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My Favorite Best Album〜ザ・ルースターズ『The Very Best Collection THE ROOSTERS』

 部屋の中の整理を時々やってますが、久しぶりにめんたいビートが入ったケースをチェックしたんですね。
実はシーナ&ロケッツの作品が昨年くらいから色々と発売されまして、ザ・ルースターズの編集盤を外すことも増えてしまってます。
基本、最新のオリジナル・アルバムを復刻したものをケースに入れることにしてますから、編集盤で内容がオススメできないものはケースから外れていくわけなんです。
ちなみに現行盤の『ゴールデン・ベスト』はあまり選曲がよろしくないので、購入してません。
この「定番」シリーズのベスト盤は1997年発売なので、音質的にはちょっと不満が残る仕上がりですが、選曲は1枚ものとしてはなかなか頑張っているので取り上げることにしました。
じゃ、行ってみよー。

・ザ・ルースターズ『The Very Best Collection THE ROOSTERS』(COCA14222/コロムビア)

 このCDは「Let‘s Rock」にだけ(Japanese Version)と表記されてますが、実は「GIRL FRIEND」や「SAD SONG」はシングル・ヴァージョンが収録されてますし、「C.M.C.」は『FOUR PIECES LIVE』収録のライヴ・ヴァージョンです(なのでCDの最後に入っているのでした)。
ちなみにデビュー曲の「ロージー」はアルバム・ヴァージョンが収録されてますね。個人的にはこちらの方が好きなので嬉しいのですが。
「ニュールンベルグでささやいて」はオリジナル・ヴァージョン(Shan-Shanレーベルからの12インチ4曲入からなので、実はありがたい)でした。 

 基本的にはアルバムから1曲ずつとシングル曲中心で選曲されてますから、代表曲はほぼ聴けるという点が素晴らしいわけです。 
シングル曲で収録されてないのは花田裕之さんがヴォーカルになってからの12インチ「ストレンジャー・イン・タウン」(アルバムとは当然ヴァージョン違い)とアルバム『PASSENGER』からのシングル・カット「Burning Blue」ですね。
カップリング曲やソノシート音源を含めると結構アルバム未収録曲やヴァージョンは存在するんですよね。
それらがほぼ収録された編集盤に『ベスト・ソングス・コレクション』が存在して、小松﨑健郎さん選曲で解説も素晴らしいのですが、『FOUR PIECES』からの曲がライヴ・ヴァージョン、つまり『FOUR PIECES LIVE』からのものになっているのが不満なんですよ。

 個人的には小松﨑さん選曲のベストにボーナス・トラック(もしくはディスク)で渋谷公会堂でのアンコールの「VENUS」(『FOUR PIECES』時のライヴ・メンバー+大江慎也さん)、「ニュールンベルグでささやいて」と「ストレンジャー・イン・タウン」の12インチ・ヴァージョンという形なら文句なしかなー。

 でも例えばメンバーの選曲ならどうなるか楽しみではあるけど、どうなるかわからない部分もありますよね。
(特にシングルのみのヴァージョンは)リマスタリングして高品質盤で形にしてほしいんですよね。

 ザ・ルースターズは配信で解禁されたわけですから、自分で好きな選曲するのが一番だとは思いますが、長年報われなかった日々が続いた部分ことを考えるとメンバーに還元される形でベスト盤出してほしいわけです。
勿論、納得できる内容で。

 ではまたー。

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