテ 見て 良いなと思ったら手にして みて 欲しいです。 持ち運びの際にはどうするか? そんなカップスリーブの話、見ていただきありがとうご

    • あるドラマーの為のスティックケース

      それは昔一緒にバンドをやっていたドラマーであり、 バンドがどうとか言う以前の小学生の頃からの今でも事あるごとに会う数少ない友達である。 そんな友達がふとある時に 「バンドを ドラムをもう一度やってみようと思う」というではありませんか、 既にバンドをやめてから10年以上経っている現状での話、 新しく趣味でバンドをはじめるということなら、まだしも。 昔から活動されている大御所バンドにサポートに入るという物凄い決意と覚悟。 (無論本人もですけどそれ以上に家族の理解、神)

      • しまなみ ト やまなみ ト あと一つ それぞれのコードを束ねるカタチ

        尾道は昔から交通の要所として、重要な役割があった町。 今の時代でも僕はそう感じているところがある。 だって、次の休みはどこに行こう? となった時にも 西の方面へ 山陽道で山口方面へ(あんまり行かないが) 東の方面へ 山陽道で岡山方面へ(たまに行く) 南の方面へ しまなみ海道で愛媛方面へ(たくさん行きたいが橋代が・・) 北の方面へ やまなみ街道で島根方面へ(めちゃくちゃ行く、しかも高速が無料) 全ての方角に足を向けれるという、これはなかなか他の土地にはない長所だと思ってい

        • CELINE バッグ 娘さんへ渡るまでの再生の過程

          革製品の修理につきましては、ひとまず可能かどうかの判断として、画像をお送りいただきましての判断も可能ではありますが、あくまでひとまずの判断となります。 やはり実際に見させていただかないと的確な判断は難しいこととなります。 そんなわけで、実際に じっ くりと 見させていただく。 CELINE バッグ どこをどのように直し、どこまで手を入れるか、 話し合いのうえ、取り組ませていただく。 そうして こうして 再生完了。

        カップスリーブ

          薄~い長財布 flat

          お札は折りたくないし カードも小銭も持ちたいし それでいてコンパクト&スマートに そんな長財布 flat このお財布なら 日頃のお財布を扱う所作も綺麗にきまる  と思う・・ 所作が綺麗な人は素敵です。 どのアイテムにも言えることですが、 SugiSのお店に置いてあるサンプルたちの仕様そのままを気に入ってもらえたなら、それはそれでとても嬉しいし、同じ仕様で製作することも俄然有りですが やはり なんといっても まずはね 僕がどんな革を使って どんなモノを作って

          薄~い長財布 flat

          野球グローブ×フォトフレームと長い余談

          卒業の時期です。 学校の卒業と同時にクラブ活動なども一区切りとなるこの時期に、それぞれの思いのこもった野球道具、グローブを取り入れたフォトフレームのオーダー。 きっかけはクラブ活動の卒業時に記念となる写真を飾るフォトフレームを、出来ればグローブに使う革と同じ革で製作できないか?とのこと 野球経験の乏しい僕でも野球で革といえば、やはりグローブが思いつく 確かに革の種類でも、グローブレザーなるものもあったりはしますが、グローブに使われる革の多くは普段僕が扱う革(タンニン鞣

          野球グローブ×フォトフレームと長い余談

          とある リメイクアイテムの話#4

          重い 重い ショルダーバッグのリメイク そのままでも、まだまだ使えるショルダーバッグではある ではあるが、 使う本人がどうしたいかが一番大切なコト このままショルダーバッグとして使うには重くてやはり普段使いのセレクトからは外れてしまって何年か経っているとのこと 思い切って「今 使えるモノ」 通帳やカード等を収納するポーチとしてリメイクすることに

          とある リメイクアイテムの話#4

          とあるリメイクアイテムの話 #3

          前回のCELINEリメイクバッグに続き burberryのポーチがお財布になるまでの話 一所懸命に考える お任せいただいたとしても、そのまま僕の頭の中での完成予定イメージのままは進めない、 やはりサンプルを製作して色鉛筆で塗って完成イメージを共有させてもらう。(サンプルの画像・・どっかいってしまった) そうして本製作・・ リメイクは余りがないから失敗は許されない ここまで読んで下さった方 もしお家に眠ってるモノがあれば、 「今使えるモノにしてあげる」 という選

