見出し画像

獲物の分け前~「レコード・コレクターズ 2022年12月号」編。

 どうもこんにちは。 
実は我が家近くの本屋さんに毎月入荷する音楽雑誌は少なくて、この「レコード・コレクターズ」は発売日近くに行くとなんとか買うことができるんですよ(ちなみにその本屋さんには「ミュージック・マガジン」は入荷しないのでした)。
で、今月のメイン特集が大瀧詠一さん『乗合馬車』ということで、迷わずに購入した次第です。

・「レコード・コレクターズ 2022年12月号」(ミュージック・マガジン)

 ちなみにこの『乗合馬車』は最近多い水曜発売ではなく、50年前と同じく11月25日発売(予定)であります。
昔のレコードは1日、10日、21日、25日が多かったことを覚えている人は少なくないと思いますが、あまりにも長く水曜発売が中心になってしまってますから、機会があるごとに強調するようにしています。

 大瀧詠一さんの『大瀧詠一』(通称ファースト)を初めて買ったのはSKM品番の1500円だったと記憶してます。1981か1982年だったかな?
「おもい」がとにかく大好きでしたね。

 その後、『アーリー大瀧詠一』も買ってます。これは実家の奥地を探せばまだあるはずですが。。

  あ、ちなみに『乗合馬車』についての記事はアルバムが到着するまでは軽く眺める程度にして、読み込まないようにしています。

 この号の特集はビージーズとビーチ・ボーイズというのが、発売時期がダブった以上の意味を感じてしまうんですよね。 
それこそ、はっぴいえんど結成前からの大瀧さんのエピソードを思い起こしますから。

 あとシティ・ポップ関連の再発ニュースも興味深いですね。
伊藤銀次さん『BABY BLUE』や楠瀬誠志郎さん『宝島』に南佳孝さん『12LINES +2』辺りはお持ちではない方におすすめの再発です。

 そして、『ロング・バケイション』の参加ミュージシャン連載インタビューは、木村“キムチ”誠さんというのが嬉しいですね。
ちなみに木村さんはムーンライダーズの初期に周辺にいた人であり、鈴木慶一さん名義の『Science Fiction』ではリード・ヴォーカルをとっている曲があるのです。
その後にはARBのライヴのサポートもやっていて、彼らのライヴ・アンソロジー『ARB RED BOX』には参加している曲が多数収録されています。
そんな木村さんのロンバケ以前の大瀧さんとのエピソードと、そのエピソードが植木等さんとつながるというのが素晴らしいですね。

 売上が予想できる号にこうした力が入った記事が載ることは大事でして、次につながる可能性が生まれると思うわけです。
買い手が買い逃しをすることが少しでも減ればいいのだと実感した私です。

 とにかく早く『乗合馬車』聴きたいな。


 ではまたー。


 

この記事が参加している募集

思い出の曲

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?