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読書日記~岩澤幸矢 岩澤二弓「伝説の[カフェ・ブレッド&バター]

 にしても暑いです。
正午には34℃超えてましたから、午前中は扇風機と冷風扇を回しながら、重要案件の放っておいた(業者に委託する予定だった)件をお茶の間で一人集中してやってましたよ。
予想程度には手間がかかったので、久々にブレッド&バターの本を読み返すことに。
じゃ、行ってみよー。

・岩澤幸矢 岩澤二弓「伝説の[カフェ・ブレッド&バター]」(ワニブックス)

 この本の奥付を確認したら、2011年7月に初版発行されたから、出てもうひど回りしちゃったということですね。
帯には(当時の)最新アルバム『Oh! LIFE』の宣伝が載ってます。

 で、積極的にカフェ・ブレッド&バターに携わった深さの関係でお店について直接語っているのは弟の二弓さんなわけです。
開店するまでの仲間たちとのエピソード、開店してからの青春模様がかなり深くまで描かれています。
ヒッピームーブメントやコンミューンという言葉が思い浮かびますね、
結論としてはコンミューンが崩壊したことによって、活動を休止していたブレッド&バターが本格的に活動を再開することになったとも思えるわけなんですが。。

 幸矢さんのパートではカフェが開店する前、それどころかデビュー前の渡米してヒッピームーブメントを自身で体験したり、ブレッド&バターがデビューするまて、そして、デビューしてからのエピソードも満載ですね。
二弓さんに比べるとカフェとは結果として距離を置いていた形ということがわかってしまいますね。
まー、兄弟がずっと仲良しということは実はそんなに多くないと思いますから、ブレッド&バターでデビューしていてもケンカしたりは当然ありますよね。真面目な話。

 この本はブレッド&バターのファンとしてかなり興味深い内容ですし、当時の若者文化に触れたい方におすすめの本です。

 ではまたー。


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