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読書日記〜「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」

 TECHIIを2冊まとめ買いしたこと取り上げましたが、実はその時のメイン(私にとってはですが)はこのPOP IND‘Sなのでした。
これだけでもかなりお買い得でしたが、TECHIIを加えるとビックリする位にお得でしたねー。感謝。
じゃ、行ってみよー。

•「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」(スイッチ・コーポレーション)

 この号の表紙はコラージュということで誰がどこにいる?クイズの対象になったりすることもあるので、だからかあまり中古市場に出ないんですよね。
この号が出たのは1989年初秋ですから35年とちょっと前になるんですねー。そんなに経つのか。

 巻頭インタビューは鈴木慶一さん。
ファミコン「MOTHER」のサウンド・トラックが発売されるという時期だったんですねー。
ロンドンでのレコーディング話や今後の展望などかなり興味深い内容です。

 続いて杉真理さんのインタビュー。
アルバム『Ladies & Gentlemen』についてのものなんですが、BOXの『BOX POPS』を経て最初のアルバムということで、バンドとソロの作品の違いなどについて深く掘り下げてますね。
それだけBOXが素晴らしかったということなのでしょう。

 佐野元春さん、タケカワユキヒデさんインタビューが更に続きまして、表紙と連動した特集の「POP ARTISTS‘ FILE to 90‘s POP SCENE」です。
イベント”TURN TO THE POP"に出演したり、雑誌「POP IND‘S」で取り上げたバンド(もしくはアーティスト)を紹介する企画です。
これはホントに資料としての意味は大きくて、簡単にバンドを紹介するのには一番いいかもしれないですね。

 更に原田真二さん、レピッシュのインタビューに、意外なところでピーター・ゴールウェイのインタビューと紹介を兼ねた記事があります。
この時期のピーターはブレッド&バターのアルバム『ミッシング・リンク』をプロデュースした頃でもあったし、フィフス・アヴェニュー・バンドの活動が再開した頃でしたから、注目されていました。
ちなみにブレッド&バターとはこの後数年数作アルバムのプロデュースを担当する関係になるのでした。
 
 小林武史さん、遊佐未森さんに久々にメジャーからアルバムを発売したメトロファルスととにかく充実したインタビューの顔ぶれですね。
中古市場に出てこないわけですわ。納得。

・「POP IND‘S No.26」リアルタイムで購入したものと最近入手したもの

 リアルタイムで購入したものもなかなかのコンディションなんですが、それには一部のページに印刷ミスがあって、なかなか読む気になれなかったという理由があったのです。
まー、これからも大切に扱いますが。
「POP IND‘S」の版が小さい号も大きい号も探し続けますから、入手して再読したらまた報告しますね。
「ind‘s」の縦長の号も同様です。

 ではまたー。

 

 


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