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ケースから一掴みの5曲~ピチカート・ファイヴ・CBSソニー・イヤーズ編

 THE ROOSTERZという思い入れがあるバンドについて書いた翌日の記事は結構難しくて、ひたすら考えてしまうわけです。

 そんなこんなでピチカート・ファイヴのコロムビア時代のライヴでは花田裕之さんがギター弾いたことがあるし、ピチカート脱退した後の田島貴男さんのバンド、オリジナル・ラヴに井上富雄さんやキハラ龍太郎さんが参加したりと、今日もまた思い入れたっぷりのピチカート・ファイヴということにしてみます。
明日もまた大変なことになりそうですが、まあ仕方ないでしょう。

 以前、コロムビア時代の曲について書いた記事もありますね。
ピチカート・ファイヴの全時代で5曲選ぶのはかなりの苦行なので、今回はCBSソニー時代、しかも田島貴男さんが加入してからの作品ということにさせていただきます。

 その前に当時のライヴのチケットを。他にもライヴに通ってましたが、見つかったのはこの2枚だけでした。。すみません。
もしかしたら多少はフライヤーと一緒にしまってあるかもしれませんから、また探してみますね。

 それでは行ってみますか。

・ピチカート・ファイヴ「ホームシック・ブルース」
from album 『ON HER MAJERTY'S REQUEST 女王陛下のピチカート・ファイヴ』(32DH-5279/CBSソニー)

 この曲、チケットにある“SEVEN DAYS”の1曲目だった記憶があるんですよね。
ピチカートが先に出て、あがた森魚さんが後からでした。アンコールの「骨」にピチカートのお三方が出たんですよ。ま、ちょっとコーラス(?)やった程度でしたが。

あ、大学を出て入った会社で仲よくなった同期の人にピチカートのカセットを差し上げた時、それもあって1曲目にしました。懐かしい&恥ずかしい。。

 サイモン&ガーファンクル好きでしたから、この曲はかなり嬉しかった印象があります。
高浪慶太郎さんがポール・サイモンで、田島さんがアート・ガーファンクルのパートといった感じですね。
ずっとこの曲をブレッド&バターにカヴァーしてほしいと思ってますが、なかなか実現しません。 まぁ、実はブレッド&バターにはサイモン&ガーファンクルまんまという曲はほぼないのですが。
一応、この機会に書いておきますね。

・ピチカート・ファイヴ「誘惑について」
from album 『Bellissma!』(32DH-5126/CBSソニー)


 この曲とにかく大好きなんですよね。
もちろん、ピチカート・ファイヴで演奏されたのも印象に残ってますが、田島貴男さんと青山陽一さんのデュオAmazing Soul Brothersで演奏されたのを聴いて更に好きになった記憶があります。田島さんと青山さんが交互に歌ったのがまたよかったんですよ。
青山さんが当時やっていたバンド、GRANDFATHERSの「石のうさぎ」も交互に歌っていて、それも最高でしたね。

 田島さんがピチカートに参加するにあたって、小西康陽さんからヴォーカルについていくつかの注文があったらしく、それが一番反映されたのがこの曲なのかな?とも。

・ピチカート・ファイヴ「指切り」
from album 『SOFT LANDING ON THE MOON 月面軟着陸』(CSCL-1149/CBSソニー)

 これは『Bellissma!』セッションの中の1曲らしいですね。
録音したものの許諾が下りず、このアルバムまで未発売だったんですよね。
ただ、ライヴでは演奏されていたので、お馴染みのヴァージョンではありましたが。

 大滝詠一さん~山下達郎さん(シュガー・ベイブ)~田島貴男さんと名曲が継承された具体例ですね。
この曲もあってなのか、ピチカート・ファイヴとオリジナル・ラヴは平成のシュガー・ベイブと例えられることがしばしばあったと記憶しています。

・ピチカート・ファイヴ「新ベリッシマ」
from album 『ON HER MAJERTY'S REQUEST 女王陛下のピチカート・ファイヴ』(32DH-5279/CBSソニー)

 この曲のギターを花田さんが弾いていますね。
ちなみにアルバムの発売記念ライヴ(会場はインクスティック芝浦)では鮎川誠さんが花田さんのパートを弾いたんですよ。
「バットマンのテーマ」も鮎川さんが参加していたような。「夜をぶっとばせ」もだったか。。こちらは自信ないです。

 次はやっぱりこの曲になるでしょう。
これまた以前書いた記事を引用しますと。

 


・ピチカート・ファイヴ「夜をぶっとばせ」
from album 『SOFT LANDING ON THE MOON 月面軟着陸』(CSCL-1149/CBSソニー)


 作詞が小西康陽さん、作曲が田島貴男さんという組み合わせには名曲が多数ありますが、オリジナル・ラヴのレパートリーだったということもありますから、知名度はこれが一番かな、と。
オリジナルは『女王陛下のピチカート・ファイヴ』に収録されていましたが、こちらは田島さんの弾き語りで収録されています。
時々ライヴでもこの形で披露されましたね。

 というわけで、ピチカート・ファイヴの田島貴男さんが参加していた時期の5曲を選びましたが、高浪慶太郎さんがリード・ヴォーカルの「カップルズ」や「バナナの皮」に戸川京子さんが参加した「ちょっと出ようよ」に「それは恋ではない」、「惑星」辺りも入れたかったし。難しかった。。と。

 ピチカート・ファイヴの全時代を網羅したベストを選ぶとしたら、やっぱり20曲以上になりますよね。それでも足りないかも?
勝手にベスト・アルバムという記事も書いてみようかな、と今思いましたが、大変そうですね。やるとしても先の話です。

 明日もまだ「ケースから一掴みの5曲」をやる予定ですが、これまたハードルが高くなる見込みです。やるかぎりは全力でやります。

 ではまたー。

 



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