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ケースから一掴みの5曲~THE ROOSTERZ編。


 昨日、シーナ&ロケッツを取り上げたので、今日は気合いを入れて書きたいからTHE ROOSTERZの5曲にしました。
花田裕之さんがメインのヴォーカリストになってからのTHE ROOSTERZがとにかく好きなんですよ。
大江慎也さんも最高のヴォーカリストでミュージシャンですからTHE ROOSTERSも素晴らしいバンドなんですが、色々とリアルタイムで体験できた分だけ思い入れがある、と。
ここで、以前書いた記事を再掲しておきます。

 例によって、そのアーティストやバンドのベスト5曲を選ぶというよりも、プレイリストを作るという感覚に近いですね。
THE ROOSTERZには好きな曲がたくさんあるので、もしかしたら明日選べば全く違った曲を選ぶかもしれませんし、どんな曲順になるかもわからないのです。
 前置きはこの辺にしていってみよー。

・THE ROOSTERZ「GUN CONTROL」
from album 『FOUR PIECES』(COCP-40429/コロムビア)

 この曲、『FOUR PIECES』と『FOUR PIECES LIVE』の1曲目ですね。
『FOUR PIECES』には前に書いた「再現出来ないジグソウ・パズル」がリード・トラック扱いでしたから、この曲は案外注目されなかったのでした。
花田さんによるギター・ソロも最高だし、もっと注目されるべき曲だと思いますよ。
ちなみに花田さん、下山さんに池畑潤二さん(ベースは市川勝也さん)が参加しているロックンロールジプシーズで演奏している映像もアップされているようです。

・THE ROOSTERZ「ストレンジャー・イン・タウン」
from album 『NEON BOY 』(COCP-40426/コロムビア)

 このアルバムのキーボードは下山さんが弾いていることを知ったのは雑誌「ミュージック・ステディ」のインタビューでした。
編曲のクレジットで下山さんの方が花田さんより先に出ている意味は結構大きいと思ってまして、ギターのアンサンブルやキーボードの入れ方など、このアルバムから下山さんが編曲面でイニシアチブを取っていくようになったと判断しています。
そして、この時期のライヴではキーボードにサポートとして、ブルートニック~オリジナル・ラヴのキハラ龍太郎さんが参加していたんですよ。

 この曲、リズム・セクションが穴井仁吉さんと三原重夫さんになってからは演奏されてないんじゃないかな?聴いてみたかったです。
(多分、『PASSENGER』ツアーの中野サンプラザ公演で最後に演奏されたのではないでしょうか?但し、再編ライヴ~灘友さんと柞山さんのコンビで演奏されたのを除いて)
当時のテレビ・パフォーマンスからの映像をご覧ください。

 

・THE ROOSTERZ「CRAZY ROMANCE」
from album 『KAMINARI』(COCP-40427/コロムビア)

 この『KAMINARI』はライヴよりもライヴらしいというか、ちょっと荒っぽいけど迫力のある音に仕上がっています。
花田さんと下山さんのインタビューによりますと、このアルバムを好きと言ってますね。
キーボードで参加しているのは当時PINKのホッピー神山さん。神山さんは後に下山さんとFlower Hip~RAELで活動を共にします。

 リアルタイムではこのアルバム、ソノシートが付属していたのですが、その話は後程。

・THE ROOSTERZ「LADY COOL」
from album 『FOUR PIECES』(COCP-40429/コロムビア)

 本来『FOUR PIECES LIVE』で最後に演奏されたものの、諸々の事情でライヴ盤には収録されなかった曲です。
確か客電が付いたままでの演奏だった記憶があります。TVK(テレビ神奈川、「LIVE TOMATO」ということでしょう)では曲の途中から放送されましたね。 

 下山さんと神山さんが新しいプロジェクトをスタートさせようとデモ・テープを募集したら、この曲をアカペラで歌ったもの(しかも音程が調子っぱずれだったとか)が送られてきて、非常にずっこけたというエピソードが知られています。。

・THE ROOSTERZ「TRANSMISSION」
from completion album 『The Last Half Collection THE ROOSTERZ featuring HIROYUKI HANADA』(CA-3701/コロムビア

  この曲の初出はアルバム『KAMINARI』の初回購入特典ソノシート収録曲です。
確かこのCDが初CD化で、後に2枚組の『ベスト・コレクション』に収録されたはずですね。
アルバム未収録曲でしたが、『FOUR PIECES LIVE』の時も演奏されています。
アルバム『KAMINARI』はこの曲がアウト・テイクになる位、バンドとしての勢いがあった時期だったということでしょう。

 ザ・ルースターズのSをZに変えることを提案したのは大江さんだったので、大江さん在籍時のTHE ROOSTERZも存在していますし、それ以前のTHE ROOSTERSについてももっともっと書いてみたいことがありますので、また別の機会に。
 
 明日はTHE ROOSTERZとは深い関係ではないにしろ、花田さんと関わったことがあるバンドにするか?もっとつながりは薄いけど、カッコいいバンドにするか?考え中です。お楽しみに。

 ではまたー。

 
 











 


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