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変かなわたし

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#花

スイトピー

スイトピー

花言葉 微妙/青春の喜び/門出

私 蝶に恋したの

ひらひらひらひら風にのって
花びらの上で遊んでる

私は うんと手を伸ばし
ひらひらひらひらと
風に揺れ

蝶のように飛べるかと
春が来るのを待ってたの

でも 私は揺れすぎて
ひらひらひらひと 舞いすぎて

フリルのように 身をまとい
飛ぶ事は無かったわ

だけど 夜の暗闇が
しっとりベールを降ろす時

夢の世界でひらひらと
フリルを広げて 

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花一輪

花一輪



一輪の花を手に
歩き

一輪の花を
活けてみる

ほころんていく 空気の中に

ほの明るく華やいで
色を 置いたのね

辺りがそっと波打って

輪になって揺れている

季節の風が

季節の風が


秋の風が吹き始めました。

四季のある国に生まれながら
四季をめでる事の無くなった心は
寂しい気がします。

ゆとりがない、
そもそも 四季を感じる自然がない。

いろいろ 思い浮ぶ言葉はあるけれど
ほんの僅かでも
ほんのひと時でも

年に4回、5、6回
四季を楽しむ心を
失いたくはないです。

花も、木も草も
いつも そこに
命を生きている事に
気付きさえすれば良いだけなのに。

百合の花咲く

百合の花咲く



百合根から 百合の花咲く

何の不思議も無いけれど

この雑草の茂みの中
芽を出し、葉を出し、茎を伸ばし、

花咲く 生命のきらめく奇跡

それは 不思議な

初めて 小さな 
生まれ出た 命を抱いた時のよう

初めて 両掌で 
小さな命の 鼓動を感じた時のよう

「ありがとう」と
「生まれて来てくれて」
「ありがとう」と

言葉 溢れて来る

月の香り

夜開く花があります。
月の光に浮かび上がり 甘い香りを放つ美しい花たちは
何処か神秘的で妖しげな 魅惑的な魅力を持っているのかも知れません。

満月の夜の狼男だとか 満月の夜には犯罪が増えるとか
魔女にまつわるエピソードを聞くと 闇の深みに誘われていく
得体の知れない魔力を持っているのかも知れないと思ってしまいます。

月の満ち欠けは、より日々の生活に密着した影響を持っているのかも知れません。

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