学生インターン、商品開発をする。
秋田杉からできた除菌剤「杉の雫」の商品開発の要は「周りの人を巻き込むこと」。ということで、今回は実際に商品開発に巻き込ませていただいた学生インターン本人による自己紹介になります。僭越ながら、初めて商品開発を経験した学生インターンの率直な気持ちを綴らせていただきます。
こちらの対談では、商品開発を担当した社員の視点から学生インターンについて話しておりますので、ぜひ併せてお楽しみください!
「学生インターン」の簡単なプロフィール
はじめまして!こんにちは!あんべいいな!
「学生インターン」こと「三政」と申します。「杉の雫から辿る」の企画・運営を担当させていただきました。秋田生まれ、秋田育ち、好きな食べ物はきりたんぽです。
2021年4月より株式会社サノにてインターン生として、お世話になっております。2021年4月〜7月は、大学生兼インターン生として二足のわらじを履きつつ、就職活動をしながら卒業論文を執筆しておりました。
無事に2021年8月末に大学から正式に卒業し、春から就職するまでインターンシップを継続中です。思えば、もうサノに入社(?)してから1年が経とうとしています。すっかりサノでのインターン業務が身に馴染んでしまい、我勝手ながら「うちの会社」と呼んでおります。そう呼んでしまうくらいには、この一年で「株式会社サノ」の一員にさせていただいたなんだなと思います。
「開発推進部食品開発課」
インターン生である私が配属されたのが、開発推進部食品開発課です。
開発推進部は、株式会社サノに新基軸を生み出している部署です。特に、食品開発課は「お客様に直接届く商品」を開発しています。そこでインターン生の私に命じられた業務の一つ目が「杉の雫の開発に携わること」でした。
特に私が担当させていただいたのは、杉の雫の「ブランディング」の部分です。具体的には、杉の雫のコンセプトブックの作成、ブランディングのストーリー作り、そしてこのnoteの企画運営となっております。趣味が「物書きとカメラ」ということもあり、出せる限りを出し尽くして業務遂行中です!(プロには及ばず、至らぬ点ばかりではありますが…)
インターン生として携わるまでは、商品開発がこんなにも難攻不落で前途多難だとは思いませんでした。どんな商品もこんな裏側があってこそ世に出ているのだと思えば、なんだか日常的に商品を手に取る時の重みさえ違って感じました。どうして今、私はこの商品を買いたいと思ったんだろう…なんて商品棚の前で考える回数が増えました。笑
杉の雫のブランディングをしていく中で、新しい世界との出会いもありました。時に、林業の知識が足りないとなれば、実際に五城目のスギ林に赴いて伐採の現場を見学させていただき、お話を伺いました。時に、コンセプトブックのデザインをするとなれば、図書館から借りた大きな色図鑑と数時間にらめっこした週末もあり…。思い返せば、そうやって少しずつ少しずつ積み上げて、その度にどうやったら「杉の雫」に落とし込めるかを考える日々だったように思います。
これまで自分が関わって来なかった世界やプロの皆さんに出会い、その度に尊敬の念を抱きながら商品開発の面白さと難しさを噛み締めていました。杉の雫の商品開発を通じて、自分の中に引き出しがまた一つ増えていくあの感覚が私はとても好きです。
杉の雫の背景を届けようと思った理由
今回の対談を通じてお届けしているように「杉の雫」は県内の様々なプロの技術や思いが詰まった商品となっています。決して株式会社サノだけでは、作り出せなかった商品です。
だからこそ、その背景も「杉の雫」に出会っていただいた皆さんと共有したい思いました。それが今回の対談シリーズに繋がっています。「杉の雫」に携わっている「人」に着目しながら、この商品が皆さんの手元に届くまでを辿りたいと思います。
携わってくださった方々の思いと共に「杉の雫」がみなさんの生活の一部になってくれますように。これからも、ありのままを言葉でお伝えできるよう、精進してまいります。
自己紹介はここまで。対談記事でもちょっとだけ登場することがあるので、ぜひ見つけていただけたら嬉しいです。では、またどこかでお会いしましょう!