          とあるリメイクアイテムの話 #3

          Tシャツ ト 風景 ノ object

          言われなくても分かってる 分かってる けど 作りたくなったから つくる それで まぁ 良いじゃないか あなたもそれで良いはずですよ 革が好きで 牛が好きで それがSugiSで それが僕 cow t cow t ツー pig object 「Tシャツ ト 風景 ノ object」 まだ最終完成ではないんですけど、一旦ね。

          Tシャツ ト 風景 ノ object

          leather chair orochi

          ふぅ と一息 どっしりと座る 座る時間が長くなればなるほど お尻に根が生える そんな革のチェア 革のスツールについてはこちら chair orochi

          leather chair orochi

          携帯用 スリッパ

          けっして しっかりとクッション性があるスリッパではない 初めはもっとしっかりとした「革のスリッパ」としようと試行錯誤の後、良いと思える、長く使える形にはなった。 ケド なんだか なぜだか 腑に落ちない 頭にもたげる 「他に数多ある革のスリッパと一緒のようなスリッパでいいのか?」 「金額も他と同様それなりになってしまってまで使ってほしいモノになっているのか?」 「もっと考えろ 俺」 と自分の声がする しっかりとしたクッションがないとスリッパじゃないのか? スリッパの

          携帯用 スリッパ

          とある リメイクアイテムの話 #2

          やはり やっぱり  いや 間違いなく  リメイクは良い仕事だと改めて思わさせてくれたコト CELINE bag やっぱり 作ってる時に写真を撮るのはキツイので 飛びます  笑 いやはや これこそ本当のエコだと思うのです オーダーいただいた方  ・喜んでいただけた(本当良かった、ホッとした) ・これまで使えなかった状態のモノが使っていける状態に ・テンション上がる 僕(SugiS) ・やりがい ・経験値アップ ・革のコトを続けていける源をいただける 物(CEL

          とある リメイクアイテムの話 #2

          革の魅力を詰めこんだスツール

          ちょこんと 座る どっしりとは座らない どうぞ どうぞ  もう一つ 背もたれのあるイス仕様も こちらはまた別の機会に。

          革の魅力を詰めこんだスツール

          革のパズル -居場所-

          それぞれ が それぞれに あなたには あなたの居場所がある 「伝えたい思いを形にした」 革のパズル  -居場所- そう 革でバッグとか財布とかそういう物をつくることの中にも、 もちろん「楽しさ」はあるんですけど。 生きていると色んなことが 起き 感じ 考えて 選択する それらを自分のフィルターを通し、革を通して形にしていくのもとても楽しく。 製作中もご機嫌です。笑 なによりも、 こうして読んでくれたり 実際にお店に来て話を聞いてくれたり 遊んでくれたり 楽しん

          革のパズル -居場所-

          牛のデカさ、を感じれるモノ

          牛のデカさ 知ってます? 牧場にでも行って、目の当たりにしないと分からないし、 牧場に行って見たことはあっても、時間の経過とともにどこへやら。 休みの日は牧場によく行く僕でも、やはりいつもデカイなと思う。 日本の牛でこれだから、北米の牛なんてもっとデカイんだろうなー。 世界各地の牛が気になるこの頃です。 額に収まった牛 余談ですが、革とアイアンの持ち手も作ったりしてます。 どこかで 繋がる リンクする 牛の心臓の平均的な重さは二キロ 持ち手がついた赤い木の

          牛のデカさ、を感じれるモノ

          無地極上 牛皮紙

          ある日、見た 民藝の雑誌の中で見つけた言葉 「無地極上」 今よりも民藝について、詳しくなかった頃 その頃の僕の中では民藝品は無地のモノがあまりない印象だった。 相反して、 僕がつくる革のモノはその革のもつ表情を活かした使い方ばかり(表面にあとから自分で模様や加工をしたりしない)ですので、どこかに共通点を見出したかったのか、民藝の歴史と無地について調べる日々。 むしろ、民藝について調べまくる中での素材としての皮革の登場の少なさ。 大好きな人にこれっぽっちも相手にされない

          無地極上 牛皮紙